【鎌倉殿の13人】ネタバレ有の感想とあらすじ!北条義時(小栗旬)成功者への物語

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2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は、鎌倉幕府を開いた源頼朝の正室、北条政子の弟である北条義時(小栗旬)が主人公。
武士の政権を握る鎌倉時代で、北条義時はどうやって頂点を極めたのか。運命の物語がどう描かれていくのか注目です。

『鎌倉時代13人』のあらすじや、視聴中の感想(ネタバレ込)をまとめました。

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目次

【鎌倉殿の13人】第1話のあらすじ・感想(ネタバレ有)

第1回「大いなる小競り合い」あらすじ

1175年、平清盛(松平健)が大権力者として君臨していた日本。伊豆の地では、北条義時(小栗旬)が兄・宗時(片岡愛之助)、姉・政子(小池栄子)らとのんびり暮らしていた。しかし、流罪人・源頼朝(大泉洋)が義時の幼なじみ八重(新垣結衣)と恋仲になり、男児が生まれたことで状況は一変。清盛から頼朝の監視を任されていた八重の父・伊東祐親(浅野和之)は激怒する。頼朝が姿をくらます中、北条家にも捜索命令がくだり……

引用:『鎌倉殿の13人』公式サイト

「大いなる小競り合い」感想(ネタバレ有)

鎌倉殿の13人の第一回に登場するのは主演の小栗旬演じる「北条義時」の北条家、北条家と縁続きの伊東家、そして北条家でかくまわれている「源頼朝(大泉洋)」です。

義時の姉「政子(小池栄子)」は頼朝にベタ惚れ、兄「宗時(片岡愛之助)」に期待していますが、その頼朝は伊東家に命を狙われています。
その理由が伊東の娘「八重(新垣結衣)」を孕ませたから!それを聞いて、八重に惚れていた義時はショックを受け、頼朝に肩入れをする兄や姉とは反対の気持ちを持っていましたが、結局は頼朝を逃がすため、女装をした頼朝を後ろに乗せて馬を走らせるのでした。
縁続きの北条家と伊藤家の中でのトラブルはなんとも気まずく、しかも怒り心頭の伊東は下人を使って自分の孫にあたる頼朝の子どもさえ殺してしまいます…!

小競り合いとは言いがたい状況ですが、第一回タイトル「大いなる小競り合い」このタイトルはしっくりくる、そんな内容でした!役者の皆さんの演技は期待通り!
シリアスな場面が多いように感じましたが、人間味が溢れていて、家族との関わりのシーンでは本当にほのぼのとした雰囲気がありました。

三谷幸喜脚本の特徴はどんなところに出るかな、と思いながら見ていましたが、やはり笑いどころがしっかりありました!女装して逃げる頼朝の顔にはおしろいと、頬はほんのり赤く化粧されていて、それなのにひげはしっかりある…そして返事をする際は裏声で「ハイ!」。喜劇作家らしい作品で、次回も楽しみです!

30代女性

目の付け所が穿っており、少し違った見方で大河ドラマが送られるのは、本当ならば源頼朝を主人公とする王道の脚本の中で、三谷幸喜脚本となると一筋縄ではいかないところだ。

北条義時、北条の流れを司り、後々執権の世襲の立役者となる人物を描くことにより、その北条政子の弟としてと、源頼朝とその父である北条時政との関係をうまく脚本にして描いており、その鎌倉殿を取り巻く13人のご意見番のそれぞれ思惑が複雑に交差するのではないかと思っている。
ただ、大河ドラマでのスパンからして余裕を持って送れると思うのだが、この13人という人物は、少し風呂敷を広げすぎではないかと歴史好きからは感じてしまうかもしれない。

40代男性

小池栄子演じる北条政子が、とてもよかったです。もっとキツい気の強そうな女の人かと思っていたら、すごくかわいくてすぐにファンになりました。頼朝とお近づきになりたい一心で、あれやこれやと手をつくす姿は完全に乙女で、史実から頼朝と夫婦になると知っていても、応援している自分がいました。
また、北条義時(小栗旬)の手助けを借りながら源頼朝(大泉洋)が馬に乗せられ追っ手から逃げるシーンも印象的でした。

大河ならではの壮大な映像で描かれる疾走感の中で、三谷幸喜脚本らしいクスッと笑えるセリフが散りばめられていて、こういう大河が観たかったのよ!と1話でしたが満足感が高かったです。長い期間放送されるドラマですが、楽しみながら毎週欠かさず観たいなと思っています。

40代女性

三谷幸喜さんが手がけるということでもっとコメディーになると思っていた。

あまり歴史のことを詳しく知らない人でもわかるように登場人物の説明が丁寧にされていて、とても見やすかったです。

源頼朝を演じている大泉洋さんがちょっとお茶目な女装?をしている所は三谷さんらしく、真剣な顔をしている時とのギャップが良かったです。

今後、北条政子を演じる小池栄子さんとの関係や源義経を演じる菅田将暉さんとの関り方、北条義時を演じる小栗旬さんの手腕など見どころがたくさんあるので、期待したいです。

40代女性

三谷幸喜が脚本ということで、良くも悪くも堅苦しさのない現代風のセリフ回しとコメディっぽさが、ところどころに見られる内容でした。

後に尼将軍と呼ばれる北条政子が、源頼朝に色仕掛けというか、ぞっこんぶりが最高に笑えました。

大河ドラマらしさとしては、頼朝が息子を殺されても淡々としているように見えたのに、近臣だけになった途端に加害者である伊東祐親を殺せと言うシーンは、いずれ義経など近親者を殺すことになる頼朝という人物の未来を暗示しているかのようでした。

50代男性

大河ドラマらしくなくて現代劇のような語り口調だったので面白く楽しめました。今までの大河ドラマのイメージを覆してくれるような作品になりそうだなと思いました。

特に源頼朝にアプローチする政子さんがかわいかったです。一方で頼朝の息子が殺されてしまう、という残酷なシーンにぞっとしました。
遠くからそれを察することができるというシーンが一気にこのドラマを歴史ものだと認識させるようでした。ラストではまた大泉さんが姫に扮するという恰好で笑わせてくれました。

緩急がしっかりしており1時間があっという間でした!

30代女性

このドラマが始まる前までは主役の北条義時という人物について名前すら知らなかったのでどういう人物かを知る絶好の機会だと思い見始めたのですが、当然義時の周りの登場人物も姉の政子や源頼朝を除き知らない人物だらけなのでまずは登場人物の名前から覚えていかなければいけないと思いました。
最も印象に残ったのが新垣結衣さんの存在感でした。僅かな時間しか出演していないというのに一際キラキラと輝いている姿には釘付けになりましたし、今後彼女が演じている八重が義時とどのような展開になっていくのか楽しみです。

50代男性

北条義時が姫を乗せて駆ける姿からの冒頭、これからどうなっていくのかワクワクしながら見始めました。

源頼朝を匿うことになって翻弄されていく北条家。この時代の殺伐さを感じました。そんな中でも政子と頼朝のシーンはコミカルで、窮地に向かって行く中のほっと一息になりました。そんな中、急展開の千鶴丸の死。突然のことで驚きました。祐親の非情さと頼朝の怒りに、恐れ慄きました。
今後八重さんが千鶴丸のことを知る時の事を考えると、可哀想でなりませんでした。

20代女性

私は昔から平家物語が大好きなので鎌倉殿の13人は絶対観ようと決めていました。

平家側の動きは色々と調べていたので大体分かるのですが、源氏側の動きはよく知らないので今回の大河で色々と勉強をしていこうと思っています。脚本を三谷幸喜さんが手掛けているので変に堅苦しくなくて親しみやすい源平が観られそうなので楽しみです。
一話は平家が圧倒的優勢、我が世の春状態ですが、どうやってこれから落ち目の源氏が盛り返してゆくのか、佐殿と政子様の恋の行方や私の一押しの俳優・義経さん役の菅田将暉さんの活躍はいつ?などなど気になる事が盛り沢山だったのでこれからも鎌倉殿の13人を楽しんで見続けていこうと思っています!

30代女性

三谷幸喜さんならではの秀逸さが溢れている作品だと思った。当時に寄せることなく、現代的な言葉遣いにすることで、若者から年配の方まで幅広い世代にとって分かりやすい作品になっていると思う。かといって歴史への敬意がない描き方なわけではなく、地域性や考え方は驚くほど詳細に的確に表現されていたと思う。ひとつマイナスな点を挙げるなら、配役と登場人物の年齢にあまりにも差がありすぎて不自然だと感じた。ただこの点も、長丁場の大河ドラマなので、ある程度仕方はないと思える範疇だった。

20代女性

三谷幸喜さんの大河は歴史が苦手な方でも理解しやすいです。

源頼朝(大泉洋さん)をめぐり、八重姫(新垣結衣さん)と北条政子(小池栄子さん)がバトルでした。
政子が頼朝の事を今まで出会った男性と全然違うと言っていたのが印象的でした。声を荒げたり怒鳴ったりしないと。確かに戦の多い時代に女性は、男性の下で支える立場にありなかなか自由な発言も出来なかったのかもしれません。
歴史上では北条政子は尼将軍として活躍するようですが、これからの放送も楽しみです。

30代女性

【鎌倉殿の13人】第2話のあらすじ・感想(ネタバレ有)

第2回「佐殿の腹」あらすじ

罪人・源頼朝(大泉洋)を処断しようと兵を率いて迫る伊東祐親(浅野和之)。しかし、北条義時(小栗旬)の父・時政(坂東彌十郎)が頼朝をかばって対立。両勢力が一触即発の状態となる中、平清盛(松平健)を後ろ盾に相模の武士団を束ねる大庭景親(國村隼)が現れる。一方、目まぐるしい展開に振り回される義時は、姉・政子(小池栄子)らの助けを受けて頼朝と富士の山すそにいた。だがそれもつかの間、弓矢が放たれ緊張が走る……

引用:『鎌倉殿の13人』公式サイト

「佐殿の腹」感想(ネタバレ有)

源頼朝は鎌倉のイメージがとても強いので伊豆半島で暮らしていた事、しかも戦に敗れたので自ら選んだ土地ではなかった事に関してとても驚きました。北条政子が今で言うならば肉食系で積極的に頼朝にアタックしていた点も初めて知りましたので驚きましたし、頼朝の元彼女のところに自分一人で乗り込んでいき彼女にもう頼朝と関わるなと釘を差したシーンは何て恐ろしい女性なんだろうと震えさえ走ったほどです。
最後のシーンで頼朝の事を毛嫌いしていた義時が頼朝の言葉に酔ったのかすっかり頼朝の信者になっていたシーンはとても印象的でしたし、この2人の関係の大きな転換期になったと感じました。

50代男性

出演しているキャストが豪華の一言に尽きます。安心して見ていられますね。テンポ良くストーリーも進んでいくので、途中で飽きないですみます。三谷幸喜監督らしいコメディ要素が入っていて、キャスト同士の和気あいあいとした掛け合いをみることができます。そのおかげか、暗くて重い内容もありますがどんよりとした気持ちにはなりません。続きが楽しみにできる作品です。個人的には、北条政子役の小池栄子さんの、飾らないというか自分をキレイに見せようとしない演技が気に入っています。

40代女性

義時と頼朝の関係がどうなって行くのか、とても気になる第2話でした。

頼朝が子供まで産ませた女性を切って、北条を頼りにするという姿は、義時にとってはただの女好きとしか見えなかったのでしょう。そして北条政子とその女性が対峙するシーンを見ていると、背後にいる頼朝は好かん男だと思っていました。しかし、義時に自分の命をかけた平家との戦いに臨む姿勢を話したとき、義時の心は一瞬にして変わり、味方となりました。それは頼朝こそが人誑しでありながら、人間性あふれる人物であったということなのでしょう。

60代男性

頼朝が北条家に居候することになりましたね。

政子は頼朝に気があるのがありありなのに、父の時政は新しい妻を迎える支度で頭がいっぱいでちっとも政子のことを気にしていないのがおかしかったです。

それなりの身分の時政がわざわざ床を自分で雑巾がけしているのだから何事かと思いましたよ。それほど時政が心を砕いているのに、妻が来た当日は子供たちはそれぞれ用事があって誰も出迎えなかったというオチには笑ってしまいました。義時も宗時も政子も頼朝のことで頭がいっぱいのようですね。

彼らの継母になるりくにとっては、彼らに関心を持たれない分反発も食らわないのでかえって好都合なんじゃないかと考えます。

50代女性

第2話は、サブタイトルにもある佐殿の腹、すなわち源頼朝の心の内が見えた回だと思います。

頼朝の挙兵による平家討伐という北条宗時の望みに反し、頼朝は「戦は嫌いじゃ」と告げました。しかしこの回の終わりに頼朝は、挙兵して平家を倒し法皇の助けになるという本心を北条義時に打ち明けます。それだけでなく、北条政子に対して自身の生い立ちを語る場面もありました。
食べ物の好き嫌いをしたり湯河原に政子と出かけてしまったりという場面から、頼朝に対して身勝手な印象を持っていましたが、彼の生い立ちや本心を知ることで彼の人物像が掘り下げられ、魅力的なキャラクターだと感じました。

