危険なビーナス原作ネタバレと結末を徹底解説!

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一話から謎だらけの展開で、これからどうなるの?結末が気になる!という方も多いはず。

なんと言っても最大の謎は明人失踪ですが、危険なビーナスの原作を実際に読んだ私が、わかりやすくネタバレをしちゃいます。

危険なビーナスの原作は全てが伏線。

結末まで見逃せませんよ!

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それでは早速、「危険なビーナス」のネタバレをしていきます!

ドラマの展開とは少々違うようで、小説とドラマでは違った結末になるかもしれません!

矢神家の家系図はこちら>>

楓との出会い

獣医である”手島伯朗”は、池田動物病院の院長代理として働いていました。

とある日の勤務中、異父弟である優秀な弟”明人”の妻と名乗る女性から着信が・・・。

結婚の事実すら知らなかった伯朗は驚きましたが、明人の妻・楓は「明人が行方不明」という情報を告げました。

[voice icon=”https://bladerunner2049.jp/wp-content/uploads/2020/02/82ee5da5adc43e384dd40ef38368ee82-e1582693980970.jpg” name=”” type=”l “]伯朗は明人とはもう何年も会っていなかったよ。矢神の家はあまり好きじゃなかったんだ[/voice]

伯朗の過去

楓からの電話をきっかけに、伯朗は自身の過去について思い出しました。

実父は売れない画家で、伯朗が幼い時に脳腫瘍で亡くなっています

伯朗は、父の書く絵はいつもは静止画だったのに、死ぬ間際だけ抽象画を書いていたことを覚えていました。

しかし、その絵はどこにあるのかわかりません。

実の父親が死んでから3年後、母は矢神康治と再婚しました。

明人が生まれ、矢神家は跡取り息子として大喜び。

さらに矢神を喜ばせたのは、明人が誰もが認める天才だったからです。

跡取りとしての期待も高く、帝王学学ばせていたほどです。

康治は伯朗にも同じように学ばせようとしましたが、伯朗自身がそれを断りました。

伯朗の母は大学2年生の時に、母の実家の風呂場で溺死しています。

警察は事故として処理しましたが、明人は本当に事故死なのか疑問に思っていました。

しかし、その家はもう更地にされており、事故死なのか殺人なのか、知る術はどこにもありません。

[voice icon=”https://bladerunner2049.jp/wp-content/uploads/2020/02/CqwNtWPUEAEH88y.jpg” name=”” type=”r “]伯朗がお父さんと呼ばなかった理由はあるの?[/voice]

[voice icon=”https://bladerunner2049.jp/wp-content/uploads/2020/02/82ee5da5adc43e384dd40ef38368ee82-e1582693980970.jpg” name=”” type=”l “]それは後ほど明らかになるよ![/voice]

この時点で覚えておきたい事項をピックアップしました。

[aside type=”boader”]

  • 実父は脳腫瘍で死亡
  • 最後に抽象画を書いたが、その絵は行方不明。
  • 母は母親の実家(以下、小泉の家と記載)の風呂で溺死
  • 後頭部に打撲跡があったことから、転倒して湯舟に沈んだという見解。
  • 小泉の家はその後康治の手によって解体され更地に。[/aside]

明人の失踪について

電話で明人の失踪を聞かされた伯朗は、しぶしぶ楓と会う事になりました。

そこで2人のなれそめや失踪の状況を知り、明人の結婚を実感した伯朗は、少々劣等感を抱きます

楓と明人は、カフェで声をかけられたことをきっかけに交際がスタートしたのです。

伯朗は明人がナンパをするなんて、と少し驚きました。

帰国した理由を尋ねたところ、明人の父で伯朗の義父である矢神康治が、すい臓がんの末期で危篤状態になったからと聞きます。

伯朗は、康治の危篤どころか病気についても知らされておらず、大変驚きました。

2人は帰国しましたが、明人はしばらく家を出る旨と、父の見舞いに行くよう書かれた書置きを残したまま、家に帰ってきませんでした。

楓は、明人が相続する遺産目当てで、矢神家の人間が明人に何らかの危害を加えているのではないかと考えています。

そして、明人の失踪の手がかりを掴む為にも、楓を明人の妻として矢神家に紹介してほしいと頼んだのです。

[aside type=”boader”]

