半沢直樹の黒崎が結婚した目的とその後は?

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半沢直樹2に続投するキャストで、一際注目を集めているのが片岡さん演じる「金融庁の黒崎」

エピソード1でも、その強烈すぎるおネエ言葉が注目され、かなり異質な存在感を放っていたので記憶に残っている方も多いはず。

また、半沢直樹1のラストで、黒崎が大和田の忠臣であった岸川の娘と結婚する展開がありました。

「そんなことある?」となんとなく疑問に残っちゃった方、黒崎のその後が気になる方も多いはず。

そこで、今回は黒崎の結婚にまつわるエピソードとその後を調べ、まとめていきたいと思います!

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目次

半沢直樹で結婚エピソードが話題になった黒崎はどんな人物?

まずは、黒崎がどのような人物なのか、簡単に振り返っておきましょう。

黒崎は旧大蔵省銀行局出身のキレ者で、金融庁検査官です。

プライドが高く、ヒステリックな性格で、嫌みったらしいオネエ言葉が特徴。

黒崎の「やり過ぎた」金融庁検査が原因で、大手銀行だった大同銀行が破綻にまで追い込まれる事態に…。

高圧的・粘着質で狙った獲物は逃がさないという手段を選ばない強引なやり方に批判が集まり、ほとぼりが冷めるまで大阪国税局に出向となっていました。

半沢と初めて対峙したのは、出向中の大阪国税局査察部統括官としてでした。

黒崎は西大阪スチールの脱税調査を指揮し、大阪西支店融資課長の半沢と出会い、2人の戦いの火蓋が切られます。

第2部(東京本店編)では、金融庁に返り咲き、金融庁検査局主任検査官として、伊勢島ホテルの120億円損失の件を踏まえた東京中央銀行への金融庁検査を指揮する形で、因縁の相手・半沢と再会を果たします。

ちなみにドラマでは、第1部の大阪編からその存在感を発揮しますが、原作の黒崎は金融庁検査官として東京編のみの登場となっています。

ドラマ終盤で明かされますが、黒崎の銀行嫌いは幼少期のある出来事が引き金で、端を発しています。

それは、黒崎の父が東京中央銀行の前身である「産業中央銀行」にはめられ、左遷されていたのです。

そのため、銀行に厳しい態度はその恨みからも発せられていて、根が深いのです。

黒崎のおネエ言葉について

原作者の池井戸さん曰く、黒崎がおネエ言葉を使うのには理由があるそう。

実は雑誌の連載時には、黒崎は強面の検査官という設定でした。

しかし、あまりにリアリティーが高くなってしまい、エンタメで書いている半沢の世界観を真に受けてしまう読み手が多かったため、小説にする際に黒崎をおネエ言葉のおっさんにに変えてみたんだそうです。

リアリティーはあるけれど、あくまで「読みもの」として、読者に楽しんでもらうための池井戸さんなりの工夫だったそうですよ。

 

黒崎の結婚について

最終回で明かされた、意外すぎる黒崎結婚ばなし。

おネエ言葉を話してたのにノーマルな結婚!?偽装結婚なのでは?と、ドラマ放送時もかなり話題になりましたよね?

お相手はどんな女性で、馴れ初めや、その後どうなったのかなど、黒崎のキャラに負けないくらい、気になることずくめ!

そこで、次は黒崎の結婚について、ご紹介していきます!

 

黒崎の結婚相手って誰?

まずは、黒崎の結婚相手となった人物について、触れておきましょう。

お相手は、東京中央銀行・取締役業務統括部長の岸川(森田純平さん)の娘さんです。

岸川部長は、大和田の忠臣で、大和田の不正に関わり、半沢を陥れようとしていた人物です。

黒崎と岸川部長の娘さんとの詳しい馴れ初めは、原作にもドラマにも描かれていないため、詳細は不明でした。

ちなみに、結婚ではなく、まだ「婚約」の状況でした。

近々、海外で身内のみの挙式を行う予定だったそうです。

2人の馴れ初め、めっちゃ気になりますよね?

調査する側の金融庁の人間と、調査される側の銀行関係者…本来であれば、望ましい関係ではないはず。

でも惹かれあってしまった…という「禁断の恋」展開だとしたら、これだけでもドラマができちゃうんじゃないかと思っちゃいます。

そして、もしそうなら絶対見てみたい♪

オネエ言葉の黒崎がどうやってアプローチしたのかとか、岸川部長の娘さんがどんな子なのかとか、2人でいるときもおネエ言葉になっちゃうのかなど、気になること満載です(笑)

 

黒崎の結婚が明らかになった状況をおさらい!