頼朝が今後どのようにして兵を挙げるのか、今から楽しみです。

20代女性

NHKの大河ドラマでありながら、三谷幸喜さんの脚本のおかげで堅苦しくなく見る事が出来ました。
会話のテンポが非常に良く、現代ドラマのような感覚でとても面白かったです。

小池栄子さんの演技がとても三谷さんらしい演出だと思いました。

今後、源頼朝を中心とする政治の動乱に突入していくのですが戦乱や政治的駆け引きのようなシリアスなシーンがどのように描かれるのかとても楽しみです。

小池栄子さん演じる北条政子はとても重大な役どころだと思っています。

30代男性

【鎌倉殿の13人】第3話のあらすじ・感想(ネタバレ有)

第3回「挙兵は慎重に」あらすじ

治承4年(1180)4月、源頼朝(大泉洋)と引き離された八重(新垣結衣)は伊東祐親(浅野和之)の家人・江間次郎(芹澤興人)の元へ嫁がされていた。対岸の江間館を見つめる北条義時(小栗旬)。そんな折、頼朝の叔父・行家(杉本哲太)が北条館を訪ねてくる。怪しがる政子(小池栄子)。しぶしぶ対面する頼朝だが、行家は平清盛(松平健)へ反旗を翻した後白河法皇(西田敏行)の御子・以仁王(木村昴)の令旨りょうじを携えていた……

引用:『鎌倉殿の13人』公式サイト

「挙兵は慎重に」感想(ネタバレ有)

いよいよ面白くなって来ました。
義時と父が平家側の人間に罵倒され、父は顔にまで野菜を擦りつけられます。
あの屈辱感は半端ないです。つい感情移入してしまいます。義時頑張れ、見返してやるんだと心から応援していました。
頼朝は状況が追い込まれて、立たざるを得ないのになかなか兵をあげません。周りの人間にさんざん言われながらも動きません。彼は慎重な人間なのでしょう。それでも、兵の確保と、錦の御旗が揃った時立ち上がりました。
ますます面白くなりそうです。

60代男性

歴史で学んだ源頼朝ですが、平清盛が政権をとってから、どのような経緯で頼朝が挙兵することになったのかなどが楽しめます。
頼朝の表向きはクールに装っているけれど、実は挙兵の時期を伺う様子や周りの者が振り回されていく点などが非常に楽しめる一面だと感じます。
北条政子は歴史的にも名を残している人物となりますが、頼朝や実父や弟に対する厳しい言葉や物事の本質をズバリと言い当てるような物言いなども同時に楽しめるのではないかと思います。

40代女性

 

まだスタートしたばかりですが、脚本が三谷幸喜さんという事もあり、割とコメディ要素も取り入れていて大衆にも見やすい大河ドラマになっているかなと感じます。
ただ時代背景がマイナーで時代的に馴染みが無い人も多いと思います。登場人物も多いので、そのあたりを序盤にしっかりと印象付けして欲しいかなといった印象です。

また三谷さんは過去にも大河ドラマの脚本を手掛けていますが、過去作において合戦シーンが少なく切るところは切る、展開が早いというイメージがありますので今後の展開にも注目したいところです。

俳優陣は大河ドラマらしく非常に豪華で特に源頼朝役の大泉洋さんの演技はやはり面白いなと感じています。普段は何を考えているか分からない優柔不断な印象ながら時折見せる冷酷さと強い志がギャップがあり魅力的な役になっています。

これまでの大河ドラマとは少し違う斬新な展開を期待しています。

30代男性

頼朝が、平家討伐に立ち上がるのが今なのか悩み、一喜一憂する様子が伝わってくる回です。

都から、かなりの時間離れて情報が少ない中でも、京から帰ってきた時政から、情報を得たり、熟慮した上で、一旦は挙兵をやめる決断をする頼朝の戦略家としての凄さが分かります。

頼朝が、唯一自分の狙いを伝えたのが、義時でしたが、義時との会話の中で、頼りになると判断したのだと思います。

その期待通り、義時が、戦力がどれだけ集められるか具体的な数字で表して、頼朝がついに挙兵する決断をします。

頼朝の時勢と人を見る目がついに表に出てきたなと感じました。

50代男性

【鎌倉殿の13人】第4話のあらすじ・感想(ネタバレ有)

第4回「矢のゆくえ」あらすじ

治承4年(1180)8月、ついに挙兵を決断した源頼朝(大泉洋)の一党は、伊豆国の目代・山木兼隆を討って初戦を飾るべく戦支度いくさじたくを始める。しかし、頼朝の乳母子である山内首藤経俊(山口馬木也)に助力を断られるなど、強大な平家の威光の前に思うように兵が集まらない。強気な兄・宗時(片岡愛之助)とは対照的に、自身の浅慮を後悔する北条義時(小栗旬)。そんな中、対岸の江間館で暮らす八重(新垣結衣)が義時に声をかけ……

引用:『鎌倉殿の13人』公式サイト

「矢のゆくえ」感想(ネタバレ有)

頼朝が兵を上げるということで、兵を集める作業に義時などが奔走しますが、結構脇が甘いというか凄くのんびりな感じがします。頼朝の元妻とはいえ、ガッキーに兵を上げることを義時がバラすところなど、ちょっと考えられませんでした。そして頼朝が、兵を集めるために社交辞令的に人を垂らそうとしているところは、非常に笑えてしまいました。いずれにしても、兵をあげていよいよ攻めに入り、火のついた矢を射るところはとてもカッコよかったです。

60代男性

鎌倉幕府の大河はこのところなかったように思うので楽しみに見始めました。
これは始まる前から言われていましたが、三谷幸喜さんの作るセリフが本当に現代っぽく、この時代にそれはないだろうと思ってもすんなり受け入れている自分がいました。

第4話ではいよいよ源平合戦のきっかけとなる戦いが始まるというものでしたが、頼朝がおべんちゃらを言って兵士を集めようとするところや、またまた現れた夢枕の後白河法皇が傑作で笑わせてもらいました。
でも歴史にうるさい方たちにはこういった演出は受けないかもしれませんね。でも源平合戦はこのドラマの序盤に過ぎないという話も聞きます。

学校で習った鎌倉幕府の歴史はすっかり忘れているので、今年一年かけて鎌倉幕府のなりたちを楽しく勉強できたらいいなと思っています。

60代女性

平清盛を倒し実質的に源家の頭領となった源頼朝ですが、若い頃はそれほど人間ができておらず、むしろ人たらしとしての面があり成りあがったということがよくわかる回でした。そんな風に仕上げられていた今回、田舎者の坂東武者を下に見てた頼朝が平身低頭を頭を下げ土肥家に助力を願うというのもかなり人たらしであり、どちらかと言うと秀吉のようなタイプの人間だったのがよく分かるのは、それを演じている大泉洋だからこそ感じる感情なのかもしれません。

40代男性

戦がいよいよ始まるというのに全然兵が集まらず、大丈夫なの?とハラハラしました。集まった人数も少なくて田舎のヤンキーの小競り合いの方がまだ大勢いるでしょう?というくらい。ただ戦国時代と比べるとまだ足軽などというものもないので、平安時代の戦とはこんなものだったのかなと思いました。
おもしろかったのは女の感情。正妻の座についた政子の元妻・八重に対する静かなマウントがちょっとドロドロしていること、八重のそれに対する嫉妬心や頼朝への断ち切らない想いなど人の模様も見ていておもしろかったです。

30代女性

2人の女性の存在感が大変大きく感じた回になりました。
まず宮沢りえさんが演じるりくについては女帝のような雰囲気を醸し出しており夫である時政とは対照的なキャラクターであるだけに余計にしたたかでしっかりとした女性という印象が強いです。したたかさを最も感じたのが頼朝がどのくじを引いても8月17日になるよう全てのくじを8月17日と書いたことを打ち明けたシーンでした。
やえに関しても表立っては目立つ訳ではないのですが男達を掌で転がすように操っている印象を受けかなりの怖さを感じました。

50代男性

1番目に面白かったのは頼朝が挙兵するにあたっておみくじを引きまして17日になりますが、後でそのおみくじは全部17にしていたと政子の親父の嫁が旦那に対して言ったシーンでした。
その次に頼朝は挙兵する仲間を募るために頭を下げるべきだと義時に説教され、仕方なく協力者が来た時に笑顔で対応するのですが、やっと終わったとやれやれしているときに義時がもう1人いると言われてまたかといった頼朝の表情、さらに挙兵仲間が老人とデブだらけだと嘆いているシーンが面白かったです。
それでも挙兵を決行するときに堂々と祭りがある通りを歩けと指示するときあたりは何か頼もしい表情がよかったです。

40代男性

【鎌倉殿の13人】第5話のあらすじ・感想(ネタバレ有)

第5回「兄との約束」あらすじ

闇夜にまぎれ、堤館と山木館を立て続けに襲撃した源頼朝(大泉洋)の一党。見事に首級を挙げて勝利した頼朝は、北条義時(小栗旬)の知恵も借り、坂東での政まつりごとの第一歩として土地の分配を始める。だが、これを知った平家方が激怒。相模では、奉行を務める大庭景親(國村隼)が梶原景時(中村獅童)ら三千の兵を率いて出陣。伊豆でも、頼朝討伐に燃える伊東祐親(浅野和之)が動き出す。これに対する頼朝は全軍を率いて鎌倉を目指すが……

引用:『鎌倉殿の13人』公式サイト

「兄との約束」感想(ネタバレ有)

源頼朝の話はそこそこ知っているつもりでいましたが、北条家をメインにした視点はなかったので、毎回新鮮な気持ちで視聴しています。

源頼朝が敗北する戦いでしたが、さらりと進み、血生臭い戦闘シーンがあまりないことは、良かったですが、もう少し戦闘シーンがあっても盛り上がったかと思います。

今回は北条義時(小栗旬)の兄、北条宗時(片岡愛之助)が暗殺され終わりました。その事実をまだ知らない一族。次回で触れられることになると思いますが、ちょっとつらい気持ちです。

歴史もののドラマはどちら側に視点を置くかで、我々視聴者に違う印象を与えます。実際には当時の人々はどんな気持ちだったのか、知る由もありません。いろいろな解釈がある。そこに大河ドラマの面白さがあると思います。
本来、源頼朝のような偉人は、普通の人間にはないような描かれかたをしますが、弱音を吐いたり、欲望に流されたり、人間らしいさがこのドラマには描かれています。大泉洋さんが演じられていますが、当初は何故なのか、疑問がありましたが、最近になり三谷さんの考えが少しわかった気がしています。

最近では後白河法皇(西田敏行)と源頼朝(大泉洋)の掛け合いにはまっており、三谷さんだからできる演出でユーモアがあると感じます。出演者の方々も豪華な顔ぶれであり、だれがどの役をやるのか、なるべく他のメディアからの情報を得ないよう気を配っています。そして今後の展開も改めて歴史の教科書等で確認せず、このまま大河ドラマを視聴したいと思っています。

新鮮な気持ちで見れる良いドラマだと思います。次回以降も期待しています。

50代男性

この戦いは最初はよかったけど、劣勢になった時点で戦いを回避しようとしない、プライドだけで戦おうとしたり、仲間から外れて少数行動をすることがいかに危険かを教えてくれる、そして殺害されたり大敗してしまうことをまざまざと見せつけられた悪い戦いのサンプルであるように感じました。

そんな戦いのさなかに頼朝が八重のもとに変装して会いに来たのには驚かされました。そんな今回は今までに比べて少々笑いの少ない回でしたが、法皇が頼朝の夢の中でまたしても顔を軽くびんたするようなしぐさと忠告のセリフがあるあたりは数少ないほっこりするシーンだと思いました。

40代男性

ついに戦が始まったのですが、その後の土地の分配を計画する頼朝と義時らの話し合いや、八重に会いに行った様子などは少しひょうきんで、堅苦しい歴史ものとは違って楽しく観ていけるのが良かったです。
りくや実衣と共に寺に身を寄せる政子が、やはりみんなの気持ちを引っ張っていく頼もしさが現れていて、一番好きなキャラクターです。戦いの時に名乗りを上げてから始まる戦さの様子が、こういう感じで実際にも行われていたんだなぁと興味深かったです。
宗時はなぜ敵がうようよいる中出て行ったのか、殺されてしまったのは少し残念でした。

50代女性

頼朝が戦いを起こしてもはや後に戻れなくなりました。義時が初めて人を切ったようなシーンは、なかなかの現実味があり、演技がとてもうまいと思いました。

今回の話の中での挑発合戦で相手の話に乗って戦いを始めたところはあまりにも稚拙でした。もっと他の方法があっても良いのではと感じました。それゆえに負け戦となり、命からがら山奥に逃げる羽目となりました

それでも、宗時と義時の語らいが行われ、そのシーンは深く胸を打つものがありました。それなのに、兄が、隠密のような男に殺されます。あまりにも早い退場に涙が出ました。

50代男性

いきなりの合戦シーンで始まる第5話、山木を館で打ち取るシーンはあまりにもリアルでここまで描かなくても良かったのでは無いかと思うほど。山中や夜間の切り合いシーンが多い回で、かつユーモラスなシーンも少なかった。ただ、歴史モノの視聴者の中にはリアリティにこだわる人もいるので、そのような層には一定の”配慮”となったかも!?そんな中でも政子(小池栄子)とりく(宮沢リエ)の掛け合いはつかの間の笑いを誘った。あぁ!でも宗時(片岡愛之助)があっけなく散るとは。ラブリーーーン!

