半沢直樹の原作小説を読む順番を解説!続編前にチェックすべき内容とは?

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7年ぶりにあの半沢が帰ってくる!

続編が始まる前にもう一度ドラマの復習を…と原作小説を手に取る方。

前シリーズ見てなかったけど、すごく盛り上がっていたし、続編は見てみようかな…と原作を手に取る方も多いのではないでしょうか?

ところが、書店に行くとずらりと半沢の帯がかかった小説が…「どれから手をつけたら良いの?」と迷われる方もいるはず。

そこで、今回は半沢の原作小説の読む順番やあらすじなど、続編シリーズを楽しめるよう、分かりやすくご紹介していきます!

目次

【半沢直樹】原作小説を読む順番は?

まずは、原作小説の簡単なご紹介から!

原作は、小説「下町ロケット」で直木賞を受賞した池井戸潤さんの人気小説

半沢直樹シリーズは第1部〜第4部出版されていて、まだ完結はしていないんです。

では、続いて原作の読む順番をご紹介していきましょう。

一言で説明すると、ドラマの前シリーズの内容を知りたい方は、①~②までを読めばOK!

続編シリーズを先取りしたい方は、③~④を読めばOKです!

①「オレたちバブル入行組」

序章:就職戦線

第1章:無責任論

第2章:バブル入行組

第3章:コークス畑と庶務行員

第4章:非護送船団

第5章:黒花

第6章:銀行回路

第7章:水族館日和

第8章:嘘と新型ネジ

大手銀行として有名な「東京中央銀行」の融資課長を勤める半沢直樹は、上司・浅野支店長の命令で、融資を不審に思いながらも、「西大阪スチール」という鉄鋼会社に5億円という多額の融資を行います。

しかし、2ヶ月後になんとその会社が倒産、銀行側は5億円の損失を被ったのです。

浅野の指示による融資だったにも関わらず、粉飾を見抜けず融資したとして、その責任が半沢に擦り付けられようとしていました。

5億円の債権回収を実施できなければ、子会社への出向が確定します。

半沢は事実を突き止めようと奔走するうちに、今回の粉飾が「西大阪スチール」社長・東田と浅野支店長が仕組んだ計画倒産だった事実を突き止めます。

2人が結託して仕組んだ証拠を得た半沢たちは、その証拠を2人に突きつけ、見事5億円の損害融資を回収します。

さらに、半沢に濡れ衣を着せようとした浅野支店長に土下座を迫り、東京営業第二部・次長という栄転も勝ち取り、文言どおり「倍返し」を果たします。

②「オレたち花のバブル組」

第1章:銀行入れ子構造

第2章:精神のコールタールな部分

第3章:金融庁検査対策

第4章:金融庁の嫌な奴

第5章:カレンダーと柱の釘

第6章:モアイの見た花

第7章:検査官と秘密の部屋

第8章:ディープスロートの憂鬱

栄転後の半沢に、銀行のドンである「中野渡頭取」から、とある案件の依頼が舞い込みます。

それは、伊勢島ホテルの損失の穴埋めおよび、経営再建でした。

伊勢島は東京中央銀行から200億の融資を受けたにもかかわず、多額の損害を出している状況でした。

200億円という途方もない金額を補填するよう通達された半沢ですが、額が額だけに難航。

さらには、金融庁から金融庁検査の通知が届き、事態はさらに厳しい状況に追いやられてしまいます。

伊勢島の件で目をつけられ、金融庁検査で問題ありと判断された場合、市場の信用を失った上に、銀行側はさらに数千億円規模の引当金(超高額の負債)の支払を命じられることになります。

半沢の責任はもちろんのこと、東京中央銀行自体の存続をも揺るがしかねない窮地に陥ってしまうのでした。

 

まさに大ピンチを迎える半沢!