覚えておきたい事項

  • 明人の失踪には書置きがあった。
  • 明人に失踪には遺産目当ての親族が関わっているのではないかと考えられる。[/aside]

父の見舞い

2人は楓を康治と、康治の妹・波恵がいる矢神総合病院に向かいました。

普段は波恵が康治の介護をしています。

以前はソファにびっしりと患者がいたはずですが、そこにはほとんど人はおらず、受付の態度もひどいものでした。

伯朗が矢神家と関わりを絶ってから、徐々に衰退していったのです。

病院の特別室に康治は入院していました。

康治は末期の膵臓癌で、治療の施しようもなく、今は30分も起きていられないほど病気が進行していました。

起きた時は、わずかに視線を動かし、意味不明な言葉を発するのみです。

知能に問題はないと医者からは言われていますが、それを確かめることすらできない状態でした。

楓はわざとらしく康治との対面に喜び、その光景に伯朗も波恵も驚き、目を合わせます。

その時、康治は目を開け、小さく「明人に背負わなくていいと」と言い、また眠ってしまいました。

その後波恵に”親族会に参加するように”言いつけられます。

伯朗は断りましたが、母の遺品もあるということなのでしぶしぶ参加することになってしまいました。

[voice icon=”https://bladerunner2049.jp/wp-content/uploads/2020/02/82ee5da5adc43e384dd40ef38368ee82-e1582693980970.jpg” name=”” type=”l “]矢神家は、実は破産寸前だったんだ。矢神家の人間は、少しの遺産でも欲しいと思っているようだよ。[/voice]

叔母夫婦の元へ

ある日、楓が叔母夫婦に会ってみたいと言ったため、伯朗は一緒に叔母夫婦の家に向かうことになります。

叔母夫婦は子供はいないが、伯朗のことを本当によくかわいがってくれており、良好な関係を築いていました。

伯朗の母が再婚するまでは、叔母夫婦がよく面倒をみてくれていたのです。

伯朗の母の妹・順子とその夫・憲三は、快く楓を受け入れ、昔話に花を咲かせます。

憲三は数学者であり、明人の数学の才能を一番最初に気付いた人物でもありました。

明人は幼い時から憲三の部屋にこもり、数学書を読み漁っていたようです。

順子の提案で、伯朗の父が残した絵を見ることになりました。

そこで伯朗は父が最期に書いた抽象画について叔母夫婦に聞きますが、2人ともそんな絵は知らないといいます。

叔母夫婦の元にないのであれば、父の遺作はどこに行ってしまったのか・・・伯朗は疑問に思いました。

順子も憲三も楓に好感を持っていましたが、楓は明人が電話をしてこなかったかと訊ねました。

それは明らかにアリバイを確認しています。

伯朗は楓の行動に疑問を覚えました。

[aside type=”boader”]

覚えておきたい事項

  • 実父の絵は叔母夫婦が管理。
  • 遺作は行方不明。2人はその存在すら知らない。[/aside]

矢神家の親族たち

矢神家の親族会に向かった2人は、屋敷の大きさに圧倒されます。

しかし、屋敷は大きいだけで、随分と古ぼけた印象でした。

伯朗が幼いころに数人いた使用人も、見当たりません。

親族会ではもう一度先代の遺書が読まれることになり、そこには明人が相続する旨がしっかりと書かれていました。

しかし、子供たちには遺留分というものがあるため、その分をどうするのか話し合う必要があったのです。

遺留分について話し合う親族会で、出席していたのは波恵の他に6名です。

[box class=”yellow_box”]

  • 先代の後妻の息子:牧雄(脳外科医)
  • 先代の後妻の娘:祥子
  • 祥子の夫(矢神グループの介護施設を運営している)
  • 祥子の娘・百合華(ブックデザイナー)
  • 養子:佐代(銀座で店を開いている)
  • 養子:勇磨(全国チェーン店を経営する若社長) [/box]

