海外ドラマ『POSE』の2話あらすじとネタバレや感想レビューは？

2019年5月22日2022年10月4日

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5月よりFOXチャンネルで放送が決定した『POSE』！

ライアン・マーフィーの手がけた作品ということでアメリカでも注目されている作品です。

今回は第2話の細かなあらすじとネタバレをご紹介していきます！

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あらすじ　※若干のネタバレを含みます

ボールでの対決

再びハウス・オブ・アバンダンスと対決を試みたハウス・オブ・エヴァンジェリスタ。

青いドレスに身を包むエレクトラ、大してショッキングピンクのドレスに身を包んだブランカ。

熱いヴォーギングを披露する二人、結果は全ての審査員が満点を出してブランカの勝利。

エレクトラは激怒し「せいぜい喜ぶがいいわ、審査員はあんたに同情してただけよ！」等、ブランカに暴言を吐きその場を後にします。

デイモンの初デート

ボール後、リッキーという若者に声をかけられるデイモン。

リッキーの誘いで二人はデートへと出かけます。

「3時には帰ってきなさいよ、遅刻は許さないからね」と送り出されたデイモンは嬉しそうにデートへ。

甘い雰囲気のまま二人は急接近しました。

門限を2時間も過ぎ、静かにドアを閉じ帰ってきたデイモン。

眠らずに待っていたブランカはデイモンを叱ることなく、ゲイのあり方についてや彼の今後の人生について優しく諭しました。

NY1のゲイバー

NYで最高だと謳われるのゲイバーである場所でマザーになったことを祝いたいというブランカ。

エレクトラの取り巻きであるルルをハウス・オブ・エヴァンジェリスカにスカウトしますが、ルルはボールでの勝利が欲しいとスカウトを断ります。

おまけにそのゲイバーは女装をしているゲイに対しての差別がひどく、ルルやその他ドラァグたちが避けている場所でした。

ブランカはその差別に真っ向から立ち向かおうとします。

しかし何度向かっても失敗に終わり、自体は最悪な方向へと向かっていくのでした。

バレエ鑑賞かデートか

楽しそうにダンスレッスンをするデイモン。

そんなデイモンの才能に一躍かっている学園長のヘレナは土曜の夜にバレエを観に行かないかとデイモンを誘います。

リッキーとの約束の間で揺れるデイモンでしたが、ファミリーから夢を追ってほしいと話もありバレエをみにいく決断をします。

ストレスまみれのスタン

一方、スタンは忙しい毎日を送っていました。

家に仕事を持ち帰り、忙しく電卓のようなものを叩いているスタンに食器洗い機がほしいと伝える妻のパティ。

そのことがきっかけでスタンとパティは喧嘩になってしまい、スタンは家を飛び出します。

土曜日なのにも関わらず「仕事へ行く」と飛び出すスタンが向かった先は…

約束の日

約束の土曜日、リッキーはダイナーでデイモンを待っていました。

なかなか来ないデイモンにしびれを切らしたリッキーは怒ってダイナーを後にします。

その頃デイモンはバレエ鑑賞中で涙を流し劇の途中にスタンディンクオベーションをしてしまうほどに感動していました。

エンジェルとスタン

家を飛び出したスタンはいつもの場所にエンジェルを探しに出ていました。

しかしエンジェルは外でお客を捕まえるのをやめ、お店での仕事を選んだと仲間から伝えられます。

二人が出会ったのはのぞき部屋でした。

そして二人は外で会う約束をし、ダイナーで食事をします。

今までの仕事とは違い、確実に稼げて触られないし安全だというエンジェルに部屋を与えるから仕事を辞めてくれと言うスタン。

しかし奥さんと離婚することはなく、毎日会うこともできないと告げ、道端で殺される可能性がうんと低くなるなら…とエンジェルも承諾。

スタンは1年契約でエンジェルに家を借りることにしました。

ハウスでのルールは…

バレエの舞台をみて感動したことをリル・パピに伝えるデイモン。

浅瀬付近を歩きながら話す二人でしたが、そこでデイモンはリル・パピがドラッグの取引をしていることを知ります。

「君が言わなきゃバレない。行かなきゃ」といいその場をたちさるリル・パピ…。

ハウスでのルールの一つに薬物は取引も含めて禁止というのがあったはず。

困惑するデイモンの目の前に現れたのはリッキーと新しい彼女らしき人物。

土曜の夜に行けなかったことを謝るデイモン。

リッキーは自分が野宿をしていること、お金を盗んでくらしていること、自分は最低だけどデイモンと一緒なら飛べる気さえしたと話します。

ですが土曜の夜のことがきっかけで、リッキーは置いていかれたと感じていました。

仲直りできずに離れる二人…。

わざわざ会いにくるエレクトラ

一方その頃ネイリストとして働くブランカの元にエレクトラが訪れます。

皮肉を言い飛ばすもののもう一度ボールで自分と戦うよう伝えるエレクトラ。

そしてゲイバーでブランカが差別に立ち向かっていることを噂に聞きつけ、それは勝てない戦いだと忠告します。

ハウスの子たちのためにも、諦めていた世界への扉を開きたいと伝えるブランカに対し、私たちは失望を受け入れる宿命なのだと伝えるエレクトラ。

すれ違う二人。

エレクトラはそのままネイルサロンを後にします。

サラリーアップのお願い

その頃スタンは上司の元へと出向き、給料を10%あげるかかボーナスをもらいたいと伝えていました。

上司であるマットは女の存在に気づき、最初はごまかしていたものの素直にプエルトリコ人であると伝えたスタン。

彼女がゲイであることは伝えませんでした。

お金の工面はうまくいき、スタンはオフィスを後にしようとするスタン。

そこでマットは「奥さんとは別れるな。女が妊娠したら俺に相談しろ」と伝え、スタンはオフィスを出ます。

ブランカと差別

場面は変わり、再度ゲイバーに訪れるブランカ。

バーの店員も常連客も彼女を差別の眼差しで見ていました。

「私を普通の客として扱ってくれるまで通うわよ」

しつこくするブランカをうざがった店長は警察を呼び、皆と対等に扱ってくれないことに対する不満を伝え、口論が始まりブランカは手錠をかけられ、留置所へと連れていかれます。