40代男性

片岡愛之助演じる、主人公の兄、北条宗時が、殺されてしまいました。まだまだずっと、一緒に戦う人だと思っていたで、衝撃的でした。

時間軸が逆になっていて、殺される前、主人公と会話をしていて、死んだとわかってから、話の内容が明かされる脚本が、上手いなあと思いました。

宗時は最初から、頼朝を利用して、坂東武者こそが実権を持つという野心を持っていたのですね。後々、北条氏が執権となることを暗示していて、強力な伏線になっているなあと思いました。しかし、愛之助さんが見られなくなるのは、悲しいです。

60代女性

さすがは三谷幸喜の脚本だけに、コミカルな要素が上手く散りばめられています。

一番、印象的なのは、源頼朝役の大泉洋のキャラです。
今までの頼朝のイメージは義経を討伐した陰湿なイメージがありましたが、このドラマの頼朝は、優柔不断で、無責任で、それでいて、5話で、政子に黙って八重に変装して会いに行くように、女ったらしのようで勇敢な武将のイメージではないです。

5話で、石橋山の戦いで、劣勢になると北条なんか頼りにしたのが失敗だと、取り乱した姿は、滑稽でした。北条時政が義時に、頼朝は武将の器ではないから、見切りをつけて頼朝の首を大庭に捧げると真面目な顔をして言ったのは、笑える場面でした。

この後、平家物語によれば、頼朝は、命からがらに土井の洞穴に隠れているのを梶原景時に、発見されて、本当なら捕らわれる筈なのに、情けをかけて貰って、見逃されるようです。
景時に、見つかった時の、頼朝が、べそをかくような悲しい顔をしたら、又また笑える場面になりそうです。

60代男性

鎌倉殿の13人は、今までの大河ドラマとは一味違い、コミカルなシーンが多く、言葉も現代語で非常に分かりやすいです。その為複雑な時代背景でも内容が入ってきやすいです。大泉洋さんの演じる源頼朝が高尚で雅な雰囲気がありながら、人から好かれるある意味人たらしな人柄が、秀逸に演じられています。普段大河を観ない人でも楽しめる作品だと思います。源頼朝と北条家がこれから鎌倉に攻め込み、どう平家と闘うのか最大の楽しみです。三谷幸喜さんの脚本なので期待大です。

30代女性

まず、前々回の「麒麟がくる」と同じ作り方をしていて、主人公の北条義時があまり有名でないので、どうしても有名な源頼朝の方に目が行ってしまいます。また、頼朝も俳優の大泉洋さんが演じているので、コメディドラマのようになっていて、威厳が少ないように思えます。そんな中で、義時の兄の宗時を演じた片岡愛之助さんは脇役が上手で今回もしっかりと宗時を上手に演じていました。だから、宗時が死んだのはとても残念に思えました。

30代女性

軽快なスピードで語られる頼朝の挙兵。思ったように状況が進まず、どんどん追い詰められていく。頼朝はこんなところに来ても人のせいにして、主体がどこにあるのかわかりにくい。のらりくらりとしながらプライドだけを持って流人の生活を生き延びてきて、失敗したくない思いが強すぎるのか。人がついていきたい器には見えず、それを見てきている義時が心からの忠誠を誓わないのは当然か。さらに、調子のいい感じのことばかりで単純そうに見えた宗時の「坂東を平家のいいようにされたくない。自分たちのものにしたい」という強い思いは、そのまま小四郎に引き継がれて、やがて源平合戦が終わった後の展開に継がれていくのだなと思った。宗時の無念がつらい

40代女性

【鎌倉殿の13人】第6話のあらすじ・感想(ネタバレ有)

第6回「悪い知らせ」あらすじ

大庭景親(國村隼)率いる平家方の前に大敗を喫した源頼朝(大泉洋)の一党。この合戦で、北条家を引っ張ってきた宗時(片岡愛之助)ら有力な坂東武者が戦死。敵の追撃から必死に逃れる頼朝は、信頼する従者・安達盛長(野添義弘)らとともに石橋山山中に身を潜める。一方、兄・宗時の熱い想おもいに決意を新たにした義時(小栗旬)は、再起を図るべく父・時政(坂東彌十郎)とともに甲斐を治める武田信義(八嶋智人)のもとへ向かった……

引用:『鎌倉殿の13人』公式サイト

「悪い知らせ」感想(ネタバレ有)

普段、大河ドラマはほぼ見ません。三谷幸喜さんの作品が好きなこともあり、たまたま見始めたらどっぷりとハマりました!
第6話では序盤からかなりの存在感を発揮していた宗時兄上の死を義時、時政が知ることになります。視聴者はその事実を知っている状態でみているのですが、何も知らずに宗時とまた合流することを信じている時政と義時の姿に胸を打たれます。
普段は飄々として、ときには頼朝と手を切るのも厭わない時政が、最後まで宗時の死だけは冷静な判断で切り捨てられなかったのがとても印象的でした。
次回予告ではさらに素晴らしい新キャラが登場していて、次週の放送が待ちきれません。個人的に、三谷作品には佐藤浩市さんは欠かせないと思っていたので、次回が本当に楽しみです!

30代女性

頼朝や北条たちは数少ない支援勢力の計らいで船で安房へ逃げて再起を図ることにしますが、その道中の頼朝の投げやりな情けない姿にイラっとしていました。
しかし船で逃げてる最中に頼朝が船内に入り込んだ海水を桶で捨ててるときに、桶の中の水に法皇の顔が出ていて、それを見た瞬間に頼朝がまた出たとゲッソリしているところは少し笑えました。やっと安房にたどり着いて体力が回復したころ、頼朝は依然としてもう戦いたくないと情けない姿でいますが、義時は奮起している場面はかっこよく感じ、やはりこのドラマの主人公は頼朝でなくて義時なんだなと感じさせるところがありました。

40代男性

三谷幸喜監督の、戦乱の世を描いたドラマ。
小栗旬演じる北条時政はキャラクターとしては目立ちはしないが、北条家と源氏(源頼朝)をつなぐ重要な役割を演じている。源頼朝が北条家に転がり込み、手を合わせて世を我が物にせんという平家討伐を目論む。頼朝は戦力も乏しいなか、平家の一門である大庭を相手に行く戦を仕掛けた。結果、惨敗し、残った兵士と共に、洞窟で息を潜め、なんとか生き延びた。長い源平合戦という戦いを題材とした作品であるが、三谷幸喜監督の手にかかり、当時の人達がどこか現代に通じるような人間味ある面白さを感じる。

20代女性

山の中に逃れた頼朝たちは敵の軍勢に探されますが、なんとか海に出て逃げきります。しかし、不思議なことが起きます。頼朝が隠れているのを見つけられてしまいますが、何故か敵が見逃します。つまり敵とはいえども、平家が大嫌いな人間が多かったのでしょう。あと、ガッキーの子供の死を知った時の悲しみ、見ていて胸が張り裂けそうでした。不運な女性に心から同情してしまいました。あと、突破口になりそうな人間を招集して戦う頼朝、とにかく頑張れと応援したくなりました。

60代男性

大庭戦で大敗してあっちへ逃げこっちへ逃げして大変そうでした。

それにしても義時の父はなかなか笑えます。武田に援軍を頼みに行き、頼朝を見捨てようとしたり武田の条件に心が折れたりと可愛げがあって好きです。りくとはいいコンビかも。今回は八重と政子の対面があったけど、夢枕に立ったことを言いに来るなんて健気といえば健気だけど面白くはないですよね。自分の方の時間に来たように取り繕ったあたりはさすがです。

八重は息子が死んでいたのを知り気の毒でした。兄、宗時の死も仏像が戻ってきたときに明らかになり頼朝のわがままがなければと悔やまれてなりません。せめて頼朝が反省してくれたのが良かったですが。

40代女性

宗時が戦死したことで、頼朝のための戦さから、北条自身の戦さに変わりましたね。
なので時政が頼朝の首を差し出せばと言ってみたり、義時が頼朝が戦うのを止めても自分たちは戦うと言った心情はわかります。三浦義村の狡猾さも北条と同様なのでしょう。
千鶴丸が死んだと知らされた八重ですが、それが父である伊東祐親の手によるものだと、薄々気が付いてはいるのでしょう。

今後、八重はどのような行動に出るのか、歴史に残っていない部分でもあるので、脚本を書いている三谷幸喜さんの腕のみせどころだと思います。

50代男性

一番かっこよかったのは、中村獅童が演じる梶原景時が洞窟にいる源頼朝を見逃したシーンです。

こうした事で後の歴史が大きく変わっていったのだなぁと思うと、なんか感慨深いものでした。もちろん実際にあったかどうかはわかりませんが。政子と八重のマウント取りあい見たいなのは、合戦シーンがある中での一抹の清涼剤になっていますね。

相変わらず小池栄子はコメディーをやらせたら右に出るものはいない女優さんです。八重が墓の前で泣くシーンはこちらも見ていて胸が締め付けられました。

今回も山あり谷あり、笑いありであっという間に時間が過ぎる感じでした。

40代男性

【鎌倉殿の13人】第7話のあらすじ・感想(ネタバレ有)

第7回「敵か、あるいは」あらすじ

平家に幽閉された我が身を嘆く後白河法皇(西田敏行)。丹後局(鈴木京香)へ救出に名乗りを上げない源氏への不満をもらす中、平清盛(松平健)から挙兵した源頼朝(大泉洋)が石橋山で大敗したと知らされ悔しさで顔がゆがむ。その頃、房総半島で再起を図る頼朝は有力豪族を味方に付けようと、千葉常胤(岡本信人)のもとへ安達盛長(野添義弘)を、上総広常(佐藤浩市)のもとへ和田義盛(横田栄司)と北条義時(小栗旬)を送り込む……

引用:『鎌倉殿の13人』公式サイト

「敵か、あるいは」感想(ネタバレ有)

第7話は間違いなく、佐藤浩市さんが演じる「上総広常」に尽きると思います。

やはり存在感のある役者さんです。2万もの兵力を持ち彼がどちらに与するかで、今後の戦の結果が変わる。今後の展開を知っている身としては”どう源頼朝に与することになるか”という点に興味が湧きました。大将の風格を知らしめるため、敢えて強気で上総広常を責める頼朝。上手く描けていたと思います。

しかしこの大河ドラマ、頼朝のダメさ加減が頻繁に出てきます。女性にだらしないとこなんて、私が描く頼朝像とかなりかけ離れています。三谷幸喜さんの脚本はユニークです。こちらの頼朝の方が親しみが湧きます。

私と同じ人間性を持った人、普通の人だったのかなぁと考えさせられます。北条義時(小栗旬さん)と上総広常が押し問答をする場面、「勝てると断言できるのか?」という問いに、北条義時が「勝てる」と断言。その理由がよかった。このやり取りで上総広常の源氏側へ与する気持ちになったのでしょう。地位や名誉、ましては財産でもない。北条義時に惚れた。そんな感じがしました。

上手い脚本です。最後に源義経(菅田将暉さん)が登場しました。弁慶役の方がよくわかりませんでしたが、あとで調べると「ノーサイドゲーム」で里村役を演じた方でした。中日ドラゴンズの元プロ野球選手の郭源治さんの息子さんです。

今後の展開にさらに期待が増しました。次回の放送楽しみでなりません。

50代男性

今回の放送で一番印象的だったのは佐藤浩市氏が演じる上総広常でした。義時が支援を願うために彼のもとへ行くのですが、上総はどっちが勝てそうな見込みがあるか、勝ったら俺にどんな得があるかといった感じで損得勘定するような言動と表情、そして義時との言葉のやりとりを突くような探りのセリフに見入ってしまいました。その上総は頼朝の支援を決めるのですが、最後に頼朝と面会した際に頼朝から遅いと怒られるシーンは驚きました。普通ならば上総は逆切れして頼朝を殺すだろうに、それをしないで謝るあたりに別の意味でまた驚かされました。

40代男性

今回の放送で一番印象的だったのは佐藤浩市氏が演じる上総広常でした。
義時が支援を願うために彼のもとへ行くのですが、上総はどっちが勝てそうな見込みがあるか、勝ったら俺にどんな得があるかといった感じで損得勘定するような言動と表情、そして義時との言葉のやりとりを突くような探りのセリフに見入ってしまいました。その上総は頼朝の支援を決めるのですが、最後に頼朝と面会した際に頼朝から遅いと怒られるシーンは驚きました。普通ならば上総は逆切れして頼朝を殺すだろうに、それをしないで謝るあたりに別の意味でまた驚かされました。

