上野樹里さん主演のフジテレビ月9ドラマ『監察医朝顔』、ヒューマンドラマとして考えさせられる作品だと、2話現在で話題になっています。
それに伴って『監察医朝顔』の中で、静かに流れている主題歌も話題になっています。
今回は、『監察医朝顔』の主題歌をはじめ、オープニング曲やサントラ(BGM)についてもまとめてみます。
監察医朝顔の主題歌は「朝顔」
『監察医朝顔』の主題歌は折坂悠太(おりさか・ゆうた)さんの「朝顔」です。
📢折坂悠太 情報📢
— のろしレコード (@noroshi_record) July 6, 2019
上野樹里さん主演の月9ドラマ「#監察医朝顔」の主題歌を担当します。
詳しくは公式サイトをご覧ください👉https://t.co/DQgSONb7Ya
めでたい👏月曜夜9時はテレビの前集合ですね pic.twitter.com/agdVHFVD47
上野樹里さん主演、フジテレビ系 月曜9時枠のドラマ『監察医 朝顔』の主題歌を歌います。いろんな人の顔を思い浮かべ、胸に手をあて、作った曲です。ドラマをみた人が、きたる明日を愛せますように。ご期待ください!
— 折坂悠太 (@madon36) July 6, 2019
折坂悠太さんについて
折坂悠太さんは、1989年9月16日生まれで、鳥取県出身です。
現在は千葉に拠点を置かれています。
松井文さん・やくさん・折坂悠太さんの3人で、レーベル『のろしレコード』を立ち上げ、事務所はアミューズに所属しています。
折坂悠太さんは、幼少期をロシアやイランで過ごし、帰国後は千葉県のフリースクールに。
当時のフリースクールの仲間とバンドを結成したのが音楽活動の始まりのようです。
フリースクール仲間とのバンド活動から一歩踏み出したのが2013年で、ライブ活動で手応えを掴み、ミニアルバムの自主制作を始め、本格的に音楽活動に踏み切ります。
また2014年には、フリースクールのスタッフだった女性と結婚、現在は息子さんがいらっしゃいます。
世界各地のルーツミュージックを吸収し、ブルース・ジャズ・民族音楽などにも通じたセンスと叙情的で自由な歌詞、ホーミーやヨーデルのような独特の歌唱法は、異才のシンガーソングライターとして注目されています。
その音楽性やライブパフォーマンスは、宇多田ヒカルさんを始め、後藤正文さんや坂口恭平さんら実力派アーティストに賞賛されています。
金城綾香プロデューサー
「折坂さんの『平成』という歌を聴かせていただいたとき、独特の伸びやかな歌声と懐かしい印象がありながらも、聴いたことのない新しさを感じました。新旧織り交じる折坂さんの楽曲を、元号が変わった今だからこそ、ぜひ主題歌にお迎えして、このドラマを健やかなものにしていただきたいと思った」
引用:https://www.oricon.co.jp/news/2139429/full/
今回『監察医朝顔』の制作スタッフが、唯一無二のアーティストとして折坂悠太さんを気に入り、主題歌にと抜擢したようです。
折坂悠太さんの来歴
折坂悠太さんの主な活躍については以下の通りです。
- 2014年…自主製作ミニアルバム『あけぼの』を発表
- 2015年…松井文・やくと3名で自主レーベル『のろしレコード』設立。
- 2016年…自主1stアルバム『たむけ』をリリース、初のワンマンライブ
- 2018年1月…EP「ざわめき」をリリース
- 2018年2月…全国弾き語り投げ銭ツアーを敢行
- 2018年夏…FUJI ROCK FESTIVAL 2018など夏フェスに多数出演
- 2018年10月…アルバム『平成』をリリース
- 2018年12月…ミュージック・マガジン『ベストアルバム・2018』日本ロック部門1位を受賞
- 2019年3月…第11回CDショップ大賞2019を受賞
折坂悠太さんは、前述したように幼少期を外国で過ごしています。
父親の仕事の関係で、生まれた鳥取県から千葉へ移り、幼少期にロシアやイランへと移り住み、再び千葉に戻ったそうです。