遺産が管理されている倉庫に案内される矢神家の親族たち。

そこには美術品や歴史的に価値の高い代物が眠っていました。

その絵の中には、父の遺作に似ている絵も数点あり、伯朗は作品を見つける手がかりになればと、何枚か写真に収めました。

牧雄は、康治の遺品(正確にはまだ死んでいないが、牧雄はそう呼んでいる)を必死に漁っている様子でした。

皆がそれぞれの品物に夢中になっている中、伯朗は小さな段ボールを渡されます。

伯朗の幼いころの写真が収められたアルバムがあったことから、母の遺品であることがわかりました。

段ボールを持っていこうとすると、佐代が伯朗に耳打ちします。

もっと価値のあるものをお母さんは残したかもしれない。ちゃんと調べるように”というものだった。

[aside type=”boader”]

覚えておきたいポイント

  • 牧雄は康治の遺品から”何か”を必死に探している。
  • 父が書いた絵に似ている抽象画。
  • 佐代の意味深な発言。[/aside]

伯朗が康治を父と呼ばない訳

楓と伯朗は、明人の家に向かいました。

幼いころのアルバムを見て、懐かしさを感じる伯朗ですが、ある一時から写真がなくなります。

それは、康治と母が再婚してからでした。

楓は、「どうしてこんなに写真が少ないのか」「義父とはいえ大切に育ててくれた康治を父と呼べなかったのはなぜか」と聞く。

伯朗は、母の再婚当初、康治勤務していた研究施設で動物実験をしている場面を目撃してしまったのです。

猫の脳に電気ショックを与えているもので、幼い伯朗にはトラウマになるほどむごい光景でした。

もちろん、違法で許されることではありません。

伯朗はそんな康治を、父とは呼びたくなかったのです。

伯朗は楓にその話をした後、康治の物だという不思議な魅力のある曲が入ったCDを見つけ、そこで康治が”サヴァン症候群”についての研究をしていたことを知ります。

[aside type=”boader”]

ポイント

  • 康治は過去に猫の脳に電流を流す動物実験をしていた。
  • 動物実験と関係あるのかはわからないが、”サヴァン症候群”についての研究をしていた。

[/aside]

※サヴァン症候群とは、自閉症などの知的に障害のある人間が、その障害とは別に優れた能力を示すこと。
例として、床に散らばった無数のつまようじの本数を一瞬にして数えられたり、絵画や音楽などの芸術的な才能を見せる人もいる。
一度見た絵をそっくりそのまま写真のように絵にしてしまうことができる人も。

勇磨の接触

親族会のあと、勇磨はしきりに楓に接触していました。

ディナーに誘ったり、ランチに誘ったり、時折楓の家に上がったりしていたのです。

伯朗は、明人の為にという建前で楓に勇磨と距離を置くよう伝えますが、楓は聞き入れようとしませんでした。

そのことでつい口論になってしまい、楓を怒らせてしまったのです。

会うのは気まずい、と伯朗は感じていましたが、楓は何もなかったように現れました。

実は勇磨とディナーのときに、明人は母からなにか高価なものを譲り受けていないかとしつこく聞かれていたのです。

佐代の倉庫での発言も気になっていた楓は、母の実家に行ってみないかと誘いました。

しかし、小泉の家はもう更地になっています。

行っても意味がないだろうと拒否しますが、楓は強引に押し切り、向かうことになりました。

矢神勇磨の正体ネタバレはこちら>>

母の実家とフラクタル図形

小泉の家に行くと、更地にされていたはずの土地に、母の実家がありました。

解体などされていなかったのです。

2人は動揺するも、中に入り”母の遺した価値のあるもの”を探すため部屋中を物色します。

しかし、家の中には母の幼い時の写真が収められているアルバムしか残っていませんでした

小泉の家が残っているということは、康治が取り壊したと嘘をついたことになります。

康治の思惑がわからず、伯朗は混乱しました。

少し落ち着きたかった伯朗は、楓とお酒を飲むことにしたのです。

楓との話し合いの中で、偶然にも倉庫に置かれていた抽象画が「フラクタル図形」であることを知りました。

幸運なことに、インターネットで調べていくうちに、倉庫にあったフラクタル図形を描いた作者の娘にたどり着くことができたのです。

2人は作者の娘のブログからコンタクトを取り、図形について調べようとしました。

[box class=”blue_box” title=”フラクタル図形とは”]

一言でいえば「どんなに拡大しても複雑な形をしている」というもの。

大きな図形の中に小さな図形があり、それが無限に続いている図形。

サヴァン症候群を持つ人間の中に、機械を使わずフラクタル図形を書ける人が時折いる

 

