ドラマ『POSE』を手がけた『ライアン・マーフィー』とは?過去の作品集もご紹介!

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5月13日、FOXチャンネルで放送が開始した『POSE』。

数々の大ヒット作を手がけるライアン・マーフィーが製作総指揮を務め、アメリカではもちろん日本でも期待が高まる作品です。

今回はそんなライアン・マーフィーの過去作品や彼自身についてご紹介していきたいと思います!

目次

ライアン・マーフィーとは?

  • 本名:Ryan Patrick Murphy
  • 生年月日:1965年11月30日
  • 出身地:アメリカ
  • 配偶者:デヴィッド・ミラー

私生活でも同性愛者であることを公言しており、2012年の7月に雑誌『VOGUE』のインタビューで交際2年になるカメラマンのデヴィット・ミラーと結婚したことを報告しました。

今作の『POSE』では自身の体験やLGBTQ+として生きる彼らのリアルな苦悩を描きだしています。

ライアンマーフィーの主な経歴

大学卒業後、『ロサンゼルス・タイムズ』『デイリー・ニューズ』等に寄稿しジャーナリストとして活動していたライアン・マーフィー。

1990年代後半には脚本家としての活動を始めました。

当時執筆した『Why Can’t I Be Audrey Hepburn?』はスティーヴン・スピルバーグによって購入されるなど活動当時から才能に溢れた人でした。

1999年にはテレビドラマの仕事にも着手し始め、若者向けコメディ作品『Popular』は2シーズン放送されました。

続いて2003年に放送された『NIP/TUCK マイアミ整形外科医』では企画・製作・脚本・演出を手がけ、翌2004年にはエミー賞ドラマシリーズ監督部門にノミネートされ、さらに翌2005年にはゴールデン・グローブ賞で作品賞を受賞しました。

映画監督としても活躍するライアン・マーフィー

彼はテレビドラマの仕事だけにとどまらず、2006年には『ハサミを持って突っ走る』で映画監督デビューを果たします。

続いて2010年には恋愛映画『食べて、祈って、恋をして』を製作し、脚本と監督を務めました。

『食べて、祈って、恋をして』では数々の名言が生まれており、女性からの支持もあつい映画でしたよね。

ライアン・マーフィーのヒット作品

日本でも有名なテレビドラマシリーズ『glee』は2009年から2015年の6年間にわたって放送され、2010年のエミー賞では20部門にノミネートされ、監督賞を含む4部門を受賞しました。

さらに2011年から現在も放送中の『アメリカン・ホラー・ストーリー』第1シーズンは2011年に放送されたテレビドラマシリーズで最高の視聴率を獲得しています。

そして2018年から放送されている『9-1-1:LA救命最前線』でも企画・製作総指揮を務めており大ヒットを記録しています。

さらに今年2018年、ライアン・マーフィーはNETFLIXと320億をも超えるテレビ業界のプロデューサーとしては破格の値段で契約をし、21世紀FOXとの契約が切れる7月1日から5年間にわたって新しい映像作品を提供するとの噂もあります。

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ライアン・マーフィーのヒット作を詳しく!

世界から注目を受けるライアン・マーフィー。

そんな彼の主な作品について詳しくご紹介していきます!

『NIP/TUCK マイアミ整形外科医』

タイトルは『NIP/TUCK マイアミ整形外科医』ですが、この作品に整形外科は登場せず、「形成外科」や「美容外科」が登場します。

マイアミを舞台とした美容整形手術のリアルな現場を描いた今作は、生々しい手術シーンや生々しい恋愛シーンで注目を受けました。

そのリアルさからアメリカのテレビ内容を監視する非営利団体等から批判を受け、ドラマのスポンサーを降りる企業も現れるなど何かと注目度の高い作品でした。

そんな批判もさながら2005年には『24』『LOST』といった大ヒット作を退けゴールデン・グローブ賞の作品賞を受賞し、2010年から放送されたシーズン6で完結しました。

日本でも2005年5月1日よりFOXチャンネルにて開始し、シーズン4まで放送されました。

姉妹局であるFOXライフでシーズン1から再放送されるとともに2009年春からシーズン5が放送されました。

美容整形をするためクリニックに訪れる患者ひとりひとりのバックボーンが視聴者の胸にささり、大人気の作品でした。

アメリカの大手評価サイト『Rotten Tomatoes』では批評家からの支持率が’75%、一般視聴者からの支持率は81%と肯定的な意見が多くのぼりました。

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『食べて、祈って、恋をして』

2010年に公開された恋愛映画『食べて、祈って、恋をして』。

原作はエリザベス・ギルバードによる小説で、累計700万部を売り上げているヒット作です。

離婚を経験したジュリア・ロバーツ演じるひとりの女性がイタリアで食を楽しみ、インドで祈りをささげ、インドネシアで恋をするという一つの映画で3ヶ国も楽しめる作品となっています。

この映画からは多くの名言が生まれています。

  • Eventually everything goes away.

(やがてすべては過ぎ去っていくもの。)

  • Only way to heal is to trust.

(傷を癒す一番の方法は信じるということ。)

  • It’s ok to have broken heart that means you have tried for something.