状況を調査するうちに、伊勢島ホテルの社長・湯浅と面会した半沢は、運用損失が専務の羽根夏彦の独断であったことを知ります。

その最中、羽根専務が東京中央銀行の常務・大和田暁と手を組んで、湯浅社長に退任を迫ってきました。

実は、大和田常務と羽根は、大田和が京橋支店長時代から親しい間柄だったのです。

半沢は、伊勢島ホテルの取引先であった京橋支店が怪しいとにらみ、調査を続けるうちに、京橋支店が伊勢島ホテルの粉飾を見逃したことを証明する報告書を入手します。

また、半沢の同期である近藤が、その出向先であるタミヤ電気で不正に関するある重大な手掛かりをつかみます。

それは、大和田常務が京橋支店からタミヤ電機へ強引に融資した3000万円の行方でした。

実は、大和田は、タミヤ電機を通して、妻の会社へ3000万円もの迂回融資を指示していたです。

その証拠があれば、伊勢島に横やりをいれている大和田の妨害も排除でき、伊勢島再建への目処もたつ!…はずでした。

しかし、それを知った大和田は近藤に本社への異動を餌に甘い言葉で取引を持ちかけ、近藤も泣く泣くそれに応じてしまいます。

近藤の代わりとなる証人を探していた半沢は、別の証人を得ることに成功!

それは、大和田の忠臣・岸川でした。

 

実は、銀行の機密情報を金融庁に流していたのが岸川であり、その情報を使って金融庁の黒川は金融庁調査に臨んでいたのでした。

それが世間に明るみに出ると、黒崎もただではすまない…金融庁の黒崎と岸川の娘が婚約していたこともあり、娘に迷惑がかかると悟った岸川。

娘と未来の義理の息子を守るため、大和田を裏切り、全てを取締役会で暴露することを半沢に約束したのでした。

大和田は常務から降格、さらには出向を待つ身となりました。

一方で、半沢のやり方に対する批判が高まり、半沢は「東京セントラル証券」への異動が決まります。

③「ロスジェネの逆襲」

第1章:椅子取りゲーム

第2章:奇襲攻撃

第3章:ホワイトナイト

第4章:舞台裏の道化師たち

第5章:コンゲーム

第6章:電脳人間の憂鬱

第7章:ガチンコ対決

第8章:伏兵の一撃

「ロスジェネの逆襲」では東京セントラル証券に出向した半沢直樹が、親会社である東京中央銀行に立ち向かう姿を描いたストーリーになっています。

ちなみに、ロスジェネとはロストジェネレーション=「失われた世代」という意味で、バブル崩壊後、10年以内に就職した世代のことを指します。

半沢の後輩にあたる人物たちと協力しながら、ストーリーが進んでいくことを表現しています。

半沢の出向先である東京セントラル証券は、業績も芳しくなく、経営は最悪の状態でした。

そんな折、半沢が出向して2ヶ月が経った時に、あるビジネスチャンスが飛び込んできます。

 

それは、IT業界で勢いがある「電脳雑技団」という会社から、大手IT会社である「東京スパイラル」という会社を買収するためのアドバイザーになって欲しいという仕事でした。

東京セントラル証券からすれば巨額の手数料が手に入るため、この上ない良い話…しかし、半沢はどこか不安を感じていました。

そうこうするうちに話が進み、東京スパイラル買収の計画を練ることに。

しかし、横やりが行われ、交渉が順調に進まなかった結果、対応の遅さを理由に平山社長が一方的に契約を破棄。

その後、半沢のもとに渡真利忍から連絡が入ります。

なんと、東京中央銀行証券営業部が、新たに電脳雑伎集団とアドバイザー契約を結んだというのです。

親会社が裏で手を引いて、子会社の案件を「横取り」したのです。

それを知った半沢は、「この借りは必ず返す。やられたら倍返しだ。」と、買収される側の「スパイラルのアドバイザー」に就任し、奮闘します。

果たして、半沢率いる東京セントラル証券は、親会社である東京中央銀行に勝ち、東京スパイラルを守り抜くことができるのか!?

④「銀翼のイカロス」

第1章:ラストチャンス

第2章:霞が関の刺客

第3章:女帝の流儀

第4章:金融庁の嫌われ者

第5章:策士たちの誤算

第6章:検査部と不可解な融資

第7章:隠蔽ゲーム

第8章:信用の砦

「銀翼のイカロス」は、東京セントラル証券から東京中央銀行へ復帰した半沢の姿を描いたストーリーです。

今回の敵は、銀行上層部だけではなく、手強い政治家も加わり、さらにヒートアップ!