50代男性

まず千葉胤常役の岡本信人さんがお若くて吃驚しました。すでに80才前後だと思いますが、お肌が綺麗でした。

亀の前役で江口のりこさんも登場しました。
正妻の政子がいるのに、一夜だけしとねだったのかはあのシーンだけでは分かりませんが、あれは史実で政子が嫉妬のあまり火をつけたのとは違うのでしょうか。旦那が血眼になって探しに来たのに「うちの人も討ち取って」とはかなりの悪妻ぶりでした。

その旦那役はお笑いのかみなりまなぶさんでした。
意外な所からのキャスティングでしたが、まなぶざんと江口さんの並びを見たかったです。

シリアスなシーンでは上総介広常と頼朝が対面したシーンです。「遅参した者は帰れ!」と怒鳴る頼朝ははったりで本当は冷や汗ものなのに、上総介は頭を下げて謝りました。頼朝は神に守られていると誰もが思っている感じですが、私にはそうは見えなくて周囲が持ち上げているのが陳腐です。

来週から登場するであろう義経が楽しみです。

50代女性

江口のりこ演じる亀の濃いキャラクターにハマってしまいました。まさかの頼朝と床を共にした後に夫がいることを告白し、さらに夫たちを撃退する際にも夫を始末するように頼む姿が色々な意味で衝撃的でした。そして、徐々に頼朝の右腕として頭角を現わす義時が印象的でした。これまでは兄に巻き込まれて何となく協力していましたが、強者を倒して世の中をひっくり返すことに楽しみを見出したという表情がダークな義時を見たような感じがしました。

30代男性

【鎌倉殿の13人】第8話のあらすじ・感想(ネタバレ有)

第8回「いざ、鎌倉」あらすじ

挙兵した源頼朝(大泉洋)を討つため、追討軍を送る平清盛(松平健)。後白河法皇(西田敏行)は地図を広げ、丹後局(鈴木京香)らと戦況を占う。一方、奥州をたった源義経(菅田将暉)は、兄・頼朝との対面を夢見て歩みを進めていた。そのころ坂東では、上総広常(佐藤浩市)らを加え勢いを増す頼朝が、鎌倉を目指して進軍。頼朝の命を受けた北条義時(小栗旬)は、武田信義(八嶋智人)を味方に引き入れるため、再び甲斐へと向かう……

引用:『鎌倉殿の13人』公式サイト

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「いざ、鎌倉」感想(ネタバレ有)

鎌倉に向かった頼朝たちの先陣を任されたのが若くてイケメンの畠山というのは笑えたが、作戦としては大成功だったようだ。先陣を名乗り出た上総広常が最後尾でふてくされて酒を飲んでいるのが面白かった。頼朝の格上げをするため、武衛と呼ばせて陣営一同と酒盛りをしたり、政子たちを迎える場面では女装束を梶原殿に借りにいってまで対面シーンを演出するなど義時の働きぶりは見事だったと思う。腰越まで来ていた義経たちのエピソードは武士らしからぬ卑怯さを感じ、これまでの義経像とは違った演出が見られるのではと期待が膨らんだ。

50代女性

頼朝も義時も、そして義経も、みんなまだどこか現実感がないのかもしれませんね。

頼朝は名前だけで担がれているのにそこを忘れているし、義時はまだ兄の死を受け入れていないから北条の跡継ぎだという自覚がない。義経は自由気ままに奥州で藤原秀衡に守られていた時の感覚が抜けていない。

そんな中でも八重は死を突き付けられている状況だし、彼らひとりひとりの心情が徐々に変わりゆく過渡期という感じなのでしょう。

ここから吹き荒れる大きな嵐の中で、それぞれの決断がどう描かれるのか楽しみです。

50代男性

頼朝は勢力を増して鎌倉に入りますが、テンポが早い展開なので楽しみながら見ていました。

頼朝とともに亀という女性がついてきますが、政子が来たときに睨みつけています。その江口さんの存在感、僅かな瞬間なのですが、ありすぎだと思い、びっくりしました。

それから、義経の役を菅田が演じていますが、今まで持っていたイメージを覆すものでした。まだ若い時のことでしょうがあまりにも狂気じみているので、若干引きました。ウサギをつかまえて、自分のものにして、本当に取った人を弓で撃ち抜くなど、とてもひどい男です。これなら、頼朝に殺されても仕方がないと思わせてくれるくらいです。

60代男性

今回の放送は基本的に戦闘をしていませんので全体的に見れば退屈な印象を感じました。
しかしそのなかでも三谷氏の脚本なので小さな笑いをところどころに入れてるのでずっと緊張しながら見なくても済んでいます。

特に時政がさぼって酒を飲んでるところに予期しないで義時が出てきて酒を吹いたシーンは少し笑えました。ただストーリーでは頼朝は少々偉そうな感じがする気はしてましたが、その本音は支援している軍勢たちの一部から出たのには賛同しました。特に政子が頼朝に会いたいと言っていたのに1日遅らせろと言って、その間に愛人と出会ってたシーンには少々イラっとしてました。

40代男性

上総が加わった上に畠山まで降参してきてどんどん味方が増えてきている感があり頼もしいです。義経の一行は鎌倉を目指しているものの寄り道ばかりで笑えます。

考えているのか分からない感じと豪快な感じがあり、繊細なイメージがあったのにいい意味で裏切られて好きなキャラです。政子たちもやっと合流出来ましたが、亀の存在をまだ知らないみたいでハラハラします。

平六は頼朝を信頼してないのに困った義時を何かと助けてくれるので心強いです。

伊東側が攻められそうですが、八重も道連れにしようとしていて気の毒です。

40代女性

【鎌倉殿の13人】第9話のあらすじ・感想(ネタバレ有)

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第9回「決戦前夜」あらすじ

挙兵した源頼朝(大泉洋)を討つため、追討軍を送る平清盛(松平健)。後白河法皇(西田敏行)は地図を広げ、丹後局(鈴木京香)らと戦況を占う。一方、奥州をたった源義経(菅田将暉)は、兄・頼朝との対面を夢見て歩みを進めていた。そのころ坂東では、上総広常(佐藤浩市)らを加え勢いを増す頼朝が、鎌倉を目指して進軍。頼朝の命を受けた北条義時(小栗旬)は、武田信義(八嶋智人)を味方に引き入れるため、再び甲斐へと向かう……

引用:『鎌倉殿の13人』公式サイト

「決戦前夜」感想(ネタバレ有)

放送回数が増す程に物語が面白くなり目が離せなくりました。大泉洋演じる頼朝の運の良さは凄すどんどんと平家との戦いが源側に向いていくのがスピード感があります。運の強さもさることながら頼朝は人を惹き付ける魅力があるのか口が上手いのか家臣に恵まれていると私は、思いました。9話では、実の弟源義経が頼朝と久しぶりに再開し感動のシーンだと思っていたら、本当の弟なのか?と疑われた時、義経の顔が一緒だというセリフが面白く、弟だと分かった時の感動がいりまじった9話でした。

20代女性

時政父上が主役でした。頼朝が命じた武田を連れてくる任もきっちりこなせない、坂東武者と頼朝の橋渡し役もまともに出来ない、戦は強いがそれ以外は頼りない。が、偶然とは言え平家軍を追払い、戦の前線に立たないのに文句を言う頼朝に向かい、自分たちが命を張っていることを涙ながらに訴える。頼朝が来たことで、北条の地でのなんとなーくふわふわした生活から、歴史の表舞台に立つことになってしまった時政が、切なくもかっこよく見えました。

30代女性

この放送は話の展開がいろいろありすぎるのですが、お互いにお前ら何やってんだ!といいたくなるような結末だったと思います。

まず頼朝を打倒するために平家の大軍が攻めてくるのですが、深夜時間帯に川を挟んで敵とにらみ合ってる最中に、突然川にいた数え切らないほどの水鳥が羽ばたく音にうろたえて逃げ帰ったので呆れました。
次はその逃げ帰る平家を打倒するために頼朝勢や武田勢が追走するかと思いきや、これまた兵糧が尽きたとかなくなりかけてるとかで、それぞれの領内へ戻るというのだから、話は分かるがさらに呆れました。というのは他のドラマだとこうゆう展開だと追撃シーンが一般的だからです。
その一部始終に頼朝はイラつきますが、時政が所領を守るために戦ってんだ、所領を持たないあんたとは違うんだ!と頼朝を説教するあたりは頼もしく感じました。

40代男性

9話目でもテンポの良さと会話の面白さが光っていました。

八重さんが侍女になり、平家は間抜けを晒し、坂東武者は兵糧で先に進めなくなる。分かりやすさと共に、面白さ、特に人間関係の変化が分かりやすい回でした。また、頼朝の孤独が際立ったときに弟の義経を登場させるうまさが見事でした。弟であることを示すために、文があるのにも関わらず、「顔がそっくり」という台詞を喋るのも、見ていてすごく楽しかったです。

最高の展開ばかりでした。

20代女性

どこまでもこじれている気がした伊東と頼朝でしたが、義時たちはじめ親族のおかげで殺されずに済んで良かったです。

八重も無事でしたが、御所で仕えたいとはなかなかムチャなこと言うなぁと思っちゃいました。政子にお伺いを立てる義時がなんとかうまく丸め込もうとしていたのが健気でした。

政子も自分の器の大きさを示す形にしてくれたみたいだったので良かったです。

義時の父が何かと頼朝に足蹴にされてましたが、坂東武者と頼朝を繋げるのは彼だけなので頑張って欲しいです。義経と合流したのでまた新たな展開がありそうで次回も楽しみです。

40代女性

源氏と平氏との争いから源頼朝が幕府を作る過程、それを支える義時などの北条一族がコミカルにも描かれていて引き込まれていきます。また戦国時代への入り口としても興味深い内容です。
他の時代と比べ少し注目度の低い時代なので、私の知識なども十分でないのですが、昔勉強した内容をストーリーとして確認しながら見ることができるのでとてもためになる内容だと思います。頼朝亡き後の幕府の行方、義時の波乱万丈の人生にも注目です。

30代男性

大泉洋さん演じる源頼朝の人たらし的な魅力や、戦況を読み解く力、リーダーならではの孤独がひしひしと伝わってきました。頼朝に振り回される北条義時を表情で魅せる小栗旬の演技力は素晴らしいです。他の人が演じたら、ただおろおろするだけの八方美人的な人に見えるかもしれませんが、抜群のコミュニケーション能力と調整力が光っており、今のリーダーの求められる力かなと感じました。今までの大河の主人公にないキャラクターで面白いです。

60代女性

【鎌倉殿の13人】第10話のあらすじ・感想(ネタバレ有)

第10回「根拠なき自信」あらすじ

平家の追討軍を見事に退けた源頼朝(大泉洋)。これを聞いた後白河法皇(西田敏行)はほくそ笑み、平家の総帥・清盛(松平健)は都を京へ戻すことを決断。奥州の覇者・藤原秀衡(田中泯)は義経(菅田将暉)の文を一読し、静かに源平の様子をうかがう。そんな中、鎌倉では八重(新垣結衣)が侍女として頼朝のそばで働き始めるが、北条義時(小栗旬)の気づかいに亀(江口のりこ)が疑念を抱くなどそれぞれの思惑が入り乱れていた……

引用:『鎌倉殿の13人』公式サイト

「根拠なき自信」感想(ネタバレ有)

3人の女性をめぐるマウントのようなものを感じました。特に江口がガッキーに対して行った仕打ちは相当なショックだったのではないでしょうか?昔の夫のそばで江口がイチャイチャしているような雰囲気など、まさに地獄です。ガッキーがしばらく寝込んだというのは致し方ありません。なお小池については今回は義時がガッキーに食べ物をあげているのを見ているだけで、特に江口については知らないようで、もし知られたら大変なことになりそうです。頼朝をめぐる女の戦い、ますます目が離せません。

60代男性

昨日の放送は前半は頼朝をめぐって女の静かなバトルの様相を垣間見たような感じがしました。
特に愛人だという亀が八重に対して威圧感を持っていたような感じがしました。後半は常陸を攻めるにあたって義経が経験もないのに豪語していたところ、上総に一喝されて黙っていたところは当然だと思いました。
けどその上総が勝手に先制攻撃を始めた挙句、最終的に義経が提案した膠着状態から脱却するための戦術をやる前に上総自身が解決したもんだから、義経のフラストレーションがたまるのはかわいそうで当然だなと思いました。
これがきっかけで上総と義経のなかにヒビが入らなければいいなと思いました。

40代男性

史実からそういった行動に出たのかわかりませんが、源義経は母政子に甘えるシーンがとても印象的で少し面白く、かつ難しいものを感じました。配役がとても面白くぴったりなところも感動した。また今回出てきた後白河法皇と文覚とのタッグもヒール役としてふさわしい。二人の演技もうすごくカッチリはまっていて天皇や平家側の呪詛が渦巻いて頼朝などの源氏の方に取り囲んでいて面白く思う。八重の演技もとても光っていて侍女を通してすごくいいところがあった。