そういえば、黒崎の結婚ばなしって、どんな展開でバレたんだっけ?とうろ覚えの方もいるはず。

次は黒崎の結婚がリークされた状況について、ご紹介していきます!

最終話、岸川部長と黒崎の接点を探っていた半沢は、妻の花から思わぬヒントをもらうことになります。

会社の情報を得るため参加した婦人会で、花は岸川部長の奥さまとお話をします。

するとそこで、娘さんの結婚を不安視する奥さまのグチを聞くことになります。

不安要素というのが、娘の結婚相手が銀行の敵でもある「金融庁」の人間であるという点でした。

その情報をヒントに、岸川と黒崎の繋がりを知った半沢。

明日の取締役会を前に、ついに大和田・岸川を追い詰める証拠を掴みます!

証拠を確固たるものにすべく、岸川宅へ乗り込み、揺さぶりをかけ、娘と花婿の結婚に水を刺されたくなければ、「銀行員として何をすべきか」よく考えて、協力しろと迫る半沢。

岸川宅へ訪問したあと、マンションの入口で黒崎と鉢合わせになります。

 

「驚いた まさか こんなところで あなたと会うなんて」

「こちらこそ驚きましたよ あなたが結婚するなんて」

バレちゃったみたいね

「何をたくらんでるんです? 岸川を使って 今度は内側から銀行を潰す気ですか?」

「それも悪くないわね。でも ほ~んとに 好きになっちゃったものは、しょうがないじゃない…なんてね。ほんと目障りな顔!次から次へと私の邪魔ばかりして!せめて結婚だけは 邪魔しないでちょうだい」

「それは岸川部長次第です」

「もし、岸川のパパが処分を受けて銀行を出されるようなことになったら、それはそれで好都合かもね。遠慮なく行くわよ、金融庁検査。覚悟してなさい!!」

ってな感じで、婚約話がバレたのでした。

半沢直樹で黒崎が結婚した目的とその後

黒崎が結婚!?なんか良からぬことをまた企んでいるんじゃないか?

半沢じゃなくても、そう思った視聴者の方も多いはず。

狙った獲物は逃がさない、手段を選らばない男なので、そう思われるのも無理はないですよね。

そこで、偽装結婚が噂される黒川の結婚について、紹介・考察していきます!

結婚には裏があった説

黒崎は、父が銀行によって失脚させられた苦い経験を持つため、銀行を目の敵に思っていました。

そこで、銀行員の身内になり、岸川部長をうまく唆し、操ることで「銀行内部から銀行を潰す」ために、「偽装結婚」したんじゃないか?という説です。

半沢もそう考え、岸川宅で黒崎と鉢合わせした際に、その旨、確認していますよね。

他にも、おネエなのにノーマルな結婚をしたのには、何かワケがある!

目的のためなら手段を選らばない男だから、この結婚には何か裏がある!という意見もささやかれていましたね~。

結婚に裏目的は無かった!?

一方で、黒崎の結婚には裏目的は無かったんじゃないか?という意見もありました。

原作でもドラマでも、黒崎と岸川部長の娘の結婚理由についてや、その後どうなったかは、語られていないため、真相は定かではありません。

ただ、筆者は黒崎の結婚は偽装結婚ではないと思っています。

仮に岸川部長が処分を受ければ、黒崎の偽装結婚の目的である「銀行内部から銀行をつぶす」という目標は達成しないのに、「岸川のパパが処分を受けて、銀行を出されるようなことになったら、それはそれで好都合かもね」と告げたのは、自分の野心のために岸川部長の娘を利用していたワケではないから。

銀行員と金融庁の人間が結婚することに、どこか後ろめたさを感じているからこそ、出た台詞なのかもしれないと判断したからです。

それに、「ほ~んとに好きになっちゃったものは、しょうがないじゃない。なんてね… 私の邪魔ばかりして、せめて結婚だけは邪魔しないでちょうだい」なんて言ってしまうくらいだから、本当に「ほの字」だったのかもしれませんね。

取締役会での騒動後、岸川部長は頭取から出向処分を言い渡されてしまいます。

父は自分の出向と引き換えに、娘の結婚と花婿の将来を守れた訳です。

黒崎が口にしていた「好都合」になったため、婚約破棄にならず、無事に結婚できたかもしれませんね!