(傷ついたっていいの。それはあなたが挑戦したっていう証だから。)

  • Sometimes, to lose balance for love is part of living balanced life.

(ときどき恋愛のバランスがとれなくなるのは当たり前のことよ。)

などなど…失恋した時だけではなく、心に傷を抱えた時にも沁みる名言がたくさん溢れています。

しかしRotten Tomatoesでの評価は批評家たちの支持率は36%、一般視聴者からの支持率も42%と低くなっており、口コミでも「内容が薄い」など批判的なコメントも見受けられます。

一方で「気分転換には最適!」「料理が美味しそうで見ていて楽しい!」「名言が心に沁みる!」など肯定的なコメントもあります。

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『glee』

20世紀FOXで製作され、2009年5月19日から2015年3月20日にかけて全121話が放送された『glee』。

「glee」とは自分を解放し歓喜することという意味で、本作ではチームで一丸となって歌をダンスの芸術性を高め、パフォーマンスで競い合うというストーリーになっています。

プロのダンサーやミュージシャンはもちろんブロードウェイでの舞台経験をもつ実力派のキャストを集めており、作中ではそんな実力あるキャストたちが各エピソードごとに幅広いジャンルの中から名曲をカバーし、毎回話題になりました。

「geek」という『glee』のオタクを表す言葉ができたり、作品のサウンドトラックが3作品連続で全米アルバムチャートの1位を記録したりと社会現象を巻き起こし、若者だけではなく幅広い年代の方に親しまれました。

またシーズン5の撮影前である2013年にはメインキャストのひとりである「コリー・モンティス」が急遽し多くのファンを悲しませる出来事もありました。

そのことからシーズン5以降では新たにストーリーが書き換えられ、シーズン6で終了となりました。

者もこの作品をみましたが何せパフォーマンスがすごい…!

歌のうまさはもちろんダンスもみんなキラキラしていてかっこいいんです。

登場人物はスクールカースト最下位のいじめられていたりゲイであったりする人たちなのですが、彼らの努力やセリフが胸にささります。

Rotten Tomatoesでは批評家の支持率71%、もっと見たい!という声が70%もあり、さすが大ヒット作…という感じですね。

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『アメリカン・ホラー・ストーリー』

シーズンごとに舞台や時代設定、キャラクターが変わるサイコスリラーのテレビドラマ。

2011年の放送開始年より大ヒットを記録しており、現在にわたるまでに全8シーズンが公開されています。

ただのホラーではなく、人種差別や同性愛といった問題を織り交ぜており、人々の胸に問いかける作品となっています。

シーズン4では「怪奇劇場」が物語の舞台として描かれており登場人物が歌うシーンが魅力的でした。

『デヴィッド・ボウイ』『ラナ・デル・レイ』といったダークな雰囲気を醸し出しながらも人気を得ているアーティストの楽曲が選ばれており、選曲の基準として、曲を作ったアーティストがフリークであったことだとライアン・マーフィー自身が語っているようです。

1つのシーンを撮影するために15時間をかけることもあるほど力を入れて製作されたこの作品はRotten Tomatoesでは批評家からの支持率76%、一般視聴者からの支持率71%とこちらも評価の高い作品となっております。

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『9-1-1:LA救命最前線』

1140万人の視聴者を獲得し、放送3話目でシーズン2の放送が決定した『9-1-1:LA救命最前線』。

タイトルにもある911とはアメリカの緊急ダイヤルのことです。

「こちら911です。どうしましたか?」から始まる物語は通報を元にオペレーターが警察や消防に連絡をし、彼らが到着するまでの間オペレーターが通報者にその場の対処法を指示。

到着した警察官が事件の容疑者を逮捕するため原因を調べるというのが1話の流れです。

1話のなかにいくつもの事件が盛り込まれていて飽きがくることはなく、それぞれの仕事の目線から物語を楽しむことができます。

Rotten Tomatoesでは批評家からの支持率が85%、一般視聴者からの支持率が74%と批評家からの支持がかなりあつく、大ヒットドラマであることがうかがえます。

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『POSE』

5月13日から日本でもFOXチャンネルで放送が始まった『POSE』。

ライアン・マーフィーの過去はもちろん、LGBTQ+の方たちの苦悩をリアルに描いた今作は第1シーズンから1ヶ月で第2シーズンの作成が決定。

ゴールデン・グローブ賞のドラマ部門にノミネートされ、Rotten Tomatoesでは批評家からの支持率が96%、一般視聴者からの支持率が82%とかなり高評価を得ております。

「ストレートの男性がトランスジェンダーの役を演じる時代はもう終わった。」

「このドラマこそ僕のキャリアのハイライトとなるだろう。」

製作総指揮を務めるライアン・マーフィーが語る今作はアメリカだけでなく日本での期待も高まっています。

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まとめ

大ヒット作品をたたきだすライアン・マーフィー。

そんな彼の最新作である『POSE』が5月13日からFOXチャンネルで放送開始しています。

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過去作品もU-NEXTを始めとした動画配信サービスで楽しむこともできますので、『POSE』と同時進行してライアン・マーフィー作品にどっぷり浸かるのもいいですね!

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