40代男性

後白河法皇と平清盛が直接顔を突き合わせているシーンは迫力もあり見応えがありました。どちらか1人だけ登場した時でもオーラが半端ないので2人が同じ空間にいた時の緊迫感は画面を通して見ても身震いするほどでした。2人とも策士ですから発する言葉がどこまで本音なのか見極めたり想像するのもとても楽しいです。
楽しいシーンと言えばもう1つ、源頼朝の弟が次から次へと現れて弟から挨拶をされるたびに頼朝がまだ弟がいるのか、と半ば呆れ気味の表情がどんどん強まっていく様子が見ていて面白く楽しかったです。

50代男性

【鎌倉殿の13人】第11話のあらすじ・感想(ネタバレ有)

第11回「許されざる嘘」あらすじ

鎌倉では、源頼朝(大泉洋)の新たな御所が完成。坂東武者に平家の旧領を恩賞として与えるなど着々と体制が整えられ、北条義時(小栗旬)も慌ただしい日々を送っていた。だが、りく(宮沢りえ)は、頼朝の舅しゅうとである夫・時政(坂東彌十郎)の処遇の低さに不満を募らせる。一方、都では平清盛(松平健)が敵対勢力の掃討に乗り出し、その苛烈さに人々が恐れおののく。そんな中、平家討伐を焦る義経(菅田将暉)は集った兄たちの前で……

引用:『鎌倉殿の13人』公式サイト

「許されざる嘘」感想(ネタバレ有)

前回の放送は途中まではいつものとおりに時折小さな笑いを誘うような物語の展開だったのに、途中からはそれが一転して何か暗雲立ち込めるような殺伐とした雰囲気になっていったような感じがしました。
そのうちの1つは敵だった爺さんの八重の親父さんが恩赦で釈放されそうになったところ、一転して頼朝の命令で義時の知らないところで暗殺された場面でした。暗殺されたことを知って義時が鳥ともに猛抗議したのですが、敵と味方との間の狭間にいるので第3者の立場から見てるので暗殺は当然だろうと思いつつもなんともやりきれない感じがしました。

30代男性

色々なところで指摘されていますが、源義経の狂気というのがはっきりと現れた回でした。義経が、頼朝からの愛情を独占したいがために義兄の義円を陥れます。
これまで源義経を描いたエンターテインメント作品で、このような形で源義経が書かれたものを寡聞にして知りません。なので、今回の三谷大河での源義経には、ハラハラドキドキさせられています。
しかも、菅田将暉が上手なんですよね。人を惹きつけるカリスマ性があり、無邪気で憎めないのに、自分の欲望のために人を陥れることをためらわない冷酷さも持ち合わせている義経のキャラクター作りが素晴らしいです。

40代女性

【鎌倉殿の13人】第12話のあらすじ・感想(ネタバレ有)

第12回「亀の前事件」あらすじ

北条義時(小栗旬)から父・伊東祐親(浅野和之)と兄・祐清(竹財輝之助)の死を告げられ、憤る八重(新垣結衣)。義時は八重をいさめ、源頼朝(大泉洋)から与えられた江間へと八重を送る。政子(小池栄子)が懐妊し頼朝の嫡男誕生への期待が高まる中、比企能員(佐藤二朗)が比企尼(草笛光子)を伴い鎌倉に出仕。さらに、三善康信(小林隆)から推挙された官僚・大江広元(栗原英雄)らが都から下向し、新たな関係が動き出す……

引用:『鎌倉殿の13人』公式サイト

「亀の前事件」感想(ネタバレ有)

今回も頼朝の周りにいる女性たちの、火花の散るような戦いに注目しました。本当は政子のことをあまりよく思っていないりくがある意味一つの発端になるようですが、彼女を懲らしめてやろうと政子にわざと亀の存在を教えます。まさに、女同士のプライド合戦のようなものです。後妻打ちをしたらと提案するのですが、これが大事になるところ、三谷さんらしい描き方だと思いました。その中での義経の暴れようも笑えて仕方がありません。次回もどんなことが起こるやら、三谷劇場を期待してます。

60代女性

前回の放送は前半は不穏な雰囲気がたくさんな感想でした。というのも頼朝が部下勢力に対して命じたことに不満をもつ人がいくらかいたからです。特に義経の不満怒りはその前と同じくしてストレートに感情爆発なのでまたよからぬことにならなければいいなと思ってました。後半は頼朝が亀と不倫をやってることがきっかけで、亀の屋敷が破壊される結果になりますが、頼朝の怒りを見るあたり、まるで逆切れしたプーチンみたいだと思ってイラついてました。しかし最後に政子と時政の奥さんの直接抗議にさえ逆切れしていた頼朝に対して、時政がもう我慢できねーとばかりに怒りを爆発させたとたんの頼朝の唖然とした表情を見て、少し痛快な気分になったので最後までイラつかずに済みました。

40代男性

これまでのNHK大河ドラマのイメージは重厚なものでしたが、三谷幸喜の手になると、かくもライトで喜劇のおもむきになるのかと最初から驚きました。がしかし、このライトなお芝居が遠い昔の歴史上の人たちを身近な感じで見られるようにしてくれて楽しめています。重厚な大河ドラマでは、棚の上に乗せられたキャラクター達が重々しい言動で芝居をするのがならいになっていたので、ただ歴史をたどっているだけという感じでした。三谷幸喜によって、これから先がどんなお話になるのか楽しみです。

60代女性

【鎌倉殿の13人】第13話のあらすじ・感想(ネタバレ有)

第13回「幼なじみの絆」あらすじ

政子(小池栄子)が男児を出産し源頼朝(大泉洋)の嫡男誕生に沸く鎌倉であったが、頼朝の浮気が大騒動に発展。激怒した北条時政(坂東彌十郎)は伊豆へと戻り、これを比企家の好機と捉えた能員(佐藤二朗)は源義経(菅田将暉)らに近づく。そんな中、義時(小栗旬)は八重(新垣結衣)のことを一途いちずに思い、鎌倉と江間を往復する日々を送っていた。一方、平家に敗北し再起を図る源行家(杉本哲太)は木曽義仲(青木崇高)を頼り……

引用:『鎌倉殿の13人』公式サイト

「幼なじみの絆」感想(ネタバレ有)

戦をしないともう耐えられないと、義時へ直談判して信濃行きを頼み込んだ義経だったのに、さとが現れた瞬間視線が釘付けになって結局共に朝を迎えて信濃行きを逃してしまうとは、1つのことに熱中したら他は頭の中から綺麗サッパリ消えてしまう義経の全てを現している様で面白かったのですが、その性格が今後プラスとなるかマイナスへと働くか、彼自身の行方もですが源家にとってもどんな影響を及ぼすのかにも目が離せない要注意人物だなと思えました。

40代女性

頼朝は政子に浮気がバレてしまったにも関わらず亀のもとに姿を表しました。その場に政子がいたのには私自身とても驚きました。そそくさと頼朝が退散した後の政子と亀との対峙がとても目を見張りました。亀の潔い身の引き方と政子へ努力をするべきだという忠告、それを素直に受け入れる政子のやりとりがクスッと笑えそして納得していました。義時の八重への一途な想いが最初は重く感じていた八重が軟化を見せ義時と共に生きていこうと考え始めました。皆の間に入って何かと気苦労の多い義時を支えてくれる人物が出来てとても良かったです。

60代女性

史実にほとんど残されていない八重について、かなり重く詳しく取り上げられているのが“ 鎌倉殿の13人”の特徴のひとつです。
鎌倉や北条氏をテーマにしたものは、全てといってよいほど政子の存在が大きいものばかりでした。
八重についてははかねてから気になってはいたものの、義時との微笑ましい純愛ストーリーを当初から全く期待していなかった自分でも、たとえフィクションであっても涙がにじむような優しく美しく心を動かされるような内容でした。

40代女性

鎌倉殿を取り巻く女性たちが主役の回だった。亀の元を訪れた頼朝はそこに政子がいたことに驚き退散する。亀と政子の小競り合いが面白く、亀が意外にも短歌などを読んでいることに驚いたが、意地をはる政子に教え諭すような亀の語り口調がとてもよかった。頼朝は次に訪れた八重からも追い払われ、あきらめて館に戻るという演出など女性に対してだらしない一面もあって笑えるシーンが多かった。また、頼朝を拒否した八重が一途に思いを寄せてくれる小四郎を笑顔で迎えるという場面は小四郎の思いがむくわれてみているこちらも心が温まった。

50代女性

ここでは2つのシーンが印象的で、そのうちの1つは義時が八重に何度も会いに来て、義時を見かけるたびになんでまた来るのといわんばかりにびっくりする八重の表情にも少しくすぐられました。もう1つは12話では頼朝が亀と不倫をしていて、最後に時政の怒りで頼朝は撃沈させられたのですが、13話でも頼朝は懲りずにひっそりと亀に会いに来たのには呆れました。しかしその現場に政子がいて、政子を見た瞬間に頼朝がびっくりしてそのまま帰ってしまったので、この場面は痛快そのものでした。そのあとにこの政子と亀の2人きりで女の声だけのバトルが展開されていきますが、亀が政子にみ台所としての器量と知識が問われる旨を発言し、そのためにはどんな書物を読めばいいかなんてアドバイスをしたので、ここは亀にささいなエールを送りたいと思いました。

50代男性

【鎌倉殿の13人】第14話のあらすじ・感想(ネタバレ有)

第14回「都の義仲」あらすじ

嫡男・義高(市川染五郎)を鎌倉へと送った木曽義仲(青木崇高)は、平家の追討軍を撃退して上洛。敗れた平宗盛(小泉孝太郎)は、三種の神器とともに都を落ち延びる。義仲の活躍に焦る源頼朝(大泉洋)であったが、義仲と後白河法皇(西田敏行)との関係が悪化すると、弟・義経(菅田将暉)を大将とし派兵することを決断。しかし、利益のない戦に御家人たちが不満を募らせる。そんな中、義時(小栗旬)は……

引用:『鎌倉殿の13人』公式サイト

「都の義仲」感想(ネタバレ有)

義時の想いが叶い八重が正式に妻となり妊娠している姿に驚きました。しかし義時は頼朝と家族、家来との間に入りいつも心を痛めていたので八重がそばにいる事で心の安定に繋がりそうで良かったです。源氏同士の争いを避けるため義仲の嫡男の義高が大姫の許婚として鎌倉にやって来ました。しかしいわゆる人質です。性格が良くイケメンでこのまま許婚として納まってくれたらと願いましたが現実は甘くありませんでした。義高と義経のシーンでは穏やかな表情と言葉とは裏腹に心の中の闇を見た感じがしました。

60代女性

木曽義仲が平家の追悼軍を撃退して京に入ります。
これを聞いた頼朝は、さぞかし悔しかったでしょう。しかし、木曽は結局後白河法皇と折り合いが悪く、不運続きで嫌われてしまいます。頼朝はそうなることを予見していたようです。
また、手紙などを使いうまく後白河法皇を味方にして、木曽義仲を倒す大義を作り、義経を派遣します。親戚であろうと、自分が勢力を伸ばすためには、手段を選ばないような気がして何か寂しい気もしました。
一方、頼朝の足元である御家人の不穏な動きもあり、なかなかうまくいかないところに、この時代の采配の難しさを感じます。とはいえ、義時はそんな中、縦横無尽に手を尽くすところ、力のある人材だと思います。
彼がのびのびと戦えるのも、眼福のひと時を与えてくれる美しいガッキーのおかげと思い、ますますのドラマの進展を楽しみにしております。

60代男性

嫡男の義高を鎌倉へと送った木曽義仲は平家の追討軍を撃退して上洛。敗れた平宗盛は三種の神器とともに都を落ち延びる。北条義時と八重がいい感じになってきてうれしいです。後白河法王がなかなかのくせ者ですね。ライバル同士を競わせ、自分のほしいものを手に入れる・・・これは現代社会にも通じる手法ですね。それに踊らされる木曽義仲と源頼朝。可哀想なのは人質となった木曽義仲の息子、義高。そしてまだそんなことを何もわかってなさそうな頼朝と政子の娘でまだ幼い大姫。ところで木曽義仲は教科書では粗野で乱暴者の荒くれ武者と出てましたが、とても思慮深い頭のいい人に描かれていて、かっこいいです。

50代男性

今回は、木曽義仲が頼朝より先に京都に来てからの対比がよく描けていたと思います。

頼朝が悔しがれば、義仲が喜ぶ。義仲の悪い部分が出れば、頼朝のいい部分がでてくる。
といった感じでシーソーゲームのようにお互いのいい部分悪い部分がうまく映し出されていたと思います。

しかし、折角の木曽義仲が出てきたのに最大の持ち場の倶利伽羅峠の戦いがあっさり終わってしまったのがちょっと残念でした。
今のご時世や、予算的にも火牛の計のようなモノは難しいとは言え、こういった合戦シーンが消えるのはなんだかさみしいです。

30代男性

14話では法皇と頼朝がまるで最初から結託して義仲に難癖を付けてるかのような印象を感じました。その義仲は頼朝よりも先に京へ行って平家を攻撃して京から追い払うことに成功しますが、義仲自身が朝廷に対する礼儀をしらないし、下々の兵士もまるでロシア兵みたいに街中で暴れるもんですから、それを口実にされた感もあったなと思いました。ただそのあとに頼朝の部下の一部が頼朝に対して不満をあらわにしはじめて分解しはじめるところまでは予想ができませんで、不満をあらわにしてるところへ上総がやってくるので、来週が別の意味で楽しみになりました。