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黒崎を演じる愛之助さんについて

黒崎役を見て、初めて愛之助さんについて知った方も多いはず。

そこで、愛之助さんの経歴についても、少し触れておこうと思います。

1972年3月4日、大阪生まれ。

子役として活躍した後、外部から梨園の世界へ入り、81年に13代目片岡仁左衛門の部屋子となり、片岡千代丸で初舞台。

92年に片岡秀太郎の養子となり、6代目愛之助を襲名。

上方舞の楳茂都(うめもと)流4世家元も務める。

「一声、二顔、三姿、全てよし」で、愛嬌ある役柄~堅めの役、悪役まで器用にこなし、ファンからは「ラブリン」の愛称で愛されてきた売れっ子歌舞伎俳優さんです。

歌舞伎では二枚目役が多かった愛之助さんでしたが、オネエ言葉を使う黒崎役を演じたことで、お茶の間の認知度はさらにうなぎ登り!

愛之助さん自身も「『半沢直樹』によって私は全国の皆様に“オネエキャラ”として認識された」、歌舞伎俳優と知らないファンから「黒崎さんは歌舞伎もやっているんですか」と言われるほどでしたと明かしています。

愛之助さんの演技が池井戸さんを魅了!

「銀翼のイカロス」では再度金融庁の黒崎が登場します。

実は、この再登場には、ある裏話があるのです。

ドラマ「半沢直樹1」の撮影現場に一度だけ参加した池井戸さん。

ちょうど、愛之助さんが演じる黒崎登場のシーンだったそうで、「査察なの、よろしくね」とおネエ言葉を発するシーンを見て、これは面白いなと思ったそう

そして、「銀翼のイカロス」に黒崎を再登場させようと決めたそうです。

愛之助さんのおネエの演技が魅力的だったから、小説にも再登場させたんだそうです。

こうして、ドラマと原作とのいい意味での融合が行われているドラマって、すごいですよね!

 

黒崎役は人生のターニングポイント

愛之助さんにとって、黒崎役にチャレンジしたのは、人生のターニングポイントであり、半沢直樹はご自身の代表作になったそうです。

黒崎役をきっかけに愛之助さんを知り、歌舞伎に足を運んでくださった方も多く、「半沢直樹」への出演が歌舞伎を広めることにもつながり、本当にうれしいとインタビューに答える姿がありました。

そんな人生のターニングポイントとなった半沢直樹2がスタートします!

シーズン2へのコメントが公式HPに掲載されていたので、ご紹介しますね!

<片岡愛之助さんのコメント>
(続編の話を聞いた際は)いよいよ来たか! と思いながらも、本当に実感したのは共演する皆様と顔を合わせた時でした。

黒崎駿一というキャラクターを演じられる喜びと、前作のファンの皆様の期待を上回れるだろうかとドキドキの半々でしたが、やはり堺雅人さんはじめ、お馴染みの出演者の皆様、新たな出演者の皆様、そしてスタッフの皆様と再び『半沢直樹』を一緒につくれるんだと、大変うれしく思いました。

また出演できることをとても誇りに思います。

そして、前回の『半沢直樹』によって私は全国の皆様に“オネエキャラ”として認識されました(笑)。

この作品は社会に対して物凄い影響力を持っているんだと実感しましたし、今回も日本中に元気と活力を届けられるような作品にしたいと思います!

私は黒崎を全力で演じ、その歯車の一つになれましたら幸いです。

皆様!いよいよ『半沢直樹』が帰ってきます!

そしてうれしいことに黒崎駿一も帰って参ります!

高い高い期待に応えられるよう、堺さんをはじめキャスト・スタッフ一丸となって撮影に臨みますので、1話から最終話までお見逃しないよう、どうぞお楽しみください!

参考:https://www.tbs.co.jp/hanzawa_naoki/comment/

半沢直樹の黒崎が結婚した目的とその後は?まとめ

黒崎の演技を一言で表現するならば、まさに「怪演」。

ご自身の知名度を一気に押し上げたことは勿論ですが、原作者の池井戸さんを魅了した演技は本物!

あの何とも言えない「しつこさ」と、おネエ言葉をまた見れるなんて、うれしいじゃないですか!

思わず、シーズン1で登場シーンを復習してから、半沢直樹2に臨もうかなぁとワクワクさせてくれる敵ですよね?

半沢直樹の世界を盛り上げたのは、半分は悪役の個性豊かな演技があったからこそ。

今回の黒崎がどのようにパワーアップして登場するのか、楽しみでたまりません♪

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