自然界にも時折存在し、海岸線などがその例である。[/box]

フラクタル図形の作者の娘は、矢神康治には大変お世話になったと、感謝の気持ちを述べました。

父が交通事故で脳を損傷し、職を失ったことで困り果てていた時に康治が訪れ、研究する代わりに治療費を全額負担すると申し出たそうです。

一家の大黒柱を失い途方に暮れていた彼女は、矢神康治を頼ることにしました。

そのため、最期に父が書いた絵を引き取ってもらうことにしたのだそうです。

康治は、フラクタル図形に興味を持っていましたが、それ以上に交通事故後に初めて書いたという事実に大変興味を持っているようでした。

佐代と母の関係

伯朗は佐代の意味深な言葉を確認するために、佐代の元に向かいました。

佐代が経営する高級クラブの閉店ギリギリに訪れた伯朗を、佐代は笑顔で迎えました。

そこで、佐代と母は高校の同級生であったことが明らかになります。

母は、手に余るような素敵な物をプレゼントしてもらったと言っており、内容はわからないものの、佐代は大変高価なものであると考えていました。

それ以上の情報はわからず、結局母が遺したものは何なのか、手掛かりをつかむことはできませんでした。

その問題とは別に、佐代は楓の正体は”明人の嫁”ではないのではないか、と考えており、伯朗に注意するように伝えたのです。

再び康治の病室へ

楓と伯朗は康治の病室へ行き、疑問に思ってることを聞こうと試みます。

意識がないため期待は持てないが、しないよりはいいだろうという考えでした。

伯朗は病室に向かい、楓は車で波恵に電話をして病室から出るよう仕向けます。

その間に、「なぜ小泉の家は取り壊しされていないのか」「母に託した貴重なものは何か」と質問します。

康治は奇跡的に目を開けて答えますが、その答えは求めていたものではなく「明人、恨むな」という明人へのメッセージでした。

康治の研究とは

勇磨はシアトルにいる友人から、明人は楓と日本に帰ったという情報を掴んでいました

矢神家に明人の失踪を話すと脅されたため、今までの出来事を全て話すことになってしまいます。

勇磨は、牧雄(康治の異母弟)が先代の命で康治の研究を手伝っていたと言い、すぐに牧雄の家に向かいます。

牧雄は観念した様子で研究の全てを話してくれました。

康治は臨床の傍ら、脳への電気刺激により錯乱状態やうつ状態が改善するのではないか、という研究をしていました。

そこで実験の対象になったのは、伯朗の父です。

伯朗の父は、脳腫瘍の影響で頻繁に錯乱状態に陥っており、伯朗の母は憔悴しきっていました。

康治は、法律では認められていない治療を秘密裏ですることになり、自身の仮説を証明しようとしていました。

伯朗の父は、康治の手で人体実験をさせられていたのです。

康治の仮説は事実になり、伯朗の父は錯乱状態を起こすことはなくなりました

しかし、フラクタル図形のような抽象画を書くようになったのです。

康治は「脳に刺激を与えることで、後天的にサヴァン症候群を作り出せるのではないか」と考えます。

サヴァン症候群は基本的にある知能の欠如と引き換えに才能を得る、というものですが、後天的に作り出すのであれば知能の欠如はありません

もしそれができるのであれば、大発見になります。

しかし、実験を開始してから急速に脳腫瘍が進行し、伯朗の父は亡くなってしまいました。

康治は脳腫瘍の進行が電気刺激によるものではないかと考え、すぐに人体実験は打ち切りました。

その代わりに、動物実験を開始したのです。

しかし、動物に電流を流しても、サヴァン症候群が覚醒したかは確かめようもありません。

動物は芸術を知らないからです。

康治は研究を打ち切りにし、牧雄にもその資料を手渡すことはありませんでした。

しかし、牧雄は「研究者が研究結果を消すことはできない。どこかに必ずあるはずだ」と言い、今でもその資料を探しているようです。

3人はすぐさま後天性サヴァン症候群の資料が、母に渡した”手に余るような素敵な物”だと確信しました。

そしてその資料は小泉の家あるのではないかと考え、夜中にも関わらず小泉の家に行くことになりました。

[voice icon=”https://bladerunner2049.jp/wp-content/uploads/2020/02/CqwNtWPUEAEH88y.jpg” name=”” type=”r “]人体実験をしていたなんてひどい・・・。[/voice]