しかしすぐに保釈されるブランカ…！保釈金を払ったのはエレクトラでした。

エレクトラは、“あそこが私たちの場所であり、外の世界に愛をみつけたとしてもボールがすべてである”とブランカに伝えました。

複雑そうな表情を浮かべるものの、保釈されたブランカを後に高級車に乗り家へかえるエレクトラ。

ラストシーンにかけて

そしてその頃デイモンは再びリッキーと再会し、バレエに誘います。

最初は断ったリッキーでしたが、デイモンの誘いもあり一緒に行くことに。

そしてその夜、ボールにはブランカの姿が！

二人はボールで戦いますが、今度の勝者はエレクトラでした。

そしていよいよラスト数分…。

スタンは奥さんへ食洗機をプレゼントし、のぞき部屋にいるエンジェルに家の鍵を渡します。

デイモンはリッキーとバレエ鑑賞へ。

ブランカは外からゲイバーを眺めるだけ。

エドヴァルド・グリーグの『山の魔王の宮殿にて』が激しく流れ第2話は終了です。

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【POSE】第2話ネタバレ

＜あらすじよりももっとネタバレ情報が含まれますのでみたくない方はスクロール推奨です＞

デイモンとリッキーのデート

浅瀬のベンチと思わしき場所でいい雰囲気になるふたり。

公園で追いかけっこをし、リッキーのお気に入りの場所へ。

さらにいい雰囲気になるふたり…！

デイモンはキスさえしたことなく、その雰囲気に戸惑いながらも恋へ落ちていきます。

そのまま熱いキスを交わす二人でしたが、デイモンが心の準備ができていないと伝えたところ、リッキーも優しくそのことを理解し、二人は手を繋ぎます。

次のデートでピザを食べながら映画をみることを約束し、甘い雰囲気のままその場をさった二人でした。

その後ブランカと話すデイモンでしたが、避妊の大切さエイズの恐ろしさをデイモンに語ります。

デイモンが自室へ戻ったあと、タバコを吸いながら涙をこらえるような仕草をするブランカ…。

ファーザー以外はブランカがHIVであることを知らないわけですからこのシーンは視聴者にとってとても胸をうつシーンだったことでしょう。

ショーワールドでのエンジェルとスタン

浅瀬での仕事ではなく、別の仕事を選んだエンジェルに会いに行くスタン。

教えられた場所はのぞき部屋でした。

彼女にとってその場所は一晩で125ドルを稼げて誰にも触られないで済む場所で、おまけに浅瀬よりも体に負担が少なく稼げる場所だったのです。

店へ到着し、受付でエンジェルを指名したスタン。

「彼は人気だ」という受付に「彼女だ」と言いなおすスタン。

伝えられた部屋へ行くとそこにはエンジェルの姿が。

「こんな場所　君にふさわしくない」

「他の男にそんな姿を見せたくない」

「君が頭から離れないんだ。仕事中も妻と寝ているときも」

「君のことをここから連れ出せるかな？」

そして二人はお店の外で会う約束をします。

奥さんがいるにも関わらずエンジェルの虜となっているスタンでした。

外で会う二人

ダイナーで1年契約で家を借りると相互に承諾しあったのち、エンジェルはスタンに「あなたは何ものなの？」と尋ねます。

エンジェルは他のお客のように体に触れてもこないし、好きだというわけでもなくただ自分によくしてくれるスタンのことを理解できないでいました。

スタンは答えます。