今回の半沢の舞台は、経営不振の民間の航空会社「帝国航空」。

今までの実績を買われ、頭取・中野渡から半沢ご指名の依頼として、「帝国航空」の再建を命じられますが、これがまた難問ばかり。

帝国航空は業績が悪化しており、2度にわたり再建計画の下方修正を行うも、未だに業績回復の兆しすら見えていませんでした。

半沢はなんとか経営再建案をまとめたものの、国土交通大臣・白井亜希子に白紙撤回され、さらには白井が立ち上げた諮問機関「帝国航空再生タスクフォース」から、500億円もの債権放棄を迫られ、窮地に…!

さらには、「金融庁一の嫌われ者」黒崎駿一も絡み、銀行、政治、経済を相手に、半沢は「倍返し」を実現できるのか!?

【半沢直樹】続編を見る前に番外編もチェック

2020年1月3日に番外編ドラマとして「半沢直樹エピソード0」が放送されました。

エピソード0って何?半沢なのに主人公、堺さんじゃないの?お正月休みでうっかり見逃しちゃった…という方もいるのではないでしょうか?

そこで、番外編についてもご紹介していきましょう♪

あらすじ

半沢直樹が出向した東京セントラル証券で、評判の悪かった株取引システムの切り替えに向けたコンペが行われることに。

そこに名乗りを上げたのが、SPIRALというIT会社と、外資企業・WORLD BIG DATAです。

しかし、SPIRALは証券取引システムの実績がなく、WORLD BIG DATAは、世界最速のネットワークを持っていますが、日本語のサイトがありませんでした。

そこで両者を採用し、SPIRALとWORLD BIG DATAが手を組んで、システム開発に当たることになりますが…。

半沢エピソード2との繋がりについて

続いては、1番気になるであろう半沢直樹2とのつながりついて、ご紹介していきましょう♪

●半沢とのつながりは?

そう、題名に半沢の名前がついているにも関わらず、半沢が登場するのは、なんと劇中に名前だけ(半沢部長が後押ししてくれた…みたいな)、本人登場シーンは、最後5分程度…。

システム開発が無事に一件落着し、バーで半沢と渡真利が話しているシーン。

「東京スパイラル証券の件、大変だったみたいだな」

「ああ、だが若い者たちの力で解決できたよ」

「なあ、半沢、銀行に戻ってくることはできないのか」

「時代は変わったんだ。与えられた場所、セントラル証券ででかい仕事をするだけだ。いつか、銀行を見返すために!」と。

実際に登場するシーンはわずかコレだけ。

エピソード0と半沢との関わりは、下記のポイントのみ。

・半沢が所属する東京セントラル証券が、システム開発を打診したのが、今回のドラマの舞台となる「スパイラル」だった点。

・半沢部長のIDを狙った不正アクセスが勃発。

(半沢のIDとパスワードがあれば、顧客のデータや預かり資産を動かすことができ、300億円の大金を盗み出すことができるため)。

新システム移行に乗じて300億円を不正に取得しようとした犯人が「半沢」の名を借りて、不正を行おうとしていた

・半沢が出向先でデカイ仕事をして、銀行を見返してやろうと意気込んでいる姿を描いた点

・エピソード2に登場するスパイラルの社長・瀬名(尾上松也さん)との接点を、雑踏でぶつかるシーンで描いている点。

つまり、エピソード0を見逃してしまっても、エピソード2を見るのに、そんなに大きな支障はないということです。

確かにエピソード0を見ることで、エピソード2を視聴する足掛かりになりますし、吉沢亮の演技が新鮮で面白味があります。

そのため、エピソード2がより楽しみになる効果はあると思います。

最後、半沢と渡真利が登場しただけで、前作の緊張感を彷彿とさせる、張りつめた空気が漂ったような気がしました。

半沢が渡真利に語っているシーンの表情は、流石だなぁと、息を飲んでしまいました。

わずか5分のシーンなのに、エピソード2をめちゃくちゃ期待させるいい演技だったと思います。

まとめ

今回は半沢直樹の原作を読む順番についてまとめてきました。

4月は「半沢フィーバー」になることは間違いなし!

原作を手に取る場面も、シーズン1の放送時よりも多いかもしれませんね。

原作の「ロスジェネ」も「銀翼のイカロス」も超人気作。

果たしてエピソード2も前作に引き続き、視聴者の心をつかむ作品になるのか、前作の期待を超えられる作品となるのか、早くも見るのが楽しみです!

この記事が原作を手に取る方のお役に立てれば、幸いです♪

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