ロシアから一旦帰国した頃には、集団生活に馴染めないこともあってか、学校へもあまり行かなくなったとのこと。自宅に引きこもったこともあり、その時にドラム演奏などに没頭したとか。
のちに、千葉のフリースクールに通うようになり、バンドを組んだことで音楽活動へと繋がっていったようです。
折坂悠太さんの、様々な国の音楽に通じる多国籍なセンスや、日本古来の言葉を大切にした歌詞、引き込まれる歌い方などは、こういった背景がベースになっているのかもしれません。
折坂悠太さん「朝顔」について
「朝顔」は『監察医朝顔』の主題歌として書き下ろされました。
折坂悠太さんのコメント
もの言わぬ人の想いを汲み取り、代弁し、暗い夜の先に、ひとすじ光を見出す。
主人公・朝顔の「監察医」という仕事は、「歌手」として生きる自分とも重なります。
このドラマを見た人がただ、朝に始まる明日を愛せるように。
物語の登場人物たちの歩む道が、僕や、大切なあの人と交差しますように。
そう願って歌います。
引用:https://natalie.mu/music/news/338640
折坂悠太さんの思いが書き下ろされた「朝顔」は、劇中で静かに流れてきます。
ドラマのシーンと相まって、胸がジーンと熱くなります。
静かに語りかけるような歌いだしは、セリフがあるとなかなか気づかないかもしれませんが、段々と大きくなっていき、ダイナミックなサビ部分は感情を揺さぶります。
主題歌「朝顔」の歌詞
さて、折坂悠太さんが『監察医朝顔』のために書き下ろした主題歌「朝顔」ですが、現時点(7/23)ではリリース日が決定していないようです。
ですので、主題歌「朝顔」の歌詞も詳しく分かっていません。
正式リリースされていないのでわかりません、終わり。
…というのも味気ないので、劇中流れているものを聞き取ってみました。
ねえ
どこへ
いたの
窓辺には空 白んで
僕に告げる
また巡り合うよと
真新しい町に
海鳴りが聞こえて
手を振る誰かが
笑っている
ここに願う 願う 願う
君が朝を 愛するように
ここに願う 願う 願う
その匂い浴び
今に咲く花
『監察医朝顔』主題歌・「朝顔」(放送中流れたのを聞き取ったものです)
繰り返しますが、ここに挙げたものは、ドラマ『監察医朝顔』1話・2話で流れたものを耳コピしたもので少し違う可能性もあります。
折坂悠太さんの「朝顔」がリリースされたら正確な歌詞が分かりますので、正しくはリリースを待ちましょう。
耳コピした歌詞だとしてみても、『監察医朝顔』の世界と合っていて、冒頭の語り掛けるような静けさから、サビの部分の「願う」の繰り返し部分のダイナミックさが感情を揺さぶり、メッセージ性に胸が熱くなります。
早く正式リリースでフルバージョンが聞きたいですね。
折坂悠太の有名曲は?
さて、そんな『監察医朝顔』の主題歌「朝顔」ですが、折坂悠太さんの魅力ある作品には、他にはどんな曲があるのでしょうか。
折坂悠太さんの有名曲1:平成
アルバム『平成』に収録されている「平成」は、アルバム収録曲の中で一番最初にでき、あとの収録曲は「平成」に寄せて作られたそうです。
2018年に発売されたアルバム『平成』は、星野源『POP VIRUS』と並んで2019年3月にCDショップ大賞を受賞しています。
「平成を自分の肩書きにしたい」という平成元年生まれの折坂悠太さんの、どこかノスタルジックで詩情溢れる曲です。
折坂悠太さんの有名曲2:さびしさ
アルバム『平成』に収録されています。
伸びやかな歌声が心地よい曲です。
折坂悠太さんの有名曲3:芍薬
ミニアルバム『ざわめき』に収録されています。
パワー感のある曲で勢いがあります。
折坂悠太さんの有名曲4:あさま
アルバム『たむけ』に収録されています。
宇多田ヒカルさんが絶賛したことで有名な曲です。
折坂悠太さんの有名曲・番外編:湯気ひとすじ
NORITZ(ノーリツ)CM「家族の真ん中に」篇
お風呂が湧いた時のノーリツの音楽をカバーしました。
主題歌「朝顔」ネットの反応は?