40代男性

【鎌倉殿の13人】第15話のあらすじ・感想(ネタバレ有)

第15回「足固めの儀式」あらすじ

源義経(菅田将暉)率いる一軍が迫っていると知った木曽義仲(青木崇高)は、後白河法皇(西田敏行)を捕らえて京に籠もる。一方、鎌倉では御家人たちが謀反を計画。上総広常(佐藤浩市)も加わり、義仲の嫡男・義高(市川染五郎)を旗頭とし、都ばかりに目を向ける源頼朝(大泉洋)の失脚をたくらむ。義時(小栗旬)は御家人たちの計画を潰すため大江広元(栗原英雄)らと連携し……

引用:『鎌倉殿の13人』公式サイト

「足固めの儀式」感想(ネタバレ有)

まさか梶原が上総を討つとは思いませんでした。もちろん頼朝が命じたことではあるのですが、梶原が承知するとは・・・

最初から頼朝の人柄が誉められたものではないと思っていましたが、大泉洋が演じていることもありどこか憎めませんでしたが、今回のことで嫌になりました。自分自身が坂東家臣であるかのように観ました。

そして、ちょっと意外だったのが、義仲が案外大したことなかったということです(笑)
すっごい強そうかつキレものな感じだったので、ちょっと意外で残念でした。

30代女性

今回の放送では頼朝に対して口は少々悪かったが、存在感のあった上総が内紛の責任を取らされて梶原に殺されてしまったことに驚いたと同時に、頼朝に対して怒りがこみあげてしまいました。その頼朝は最初は殺せとは言ってなかったですが、責任を取らせるように進言した広元に対しては余計にいらだってしまいました。放送終了後にネット上で頼朝たちに対して批判的なコメントが多かったようでしたが、自分もそれに同感したのは言うまでもありませんでした。

40代男性

今回は頼朝らと坂東武者たちとの間の不穏な空気が、ある意味で一掃される回でした。
いわば内輪のゴタゴタなわけですが、脚本の三谷幸喜さんはそうした多数の人間関係が複雑に絡み合いながら駆け引きをしていく話作りを得意としており、その真骨頂が現れた話だったと思います。
一度抜いた刀をどう納めるべきか、全てを丸く収めるならば何を犠牲にするべきか。そしてそれをさらに利用して地盤を固めるという、政治家頼朝のあり方がよく現れた回でもあったと思います。
佐藤浩市さん演じる広常の死に様もただ綺麗ではなく、しっかりと怨恨もありしかし諦観もあるという、戦争と政治と、一人の人間の人生を感じさせられる重み。それら含めたすべてが、まさに足固めの儀式であったように思います。

30代男性

頼朝に対しご家人達が謀反を起こす計画を立てていました。皆の間に入って義時が奔走する姿に流石だと思っていました。
しかし謀反をしっかり食い止めることができたのにみせしめということで上総広常が梶原景時に切られてしまいました。
頼朝を想って仕えていた広常に温情ない命令を下した頼朝がとても怖く感じました。頼朝を演じている大泉洋さんは何処かお茶目なイメージがありましたが今回はとても恐ろしかったです。
広常にご家人の動きを探るように頼んだ義時の無念さがあの涙に込められていたと思います。
話全体が緊迫感でいっぱいでした。

60代女性

【鎌倉殿の13人】第16話のあらすじ・感想(ネタバレ有)

第16回「伝説の幕開け」あらすじ

御家人たちをまとめ上げた源頼朝(大泉洋)は、弟・範頼(迫田孝也)を総大将、梶原景時(中村獅童)を軍いくさ奉行とした本軍を派兵。八重(新垣結衣)に見送られた義時(小栗旬)も従軍し先発した義経(菅田将暉)と合流する。後白河法皇(西田敏行)を捕らえて京に籠もる木曽義仲(青木崇高)、福原を拠点に復権を伺う平宗盛(小泉孝太郎)に対し、鎌倉方は義経の天才的な軍略に導かれて奮戦。畠山重忠(中川大志)らが華々しく駆ける……

引用:『鎌倉殿の13人』公式サイト

「伝説の幕開け」感想(ネタバレ有)

同情する部分もあるのでしょうが、このドラマの義経はあまり好きにはなりません。
三谷幸喜さんが書く脚本にしては、好きになれない義経でびっくり。ただ、義経の最後にはきっとまた魅力的に描かれると期待します。
その証拠に、16話は義仲の最後で良いシーンでした。

また、義高役の市川染五郎が良いです!とにかく美男子で役にピッタリ。

物語の進み的にはこの3話ほどちょっと遅いように感じます。後白河法皇ではないけど、「はよ平家討てや」って感じです(笑)

30代女性

今週は義仲が頼朝勢によって殺されてしまい、さらに平家軍が頼朝勢によって追い詰められますが、その戦い方をめぐって梶原と義経の口と態度のやり取りが一番印象に残りました。義経は前々から口と態度がデカいのが気になってまして、この戦い方では義経が考え出した無茶とも思える戦術が功を奏してるのですが、後々になって梶原に殺される原因の1つを作ってしまったのではないかという雰囲気も同時に感じました。一方で義仲が殺された時点で人質となってる息子のどことなく悲壮な顔、そして殺されるのではないかと懸念している政子の心配そうな表情を見て、また犠牲者が増えるという痛々しい気持ちになってしまいました。

40代男性

これまで、登場はしていながらほとんど活躍の場がなかった義経がいよいよ動き出すのが印象に残った回でした。
本作における義経の描かれ方はこれまでの作品のどれとも違っていて、決して美しくはないものの、既存の戦のあり方を一変させる稀代の戦略家として考えれば確かに説得力もあり、期待を膨らませていました。
そして今回の義経は、その期待通りにそれまでの常識にとらわれない自由な発想を随所に見せ、見事結果を出します。
時代を変える天才というのはまさにこういうものだろうと。常識的で共感性の高い人物では時代を変えるほどの働きはできません。
そこまで考えてこのキャラクターを作った脚本と、演じる菅田将暉さんに感心し、これからの義経の活躍を見るのも楽しみになりました。

30代男性

広常の件によりご家人達の気持ちは頼朝に戻ってきました。そしていつ自分が広常と同じ立場になってしまうかもしれないと怯えているのが良くわかります。そう思うと頼朝は流石の采配だったのだと思います。
義仲を倒し平家を滅亡させるために動き出しました。大将を任せられた義経の独創的な戦略にとても驚かされます。そして後白河皇王を使って平家を騙し討ちしようとすることにも驚きました。
義経を演じている菅田将暉さんの目の鋭さや表情や言動が恐ろしさを増大させます。

60代女性

【鎌倉殿の13人】第17話のあらすじ・感想(ネタバレ有)

第17回「助命と宿命」あらすじ

源義経(菅田将暉)の軍略がさえわたり連勝に沸く鎌倉方。しかし、木曽義仲(青木崇高)の討伐により鎌倉に再び暗雲が立ち込める。義仲の嫡男・義高(市川染五郎)を危険視する源頼朝(大泉洋)は、戦勝報告のため範頼(迫田孝也)とともに鎌倉へ戻っていた義時(小栗旬)に義高の処断を命令。大姫(落井実結子)を思う政子(小池栄子)は憤り、義高を救うため奔走する。一方、頼朝に試された義時は八重(新垣結衣)ら家族を思い……

引用:『鎌倉殿の13人』公式サイト

「助命と宿命」感想(ネタバレ有)

史実でどうゆう展開になるのか大体のことは分かっていましたが、やっぱり木曾義高には死んでほしくなかったというのが率直な感想です。

父の木曾義仲の為に頼朝の人質になることを了承し、そして父が殺され自分も死ぬことになるとは、あまりに可哀想な運命です。大姫と仲良く遊んでいる姿が微笑ましくてもっと2人のやり取りを見ていたかったなあと思います。あともう少し早く頼朝が殺さずに捕まえるだけでいいという命令を出していてくれたらなあ。

役者の皆さんの演技が上手くてとても感情移入してしまい、頼朝のことが最近嫌になってきました。

30代女性

前々から気に入らなかった義仲を殺害しただけでは満足しない頼朝が義仲の息子の殺害を決定した冷酷さにまたしても憤慨だった。頼朝はまるで民度のないどこかの国の司令官や兵士みたいだと。がそれを知った恋仲になっていた大姫の必死の願いに頼朝が心打たれて殺害を中止しろと言い出したのでびっくりした。しかし時すでに遅しで義高は殺されてしまうわ、その義高を殺害した人物を政子の命令で褒美を与えるどころか逆に殺害してしまうわで、やりきれない気持ちでたくさんだった。早く1199年になって頼朝が死ぬ場面が来てほしいなと。

40代男性

自身の命をかけて冠者殿を救いたい本気度を頼朝へ見せつけた大姫からは、幼いながらもこの時代を生き抜いている逞しさと、根負けした頼朝に一筆書かせる政子の強かさも受け継いでいると感じ、これで冠者殿の命が取られることはなくなったと安心したのもつかの間、討伐に息巻いていた藤内光澄が桶を持ち帰って来た姿を見て一気に絶望へと突き落とされました。

父親・義仲からの手紙を読み、頼朝への復讐心を捨て生きる覚悟を決めた冠者殿でしたが、小四郎への不信感が払拭されることはなかった故の最期だったことが残念でなりませんでした。

40代女性

木曽義仲を打ち倒した後に、人質になっている義高の処遇についてどうするかという場面がメインになっているのが、とても印象的でした。

北条政子などがなんとか助からないだろうか?と思案をめぐらせてなんとか逃がしたり、うまく脱出をさえようとしているのですが、それがほんの少しずつずれていって結局は助からない。

ちょっとした希望やスポットを浴びている人物の人となりを見せ、その中での人の感情の揺れ動きを店ながらも、最後は絶望という感じは今回の大河ドラマでよく見られるのですが、その演出がとても素晴らしいです。

30代男性

【鎌倉殿の13人】第18話のあらすじ・感想(ネタバレ有)

第18回「壇ノ浦で舞った男」あらすじ

苛烈さを増す源平合戦。必死の抵抗をみせる平宗盛(小泉孝太郎)率いる平家軍に対し、源頼朝(大泉洋)は義経(菅田将暉)に四国、範頼(迫田孝也)に九州を攻めさせ、逃げ道をふさぎにかかる。しかし、範頼軍は周防で足止めをくらい、義時(小栗旬)・三浦義村(山本耕史)らが状況の打開に奔走。一方の義経軍も、後白河法皇(西田敏行)の命により摂津から動けずにいた。そんな中、梶原景時(中村獅童)の献策を一蹴した義経が……

引用:『鎌倉殿の13人』公式サイト

「壇ノ浦で舞った男」感想(ネタバレ有)

木曽義仲を打ち倒した後に、人質になっている義高の処遇についてどうするかという場面がメインになっているのが、とても印象的でした。

北条政子などがなんとか助からないだろうか?と思案をめぐらせてなんとか逃がしたり、うまく脱出をさえようとしているのですが、それがほんの少しずつずれていって結局は助からない。

ちょっとした希望やスポットを浴びている人物の人となりを見せ、その中での人の感情の揺れ動きを店ながらも、最後は絶望という感じは今回の大河ドラマでよく見られるのですが、その演出がとても素晴らしいです。

一言でいえばあれほど血気盛んで攻撃的だった義経が目の前で平家の帝が海に飛び込んで溺死したのを目の前で見た瞬間に嘘だろと愕然とする様子は意外に映りました。というのは予想では喜びを爆発させるもんだと思ってましたから。その義経が梶原の進言や頼朝の強すぎるという意見のために鎌倉に入れないというのにはまたしてもイラっとさせられるけど、平家の将軍親子が生き残っていて、彼らを殺さずに親子で一晩話をさせようとするあたりの心境の変化は一番の注目どころだった気がしたのでした。

40代男性

生き生きと戦場で目を輝かせている義経と平家との戦いが終わった後の寂しそうな義経の気持ちの落差が印象的な回でした。

ただただ兄のためにと思って戦っているのにどんどん深まる頼朝との溝。
そうじゃないんだよ!頼朝!と何回も心の中で訴えた私は義時と同じ気持ちだったと思います。

そしてついに平家とも決着が着きましたね。
安徳天皇を抱いて海に沈んだ母の姿に私も子を育てる親として泣きそうになりました。
史実を読んで分かってはいたけどとても悲しい回でした。

30代女性

頼朝悲願の平家討伐成功目前にして、その強さが今度は自分へ向けられるのではと、頼朝が義経を恐れるようになるとは何とも皮肉な話だなと思えましたが、義経は何故戦さになると目が輝き狂ったようにのめり込んで行ったのかは、自分が戰場でしか役に立てないと自覚していたからだと知ると、それまでの傍若無人さにも悲哀が感じられて、平宗盛への温情もあの日の約束を果たす為に里芋を振る舞っていたシーンも胸に染みて色んな感情が湧き上がって来ました。