「僕は体裁を気にして仕事も買うものも選ぶ。主張などない。不相応なものを買うこともできるけれど実感がない。僕はただの中流階級の白人だ。」

「だけど君は君だ。それゆえに差別されたとしても、僕は数少ない偽りなきひとと一緒にいたい。人生に一人でも本物が欲しい。」

スタンのその言葉で二人はいくつか会話を交わし、エンジェルは仕事に戻ると席をたちます。

その時スタンが「愛を信じる？それも郊外のたわごとかな？」とエンジェルに尋ねます。

エンジェルは何も答えることなく、スタンの輪郭を撫でてその場を後にするのでした…。

【POSE】第2話の感想

スタンとデイモンの恋愛模様がぐいぐいくる～～！！

のぞき部屋でのエンジェルに対する態度っ…急にスタンが自分の思いの丈を口にするもんだから驚きました。

しかも止まらないんだこれが！

ぺらぺらと自分の想いを話すスタンに1話の奥さんとの間に揺れる葛藤は何だったんだと…。

まさか2話にしてエンジェルに家を借りてあげるなんて誰が想像したことでしょう…。

ラストシーンでは二人とも嬉しそうな表情を浮かべていましたが…それでいいのか…。

二人とも悲しむ存在がいるということを忘れていないか…(;o;)！！

スタンがエンジェルに惹かれているその心情がこれからどのように描かれていくのか、奥さんはどのように関わってくるのか…楽しみですね。

それからデイモンとリッキーの二人も急接近しましたね！

「早い早い早い早い…！」なんてテレビをみながら叫んでしまうほどに急接近にも程がありました。

ブランカのタバコを吸いながら涙ぐむシーンは視聴者とファーザーだけの秘密ですから…何かもう涙が出ました。

奇跡が起きたらいいな…。

未来の子どもたちのためにと差別に真っ向から向き合うブランカに対し、私たちの居場所はボールだけだと言い張るエレクトラ…。

エレクトラも自信に溢れているように見えますが、たびたび口にする「私は白人女のように街を歩ける！」という言葉や白人男性の愛人であること等を取り除けばエレクトラには何が残るのでしょう。

彼女自身も色々と複雑な事情を抱えていそうですよね…。

第2話のラストシーンではエドヴァルド・グリーグの『山の魔王の宮殿にて』が流れ目まぐるしくシーンが展開し終了しました。

こんなの第3話が気になるに決まってるじゃないですか～～！！

ネットの感想

ライアン・マーフィーのドラマ「POSE」。今週FOXで第2話。全く期待してなかったけど、面白いっ！ゲイでドラァグクイーンで真剣勝負。差別と闘う姿勢。おまけにマジ青春モノ。シビアなのに全体的にどこか暖かい眼差しに包まれてるのが好き。【Pose (FX) First Look Trailer】 https://t.co/7VwGJtquWa

— snt (@snt_tokyo) 2019年5月20日

FOXの新ドラマ『POSE』第2話すごいよかった…

ドラマを観るのが苦手な私ですが、とりあえずこの作品だけは観続けたいと思います。

— YUKI (@yuki0111snow) 2019年5月20日

「POSE」第2話観た。
やっぱりこのドラマ面白い。
フォーマット的には80年代の青春映画の様な感じだけど、生きるって事がどういう事なのか、夢や自分の居場所を勝ち取る事の難しさや大切さが伝わってくる。
まあ難しい事は抜きにしてもハウス同士のファッション対決やダンスシーン観るだけでも楽しい。

— ぐっちー (ちゃぶさん) (@ak_yama050) 2019年5月20日