[voice icon=”https://bladerunner2049.jp/wp-content/uploads/2020/02/82ee5da5adc43e384dd40ef38368ee82-e1582693980970.jpg” name=”” type=”l “]先代は矢神家を発展させるために、研究に打ち込めと息子たちに命令していたようだよ。でも康治はこの研究結果は伝えなかったみたい。それほど怖かったんだろうね。[/voice]

母の死の真相と明人の行方

小泉の家に向かい、家中を探すと、前回も見たはずの天井裏に「後天性サヴァン症候群」の資料を見つけました。

3人は表紙抜けしながらも、楓は伯朗の車に、勇磨は自分の車でそれぞれ家路につきます。

伯朗は、前回家中を探し回った時に天井裏も見たのに、今回こんなにあっさりと資料が見つかったことに違和感を覚えました。

伯朗はまさかと思い、車を脇に止め、歩いて小泉の家に向かいます。

楓はその後ろをついていきました。

小泉の家には、明かりがついています。

電気は消したはずなのについているということは、中に人がいるということに他なりません。

2人は家の中に入っていくと、憲三が腰を抜かして驚いていました。

伯朗が、これはどういうことなのか聞くと、憲三は伯朗の母を殺したのは自分だと告白しました。

伯朗の父が最期に書いた絵に、憲三は取りつかれていたのです。

遺作となった抽象画は、「ウラムの螺旋」と言われるものでした。

その絵を解読することができれば、数学史上最大の謎と言われる”素数の法則性”がわかる可能性があったのです。

伯朗の母は、康治から「ウラムの螺旋」や後天性サヴァン症候群についての資料を預かっており、小泉の家に隠していました。

憲三はそのことを知り、何度も忍び込んでいたのです。

その場を母に見つかり、母は絵もレポートも全て捨てると言い出しました。

動揺した憲三ともみ合いになった際、母は頭を打ち意識を失ってしまいます。

憲三はその場で救急車を呼ぶことをせず、湯舟に沈めたのです。

そこまでして、絵を手に入れたかったのでした。

告白の後、憲三は家に火をつけ、絵と共に死ぬと言います。

楓は怒り、ビンタしたあと憲三を抱えて家から逃げ出しました。

伯朗は、一度家から逃げ出しますが、唐突に絵の隠し場所が思い浮かびます。

楓の止める声も聞かずに燃え盛る家に入っていき、絵を発見しました。

しかし、取り出せそうになった瞬間に、天井が落ちてきそうになります。

火の手が上がっている中、必死に絵を救い出そうとする伯朗を止めに入ったのは、明人でした。

「絵なんてどうでもいいじゃないか」と言い、伯朗と一緒に家の外に飛び出しました。

目次

危険なビーナス原作での結末は?

明人は、失踪などしていなかったのです。

警察の作戦により、失踪したフリをしていたのでした。

憲三は、インターネットを通じて明人の誘拐・監禁を依頼しており、その情報を掴んだ警察が明人に接触したのです。

明人が誰かに狙われている事はわかっても、犯人が誰かわかりませんでした。

警察は明人が失踪したことにして、犯人からのアクションを待っていたのです。

さらに真相を究明するために、楓を明人の妻として仕立て上げ、潜入捜査をさせたのでした。

伯朗はその時に、勇磨も潜入捜査の協力者であることを知り、自分だけ蚊帳の外にいたことを少しだけ悔しく感じました。

これから矢神明人と矢神勇磨は、2人で矢神家を支えていくことになります。

天才は天才同士、過酷な運命を背負うことになったのです。

凡人の伯朗は元の獣医にもどり、いつもの日常を過ごすことになります。

楓はミニブタを飼い、伯朗の新しい患者となりました。

 

危険なビーナスの原作ネタバレまとめ

「危険なビーナス」の原作ネタバレをしました!

楓が警察官だったとは驚きですね!

東野圭吾さんの書く小説は”全てが伏線”と言ってもいいくらい、どの章にも伏線が張り巡らされていました。

小説とドラマでは序盤から違う展開になりましたので、原作を知っている人も楽しめそうですね♪

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