40代女性

遂に壇ノ浦の戦いまで完了し、平家は滅亡といった一つの終着点まで行きました。
源平合戦を元にした作品は何度も見ていますが、何度見てもまだ幼い安徳天皇が沈んでいくシーンは物悲しさがあります。

また、義経と頼朝の争いも表面化してきており、もうすぐ義経の運命も・・・となる段階で、ちょっとずつ義経の色々阿人となりを見せ始めルという演出が出てきています。
感情移入させて、死ぬまでの哀悲をより視聴者に感じさせようとしてくるのは、ああ、そろそろ義経も。と言う感じがして、次の回までそわそわしてしまいます。

30代男性

【鎌倉殿の13人】第19話のあらすじ・感想(ネタバレ有)

第19回「果たせぬ凱旋」あらすじ

鎌倉入りを許されず京で悲嘆にくれる義経(菅田将暉)。義時(小栗旬)は大江広元(栗原英雄)に知恵を借り、源頼朝(大泉洋)と義経との関係修復を模索するが、後白河法皇(西田敏行)はそれを許さない。愚痴をもらす頼朝に対し苦言を呈す八重(新垣結衣)。この状況を政子(小池栄子)が憂う中、京では義経をめぐって里(三浦透子)と静(石橋静河)が対立。さらに源行家(杉本哲太)が義経に近づいて頼朝への疑心をあおり……

引用:『鎌倉殿の13人』公式サイト

「果たせぬ凱旋」感想(ネタバレ有)

放送終了間際で義時と時政が建物の内部で義経がどこにいるかしゃべってると、俺はここにいるとばかりいつのまにか姿を現した義経に唖然とした。
かつての仲間が頼朝の命令のための敵となっているのに。

そこでいろいろ話をしてまた姿を消していくが、義時と時政はあえて捕まえることも追いかけることもせず、ただ見送る態度でいたのでそこはドラマながらもかっこよく思えた。

しかしこの放送で一番びっくりしたのはこのシーンの前に京で法皇が義経を引き留めたいばかりに脈が止まって死にかけたシーンを芝居したことだった。
見ていてほんまに死んだのか?!とびっくりしたが、義経がいないところでニヤリ芝居をしてやったわと笑ってるあたり三谷さんの演出にやられた(笑)!と思った。

40代男性

平家が滅んだ後の、誰もが知る義経と頼朝の確執が膨らんでいく流れが描かれた回。
頼朝にとって義経が邪魔な存在となっていく、あるいは後白河法皇が義経を取り込んで頼朝と対立していくという流れは大体の視聴者の共通認識だと思いますが、「鎌倉殿の13人」における義経のキャラクターは特に個性的だったために、そこでどう変化していくかが個人的な注目点でした。
目立ったのはやはり義経の天才的な戦術眼とは対照的な政治的弱さ。特に情に訴える後白河法皇への弱さや、これまでの無謀な戦術による兵からの人望の薄さなど、まさに全てが裏返しになる展開で、義経の悲運を感じさせられました。

30代男性

鎌倉に戻る大義名分を得た義経が法皇様に許しを得たのはいいが、法皇様もそう易々と義経を返そうとはせず、下手な演技で義経を騙そうとするのが面白かった。

毬をわきに挟むと一瞬とはいえ脈がを止められるのか、といらない悪知恵を得てしまったが、すかさず「真似をしてはいけない」というナレーションが入る演出は三谷脚本のいたずら心か。

その後、義経は静御前といるところを奇襲され命拾いをするが、奇襲した武士たちを義経の妻が手引きしているシーンがあり、何か違和感を感じた。

50代女性

義経の圧倒的な強さを利用しようと群がって来た、汚い大人たちの欲にどんどん飲み込まれて、最終的には頼朝への挙兵も義経に脅され唆されたんだと、全ての罪を擦り付け笑っていた後白河法皇の底意地の悪さにむかっ腹が立ち、担ぎ上げるだけ担ぎ上げておきながら、いざ兵が集まらないことが分かった途端、だから挙兵は反対したんだとこれまた義経1人が言い出したていにした行家には、呆れるやら大人として情けないやらと色んな感情が入り混じりました。

40代女性

【鎌倉殿の13人】第20話のあらすじ・感想(ネタバレ有)

第20回「帰ってきた義経」あらすじ

京を離れ、奥州へ逃れた源義経(菅田将暉)。しかし、温かく迎え入れてくれた奥州の覇者・藤原秀衡(田中泯)が程なく死去。これを知った義時(小栗旬)は、状況を探るため平泉行きを志願するが、義経の才を恐れる源頼朝(大泉洋)は、藤原国衡(平山祐介)・泰衡(山本浩司)兄弟の仲の悪さにつけ込み義経を討つように冷たく命じる。八重(新垣結衣)に見送られ、平泉へと発たつ義時。一方、捕らわれた静御前(石橋静河)は鎌倉で……

引用:『鎌倉殿の13人』公式サイト

「帰ってきた義経」感想(ネタバレ有)

義時を主人公とする長い物語と考えるならば、義経の死はそこまで大きな出来事ではないとも思っていましたが、この回において義時はかなり重要な役割を果たしていました。
頼朝側からすれば義経の死はもはや避けられないこととなっていましたが、何とか避けられないものかということばかり個人的には考えていました。
そして義経は政治的な戦略には疎いものの、やはり飛び抜けた才を持つだけに全てを見抜いており、さらに鎌倉攻めの戦略まで密かに練っていたというのが驚きです。
もしも義経が本気で鎌倉を攻めていたらどうなっていたのか。そう考えずにはいられない切ない最期でした。

30代男性

頼朝から奇襲されたと勘違いした義経は山伏に成りすまして奥州平泉まで逃げ延びる。

そこで畑仕事をしながら、コオロギを相手に戦をしておると笑う義経を見て、末っ子感を感じたが、世の中を一つにしたい頼朝と戦大好きな義経が相いれないのも納得できる演出だったように思う。

そして藤原家からも追われ、静御前のことや妻からの衝撃の告白を聞き、自分にもう味方がいないことを悟る。

弁慶の立ち往生は視聴者の想像に任せ、最後まで戦の計画を喜々と語る義経がとてもまぶしくて涙が出てきた。

50代女性

義経が奥州で最後殺されることはわかってたが、その最期のシーンは建物の内部で義時を目の前にして楽しそうにしているあたり、まるでどこかの舞台芝居のように思えてしまった。
芝居の世界では時々演出されるが、現実ではそんな楽しんでる場合ではないだろと突っ込みたくなる。
悲しい最期にしたくないのかなと思えた。

その後義経の死体の首を目の前にして頼朝が泣きながらしゃべっていたが、これもどこか他所のドラマ化映画で見たような演出のようにも思えた。ただ泣くんなら最初から殺すなよとも突っ込みたくなった。

40代男性

奥州へと向かう義時に同行する善時を見た瞬間、また簡単にやっちまいましょうか?と言って実行に移す姿が想像出来て、平泉で農業に勤しんでいる義経は、土いじりを楽しむ1人の農夫にしか見えなくなっていたのに、わざと静御前の話をして鎌倉殿への復讐心を抱かせ挙兵を促すとは、義時も善時と変わらぬ残酷な面を持ち合わせていたという事実に驚愕しつつ、この2話では激しく移り変わって行く義経の心情がとても丁寧に描かれており、菅田将暉さんの演技も相まって一気に引き込まれて気持ちを全部持っていかれました。

40代女性

【鎌倉殿の13人】第21話のあらすじ・感想(ネタバレ有)

第21回「仏の眼差し」あらすじ

源義経(菅田将暉)を失った奥州に攻め込み、藤原泰衡(山本浩司)を討ち取る源頼朝(大泉洋)。義時(小栗旬)・畠山重忠(中川大志)らが在りし日の義経をしのぶ中、頼朝は毅然きぜんと上洛に向けて動き出す。一方、京の後白河法皇(西田敏行)は丹後局(鈴木京香)と今後の動静を憂慮し、きたるべき日に備えていた。そんな中、鎌倉では八重(新垣結衣)が子どもたちの世話に奔走。八重の明るい表情に、政子(小池栄子)も目を細めるが……

引用:『鎌倉殿の13人』公式サイト

「仏の眼差し」感想(ネタバレ有)

既に歴史が進んでいるから、登場人物が亡くなっていくのは、辛いです。特に今回の八重さんは、小四郎の支えだっただけに、今後の小四郎がどうなっていくかも不安になります。仏像の出来を見に行っていた小四郎が、仏像の顔を見て八重に見るというのは、たぶん、彼女が無事でいつも一緒だと思って言っていたのだと思います。でも、それは虫の知らせだったのかもとも思ってしまいました。人生は客観的に見るとそんなものなのかもしれません。過ぎていった思い出は、彼を強くすると思います。

50代女性

悲しすぎました。

八重さんが幸せそうで、幸せそうな描写がされてしまうと、なにか不幸が起こるのではと不安に思っていたら……。もっと小四郎と八重さんの幸せな姿を見ていたかったです。

そして、大姫にもびっくりしました。「おんたらくそわろか~」と私も一緒に唱えたくなりました。

あと、政子が頼朝の謎マウントに対して、「わざと言っているなら人が悪いし、わざとでないなら気遣いがなさすぎます!」がかっこよかったです。私もいつか真意がわからない発言する人にビシっと言いたいです。

40代女性

まさかここで八重が事故死してしまうというのは驚きでした。大姫が源氏物語で六条御息所の生霊に祟られる葵を名乗るあたりに、なんとも不穏なものは感じましたが、さすがに八重が今は亡き千鶴丸に引き寄せられるかのように溺死するという展開は想像していませんでした。そこは三谷幸喜脚本というべきところでしょうか。まさに因果を象徴するかのようなこの回は、いずれ鎌倉に巻き起こる血で血を洗う争いの未来が見えるような気がします。

50代男性

21話の焦点は、北条義時の妻である八重の水死です。
鎌倉殿の13人の主人公は北条義時で、北条義時は若いときから八重に恋心をいだいていて、源頼朝との間に男児までなした関係を清算した八重と紆余曲折を経て結婚することができた北条義時にとっては、人生における一大悲劇でした。
それで、希望としては、もう少し、父親に命を奪われた我が子に対する悲しみが八重自身の水死の原因になっていることと、水死を知った北条義時の悲しみとを、もう少しダイレクトに表現した方が良かったと思います。

70代以上男性

【鎌倉殿の13人】第22話のあらすじ・感想(ネタバレ有)

第22回「義時の生きる道」あらすじ

源頼朝(大泉洋)の上洛が決まり、命に従い随行する義時(小栗旬)。大軍を率いて念願であった京へと上った頼朝は、後白河法皇(西田敏行)、九条兼実(田中直樹)と会談。今後の世のあり方を思い描く。そんな中、自分たちには利益のない上洛に、三浦義澄(佐藤B作)、岡崎義実(たかお鷹)、千葉常胤(岡本信人)らが不満を募らせていた。一方、比企能員(佐藤二朗)は比企家の地位を盤石にするため、一族の比奈(堀田真由)を……

引用:『鎌倉殿の13人』公式サイト

「義時の生きる道」感想(ネタバレ有)

頼朝が上洛し、征夷大将軍となり、後白河法皇も崩御するということで、いよいよ鎌倉殿の天下というところですが、皮肉なことに頼朝曰くの「戦のない世の中」が到来した筈なのに、権力を欲しがる者たちは戦いをやめないようです。それにしても曽我兄弟の仇討をからめての陰謀はなかなか面白い。実際に北条時政が黒幕で頼朝を討とうとしたという説はありましたが、こういうパターンは初めて聞いたし、後に比企一族が排除される遠因にもなり得ます。ここにきてなかなか歴史論としても興味深い脚本になってきたなと思います。

50代男性

今回も変わらぬ小四郎がよかったです。

比奈さんってけっこう八重さんに似てるし、けっこうタイプなんじゃないかとは思うのですが、きっぱり断る小四郎はさすがです。

それに比べて頼朝は本当に小四郎のためと思っていたのか、かなり怪しいところです。政子と頼朝が「征夷大将軍」にはしゃいでるところがかわいくて最高でした。

こういうところが、頼朝のにくめないところだなぁと思います。

そして、曽我兄弟登場です。歴史に疎い私はよくわからないのですが、なんだかけっこう有名な歴史の一シーンみたいなので楽しみです。

40代女性

22話の焦点は、後白河法皇と源頼朝の対決と、曽我兄弟の仇討ちにからんだ源頼朝の暗殺計画です。
後白河法皇と源頼朝の京における対決は、政治を仕切っていた皇室および公家から政治の実権が武家へ移る重要場面です。
また、源頼朝の暗殺計画は武家による新たな政治秩序構築において武士の間に繰り返される血生臭い戦いの本筋に入ってゆく序曲のようなものです。
したがって、これから北条義時が踏んでゆかねばならない苦労の一生の序曲でもあります。それで、この2点に関しては、もう少し重々しく演技するのも一つの形であったのかもしれません。

