キムタクが使用する鍋・カトラリー・包丁、衣装や髪形に至るまで…ドラマ中に登場するあらゆるツール・身に着けているものが、何かと話題になっている「グランメゾン東京」
その中でも、「尾花の包丁」がカッコイイ、どこの包丁?同じ包丁は買えるの?など、たくさんの声が寄せられ、注目を集めています!
この放送を機に、何と料理人界隈でも人気の黒刃包丁!
どこで購入できるのか?お値段は?特注なの?と、気になることは増すばかり!
そこで、今回は「尾花の包丁」について、ご紹介していきたいと思います!
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『グランメゾン東京』でキムタク(尾花夏樹)が使用している包丁
福井県にある「高村刃物製作所」という刃物メーカーが作っている、オリジナルブランドの包丁だそうです。
ドラマの試写会後、木村さんのインタビューにて、
「岸田シェフやコックコートを着られているみなさんなら、ご理解いただけると思うのですが、日本のご兄弟がやっていらっしゃるナイフ屋さんのもの(高村刃物製作所)を使用しています。そこで特別に柄がすべて赤く、黒身のナイフを尾花夏樹用に作っていただきました。」
と明かしています。
この「高村刃物製作所」さん…調べてみるとすごい刃物メーカーさんでした!
その高い技術力が認められ、代表の「高村利幸」さんが黄綬褒章を受章するなど、包丁界では知らない人はいないまさに「匠」のメーカーさんだそうです。
家庭用包丁も取り扱っていますが、主に「本職用包丁」に力を入れています。
匠の技で作られた包丁の切れ味は評判が高く、プロの料理人からの貴重な意見をもとに作られているため、「高村作」を指名買いするシェフや料理人が世界中にあふれているそう。
実際に、日本だけでなく、ドイツ・オーストラリア・スウェーデンなど、世界20か国以上で販売されています。
その高い技術力を支えているのは、高村製作所のある「心意気」…信条は「よい材料、よい鍛造・熱処理、よい砥ぎ」という3つの精神。
その工程は100以上あるそうで、そのうち一工程でもおろそかにしてしまうと、結果として良いものができない…だから一工程も気が抜けないのだとか…。
その姿は、「ものづくり」大国ニッポンを、証明しているようにも感じます。
その確かな技術力、料理人の意見を取り入れ、改良を重ねる柔軟性、たゆまぬ努力…それらが、数多くの料理人を魅了しつづけているんです。
そんな技術の結晶のような包丁を選ぶなんて、さすがキムタクだなぁと感心してしまいます。
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<高村刃物製作所>
- 所在地:福井県越前市池ノ上町49−12
- 電話番号:0778-24-1638
- 公式ホームページ
キムタク(尾花夏樹)の包丁はオーダーメイド?
これらの包丁は、木村さんが「尾花夏樹として」高村刃物製作所にオーダーメイドした「特注品」だそうです。
「ダマスカス 打雲 花」に、ワインレッドの柄、特注の黒い刃をつけているようで、実際に、黒い刃でワインレッドの柄の包丁は、高村刃物製作所さんの既存のラインナップにはありませんでした。(似たようなモデルはありましたよ)
未発売品の商品のため、一般発売は今のところ予定がないようです。
同じモデルを手に入れたかった方は、残念…。
しかし、同じようなモデルなら、楽天市場などのネット通販でも購入可能ですし、時期にもよりますが、大手百貨店の期間限定ショップに高村刃物製作所が参加している場合は、直接購入することもできます。
実際、銀座・三越では、過去にそのようなフェアが開催されていたようです。
いずれにせよ、特注品をオーダーしてしまうキムタクの「本気度」は、さすがと脱帽です。
特注品の包丁!気になるお値段は?
特注品というと、気になるのがそのお値段。
特注品のため、正確な値段は判明しませんでしたが、尾花のモデルになっている包丁の値段が、ペティサイズで¥26,800。
特注品なのでおそらく1本10〜20万円程度、尾花が3本携帯していることを考えると、総額50〜60万円くらいでしょうか?
3つ星を狙っている超一流シェフなら、使用する包丁も超一級品ですね!
黒刃の包丁って?
黒刃の包丁って、あまり見かけないですよね?
黒刃は高村さんの通常ラインナップにもありませんでした。
どうやらテフロン加工を施した新作のようで、その様子がインスタに載っていました!
キムタク(尾花夏樹)の包丁ケースのメーカーとお値段は?
尾花は包丁をオシャレな革製の持ち運び用のケースで携帯していますよね?
紐を解いて、さっと洗練された包丁たちが現れる様子は、スマートでかっこいいですよね!
記憶に残ってる方も多かったようです。
あの包丁ケースは、東京の町田市にある「fujioka leather」さんの商品だそうです。
お店の方のインスタを拝見したところ、グランメゾン東京に使用されたことが記載されていました。
ちなみに、お店の方のブログに、fujioka leatherを始める前は「料理人(イタリアン)」をされていたことが記されています。
「元料理人が作る包丁ケース」ならば、料理人が理想とする形が再現されているはず!
それをチョイスして、ドラマで使用する辺りが、さすがキムタク…並々ならぬこだわりを感じます。
ちなみに、「fujioka leather」さんも、高村刃物製作所さんと同様、モノ作りに魂を込めている作り手さんなんです。
「fujioka leather」さんのHPには、クオリティーを守る為、全ての作業を一人で行い、手縫いで製作していること。
良質な革を使い、セミオーダーやフルオーダーにも応じる「世界に一つだけのレザーアイテム」を製作することが記されていました。
実際に、「グランメゾン東京」で使用している包丁ケース、他では見かけない、刀の鞘のようなフォルムで、かっこいいですよね?
日本の武士…といったら大袈裟かもしれませんが、「職人気質」が漂ってる作品だと思いませんか?
作り手も、使い手も、まさに「職人」…そんなことが自然と伝わってくる作品です。
[st-kaiwa8]ちなみに!「グランメゾン東京」からは、2つオーダーを受けているそうで、尾花以外のもう1つについては、またドラマで登場したらご紹介します!と添えられていました。[/st-kaiwa8]
これ、もしかしたら、玉森さん演じる祥平が使用している包丁ケースなんじゃないかな?と思っています。
確信はないですが…ドラマ中で祥平が尾花と色違いの包丁ケースを使用していたシーンがあったような…違ったらごめんなさい(汗)
そうだとしたら、心のどこかでやっぱり尾花を「料理の師」と慕っているんだろうな…とか読めて、祥平の複雑な心境が垣間見れます。
こんな細かい設定まで、仕込んでいるんだったら本当にすごい!
<fujioka leather>
- 住所:〒194-0012 東京都町田市金森3-1-12
- TEL:042-799-1678
- 公式ホームページ
筆者の見立てが正しいか…「fujioka leather」さんのブログ更新を待ちましょう♪
【グランメゾン東京】キムタク(尾花夏樹)が使用する包丁とケースまとめ
今回は尾花が使用する包丁・包丁ケースについて、まとめてきました。
小道具1つ1つにも、妥協しない、プロ魂をそこに見た気がしました。
この熱量すごくないですか?
もはや小道具の域を超え、ドラマを構成する重要な「名脇役」となっている…と言えそうです。
包丁も話題ですが撮影で使用されたキッチン用具もどうやらこだわりがあったようで、作品を作り上げる熱量は制作サイドも同じだったというのが良く分かりますね。
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