折坂悠太氏を聴いている。啞蟬坊か、鳥取春陽か、まるでかつての演歌師の如きだ。いや、そう思ったのはボクだけか? これが令和の歌謡だとすればワクワクドキドキだ❣️#折坂悠太 #監察医朝顔
— 木村直巳@フジ月9「監察医朝顔」原作マンガ家 (@KNaomipro) July 7, 2019
月9、淡々と。
— †myro† (@mmmyro) July 8, 2019
でも確実に前に進んでいく感じと後半のグッとくる内容と、久々にフジ、期待しました。
折坂くんの声が流れ、樹里ちゃんのお芝居にグッっときてしまいました。
全容が聴けてないですが、グゥゥッとしました。
ドラマも最後まで楽しみ#朝顔#折坂悠太
「監察医 朝顔」、折坂悠太さんの「朝顔」にジーンと来た。アルバム聴いてみよう。#監察医朝顔 #折坂悠太 #朝顔
— KABE (@kabe_555) July 10, 2019
『監察医朝顔』のオープニング曲やサントラ(BGM)は?
本日21時からフジテレビにて「朝顔」スタートです。
— 得田真裕 (@masahiro_tokuda) July 8, 2019
何卒よろしくお願いします。 https://t.co/yq7jcP2boL
さて、主題歌は折坂悠太さんの「朝顔」ですが、『監察医朝顔』のオープニング曲や劇中に流れるBGMはどうなのでしょう。
『監察医朝顔』のオープニングや劇中で使われている音楽を担当しているのは、得田真裕(とくだまさひろ)さんです。
得田真裕さんについて
生年月日:1984年10月2日
出身地:鹿児島県
ジャンル:劇伴・テーマ音楽
職業:作曲家・編曲家・ギタリスト
得田真裕さんは、5歳からピアノに親しみ、中学ではギター部、高校では吹奏楽部に入部しています。
鹿児島県立甲南高等学校を卒業したのち、長崎大学教育学部芸術文化コースへ進学しました。
3年生の時に作曲を専攻し、在学中からCM音楽の作曲やバンド活動を精力的に行っていました。
大学卒業後は、神戸のゲーム会社で1年半程働いた後に上京し、菅野祐悟氏に師事します。
現在は数多くの作品に作・編曲、プレイヤーとして参加しています
過去に得田真裕さんが担当した作品は?
得田真裕さんの担当した作品の主なものは以下の通りです。
- きょうは会社休みます。
- THE LAST COP/ラストコップ
- いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう
- 家売るオンナの逆襲
- 黄昏流星群
- アンナチュラル
- 奥様は、取り扱い注意
- 正義のセ
- グッド・ドクター
- インハンド
- NHKスペシャル(2012年-)
- NHKニュース7(2019年-)
- NHK Eテレ『きょうの健康』(2019年-)
- 舞台「JOHNNYS’ World -ジャニーズ・ワールド-」(2012年)
- アニメ「戦国BASARA Judge End」(2014年)
得田真裕さんは数多く音楽の担当をされています。特にNHKスペシャルは得田真裕さんの主な担当番組のようです。
テレビドラマは勿論、舞台音楽なども担当されており、幅広く活躍されているようです。
『監察医朝顔』のオリジナルサントラの発売はまだですが、得田真裕さんのBGMは落ち着きがあり、爽やかさも感じられます。
音楽は作品の印象を決定づける大切なものですが、得田真裕さんの音楽は『監察医朝顔』の雰囲気を、重くし過ぎない絶妙な雰囲気にしてくれています。
まとめ
今回は『監察医朝顔』の主題歌や音楽についてまとめました。
『監察医朝顔』の主題歌は折坂悠太さんの「朝顔」ですが、まだリリースされていません。
主題歌歌詞については劇中流れていたものを聞き取ったものを今回挙げてみましたが、まだ「朝顔」がリリースされていないので正確なものは分かりません。
また、オープニング曲やBGMは得田真裕さんが担当されていました。
こちらもサントラがまだリリースされていませんが、発売されたら改めて聴いてみたい人も多いのではないでしょうか。
主題歌もサントラも、どちらもリリースされるのが待ち遠しいですね。