70代以上男性

前回の八重の死について、小四郎は天罰だと言っていました。それは、今までの手を汚していないにしても人を殺めた罪悪感から、妻の八重が代わりに天罰を受けたと思っていたのかもしれません。ですが、八重亡き後のみなしご達の世話をしている小四郎の元へ政子が、来ていたシーンは久々の癒しでした。そして、征夷大将軍になった頼朝が政子に呼んでもらって、喜んでいる姿は微笑ましかったです。その政子の呼び方も可笑しくて笑いました。歴史のなかでそんな一時があっても良いと思わす演出は良かったです。

50代女性

【鎌倉殿の13人】第23話のあらすじ・感想(ネタバレ有)

第23回「狩りと獲物」あらすじ

嫡男・万寿(金子大地)の披露目の場とするため、御家人を集めて富士の裾野で巻狩りを行うことを決めた源頼朝(大泉洋)。工藤祐経(坪倉由幸)が賞賛する中、頼朝を憎む曽我十郎(田邊和也)・五郎(田中俊介)兄弟らが謀反を計画。梶原景時(中村獅童)から企みを知らされた義時(小栗旬)は、急ぎ五郎の烏帽子親である父・北条時政(坂東彌十郎)のもとへと向かう。不穏な気配が漂う巻狩りには、義時の愛息・金剛(坂口健太郎)も……

引用:『鎌倉殿の13人』公式サイト

「狩りと獲物」感想(ネタバレ有)

後半に突如起こってしまう、源頼朝の暗殺事件に関してはヒヤヒヤしながら見ていました。
結果、やはり天から見守られている人は違うなと感じました。

しかし、源頼朝の討死を知った弟の行動にもヒヤヒヤしました。今後この人は頼朝から恨みを買っていくんだろうなと感じました。

北条の立場なども気になるところであり、今後の絡み具合が気になります。
そして、ヒナと小次郎の今後の発展もどんな風になっていくのか楽しみだなと思いました。

30代女性

相変わらず女クセの悪い頼朝が女がいる建物へ忍び込んだら、そこに義時がいて頼朝がびっくりしたのは毎度お決まりの小さな仕込み笑いで毎回入れてほしいなと思う。そのあと曽我事件が発生するが、寝ている頼朝が殺されたかと思えばそれは身代わりの工藤であり、頼朝が生きていたというのはうまく脚本を書いたなとは思った。ただ史実を知ってしまってたので、頼朝が生きていたことにはあまりびっくりしなかった。それよりも注意深く見ていなかったこともあり、むしろ寝ていて殺されたのが仇討ちの標的である工藤というほうがある意味驚いた。

40代男性

曽我五郎は、頼朝暗殺を企んでいた。烏帽子親である時政には、親の敵である工藤を討つと明言していたが、実はそうではなかった。

一方、頼朝は、比奈に会うために工藤に身代わりを頼み、寝所を出ていたために、命拾いをしたが、鎌倉では、頼朝が亡くなったと誤報が行き渡り、弟の範頼が次の鎌倉殿を狙っているとの誤解を招いたために頼朝を激怒されてしまう。頼朝は命拾いをしたのにも関わらず、なぜ範頼の発言を許さなかったのか、厳しいなと思いました。

範頼だって、優しい性格だから鎌倉殿を狙っているとは思わなかっただろうにと溜息が出てしまいました。

50代女性

頼朝の嫡男万寿のお披露目の場として、富士の裾野で御家人衆を集め巻狩り(猪や鹿狩り)を行うことになりました。
万寿も義時の息子金剛も、今や若者に成長を遂げていましたが、いざ武芸となると万寿の出来が芳しくありません。
その一方、金剛は聡明で性格も素直、武芸にも長けており難なく獲物をしとめます。
思うようにお披露目がいかない万寿を見かねて周囲の大人たちが金剛のしとめた鹿を使って偽りの成果を上げさせる苦心の策でその場を凌ぎましたが、、真相を感じ取った万寿は落ち込みます。

このような状況下、曽我兄弟の敵討ちに見せかけた頼朝討伐のたくらみが図られ、頼朝に危機が迫りますが、いつもの女癖のだらしなさによって幸運にも回避し、企ては失敗します。
頼朝の異母兄弟は、頼朝殺害のデマによって比企の暗躍に巻き込まれ、あらぬ疑いをかけられる状況へと追い込まれていくのでした。

50代女性

【鎌倉殿の13人】第24話のあらすじ・感想(ネタバレ有)

第24回「変わらぬ人」あらすじ

源頼朝(大泉洋)と万寿(金子大地)が巻狩りを終えて無事に戻り、喜ぶ政子(小池栄子)。しかし、頼朝は自身に代わって鎌倉殿の座に就こうとした弟・範頼(迫田孝也)を許さず、余波が鎌倉を揺るがしていた。比奈(堀田真由)を傍らに、三浦義村(山本耕史)、金剛(坂口健太郎)と思いを巡らせる義時(小栗旬)。そんな中、亡き許嫁いいなずけ・源義高(市川染五郎)を慕い続ける大姫(南沙良)は、頼朝が用意した縁談話を歯牙にもかけず……

引用:『鎌倉殿の13人』公式サイト

「変わらぬ人」感想(ネタバレ有)

比企の浮足立った策略に巻き込まれた頼朝の異母弟範頼に本来下心はなく、真面目なゆえに気の毒な24話。
真面目なゆえに比企の企みを頼朝に伝えることをせず、軽々しくその気になった自分が悪いと潔くあらぬ罪まで被って幽閉流罪。
流罪先で真面目に野菜作りに励んでいる間に、大姫が病で亡くなったのは呪われたからだと、アサシン善児によって殺害されてしまう…。

関東で幕府を成立させたその手腕と血筋の良さは、後の家康の手本となり将軍家であることの証ともなりえた頼朝の周囲で起きているのは、近しい御家人や血縁者達の裏切りや殺害と、物凄く殺伐とした出来事が続いてホラーのようです。
伊豆の修善寺は昔から古風で格式のある温泉宿で有名でしたが、なぜかうっそうとし過ぎて好きではありませんでしたが、こういう歴史があったのかと思うと妙に納得できました。
最後、善児と対面した女の子の行方が気になります。

50代女性

今回は大姫が主人公のドラマだが、序盤は全成とのシーンでコントのような感じがして少しリラックスしてみていられたと思っていた。しかし大姫を都に入内させて再婚させようとしたら丹後局にののしられて、それがきっかけでショックを受けて生きる気力を亡くして死んだのにはやりきれなかった。それもこれも頼朝のせいなのだが、それと同時に安易に再婚などしないで己の意思を貫き通した大姫を大いに賞賛したいなと思った。もう1つはその大姫が入内を決める前に巴に相談をしていたが、その巴が餅の数が足りないと旦那の和田に対してしばいてるシーンが少しほほえましく思えた。

40代男性

大姫のことが気になって仕方ない会でした。本当に昔の許嫁のことを本当に慕っていたんだなと物語の中からも感じました。

死ぬのは怖くなくて、会えるのが楽しみという言葉が印象的でした。死を痛むかのように思い立った暗殺。
討死したかもしれないと、鎌倉のために動いていた源範頼の最後があまりにも無惨な感じがして少し悲しくなりました。また善次なのかと思いました。

ここまで色々な人を殺めてきた源頼朝の今後の展開に目が離せない最後でした。

鎌倉では、蒲殿が鎌倉殿の差に就こうとしていたことを咎め、死罪にしようとした頼朝だが、比企尼に叱責されて、仕方なく、伊豆へ流罪されることになった。

一方、大姫に縁談話を持ちあげるが大姫にその気はなく、政子は心配するが、巴に前を向けと言われて、天皇の入内を受けることにするが、丹後局の厳しい言葉に絶句して、病気になり、この世を去った。

そのことを範頼の呪いだと思い込んだ頼朝。善児を使い、範頼を瞬殺してしまう。これを見て頼朝は狂っているとしか、思えませんでした。

全部自分の勝手で起こしたことなのに、頼朝がますます嫌いになりました。

50代女性

【鎌倉殿の13人】第25話のあらすじ・感想(ネタバレ有)

第25回「天が望んだ男」あらすじ

身に降りかかる不幸が続き、不安にさいなまれる源頼朝(大泉洋)。政子(小池栄子)が心配する中、過剰に助言を求められる全成(新納慎也)は困惑し、実衣(宮澤エマ)と思案する。一方、源頼家(金子大地)に長男・一幡が誕生。比企能員(佐藤二朗)は鎌倉殿の継承に心を躍らせ、比企の台頭を危惧するりく(宮沢りえ)は北条時政(坂東彌十郎)をたきつける。そんなとき、頼家に呼び出された義時(小栗旬)は、三浦義村(山本耕史)から……

引用:『鎌倉殿の13人』公式サイト

「天が望んだ男」感想(ネタバレ有)

後日掲載予定です。

【鎌倉殿の13人】第26話のあらすじ・感想(ネタバレ有)

第26回「悲しむ前に」あらすじ

安達盛長(野添義弘)が涙に暮れる中、義時(小栗旬)は先を見据え、大江広元(栗原英雄)らと頼朝の嫡男・頼家(金子大地)を次の鎌倉殿とする新体制作りを始める。しかし、比企能員(佐藤二朗)の力が増すことを嫌うりく(宮沢りえ)が、夫・北条時政(坂東彌十郎)をたきつけてこの流れに対抗。鎌倉に不穏な空気が流れる中、狩りから戻った頼家は……

引用:『鎌倉殿の13人』公式サイト

「悲しむ前に」感想(ネタバレ有)

後日掲載予定です。

【鎌倉殿の13人】第27話のあらすじ・感想(ネタバレ有)

第27回「鎌倉殿と十三人」あらすじ

土御門通親(関智一)から源頼朝(大泉洋)の死を知らされ、思案する後鳥羽上皇(尾上松也)。鎌倉では宿老たちが居並ぶ中、新たに鎌倉殿となった源頼家(金子大地)が自身の方針を表明。これに北条時政(坂東彌十郎)と比企能員(佐藤二朗)は共に困惑し、梶原景時(中村獅童)は賛辞を贈る。その様子を政子(小池栄子)に報告した義時(小栗旬)は、弟・北条時連(瀬戸康史)と愛息・頼時(坂口健太郎)を頼家のもとへ送り出し……

引用:『鎌倉殿の13人』公式サイト

「悲しむ前に」感想(ネタバレ有)

後日掲載予定です。

【鎌倉殿の13人】第28話のあらすじ・感想(ネタバレ有)

第28回「名刀の主」あらすじ

北条時政(坂東彌十郎)と比企能員(佐藤二朗)との争いにより、義時(小栗旬)と梶原景時(中村獅童)の構想から大きく逸脱し、13人まで膨れ上がった訴訟の取り次ぎを行う宿老たち。鎌倉殿となり気負う源頼家(金子大地)はこれを自身の力を侮っている結果だと捉えて憤慨し、北条時連(瀬戸康史)・頼時(坂口健太郎)ら若い御家人をそばに置いてけん制する。そんな中、13人の宿老たちが集まり常陸の御家人の土地争いについて評議を……

引用:『鎌倉殿の13人』公式サイト

「名刀の主」感想(ネタバレ有)

後日掲載予定です。

【鎌倉殿の13人】第29話のあらすじ・感想(ネタバレ有)

第29回「ままならぬ玉」あらすじ

御家人たちのバランスが崩れ始めた鎌倉。義時(小栗旬)は北条と比企との争いの激化を懸念し、頼時(坂口健太郎)と比奈(堀田真由)を前に決意を新たにする。そんな中、つつじ(北香那)が源頼家(金子大地)の次男・善哉を出産。三浦義村(山本耕史)が乳母夫となるが、比企能員(佐藤二朗)は長男・一幡こそが嫡男であるとけん制。一方、北条時政(坂東彌十郎)はりく(宮沢りえ)から政子(小池栄子)の次男・千幡を頼家の跡継ぎにと……

引用:『鎌倉殿の13人』公式サイト

「ままならぬ玉」感想(ネタバレ有)

後日掲載予定です。

【鎌倉殿の13人】第30話のあらすじ・感想(ネタバレ有)

後日掲載予定です。

【鎌倉殿の13人】第31話のあらすじ・感想(ネタバレ有)

後日掲載予定です。

【鎌倉殿の13人】第32話のあらすじ・感想(ネタバレ有)

後日掲載予定です。

【鎌倉殿の13人】第33話のあらすじ・感想(ネタバレ有)

後日掲載予定です。

【鎌倉殿の13人】第34話のあらすじ・感想(ネタバレ有)

後日掲載予定です。

【鎌倉殿の13人】第35話のあらすじ・感想(ネタバレ有)

後日掲載予定です。

【鎌倉殿の13人】第36話のあらすじ・感想(ネタバレ有)

後日掲載予定です。

【鎌倉殿の13人】第37話のあらすじ・感想(ネタバレ有)

後日掲載予定です。

【鎌倉殿の13人】第38話のあらすじ・感想(ネタバレ有)

後日掲載予定です。

【鎌倉殿の13人】第39話のあらすじ・感想(ネタバレ有)

後日掲載予定です。

【鎌倉殿の13人】第40話のあらすじ・感想(ネタバレ有)

後日掲載予定です。

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