ディーン・フジオカさんが演じる主役の獅子雄、岩田剛典さん演じる若宮がバディーを組んで難事件に挑む、イケメンふたりの顔面最強・内面最狂バディーで毎週月曜日が楽しみになりました♪
『シャーロック』は今後いったいどんな展開を見せるのでしょうか。
原作のようなスリリングな展開はあるのでしょうか。毎回期待が高まりますね。
今回はドラマ『シャーロック』の原作についてや、原作とドラマ(リメイク版)との違いと、結末予想をネタバレ含みつつまとめていきたいと思います。
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シャーロックの原作を徹底調査!
原作は『シャーロック・ホームズ』シリーズ!
今回のドラマ『シャーロック』はあの世界的に有名な古典推理小説、イギリスの小説家アーサー・コナン・ドイル作の『シャーロック・ホームズ』シリーズを原作に、現代のオリンピックを目前にした令和の東京を舞台にしたリメイク版となっているということです。
19世紀後半に作られた『シャーロック・ホームズ』シリーズは世界的にファンもたくさんいて聖書の次に多く読まれている書物ともいわれています。
世界中で映画版やリメイク版などが作られていて、今なお色あせることのない唯一無二の圧倒的な存在の推理小説です。
イギリスのリメイク版の「SHARLOCK」もありますが、今回のドラマ『シャーロック』とは関係ないということです。
原作のあらすじ!
原作の『シャーロック・ホームズ』シリーズはどのような物語なのでしょうか。
ホームズをモデルにしたようなアニメなどは色々見たことはあるけど、原作は読んだことないという人も多いのではないでしょうか。
原作の『シャーロック・ホームズ』シリーズは短編・長編、56作あります。
まず1作目の『緋色の研究』は、ホームズとワトソンの出会いから始まります。
アフガニスタン戦争の元軍医で負傷して送還され帰国した医師ジョン・H・ワトソンが下宿を探していると、偶然会った友人に私立探偵をしているシャーロック・ホームズとの同居をすすめられ紹介されるのです。
初めて会ってすぐ、ワトソンはホームズに「アフガニスタンにいってましたね?」と話もしないうちに言い当てられ驚きます。
こうして唐突に初対面のふたり医師ワトソンと科学的で奇妙な男ホームズとの同居がはじまります。
当初ワトソンはホームズの行動に対して懐疑的でしたが、同居をはじめてある時、ホームズの元に刑事から持ちかけられた『緋色の研究』事件でホームズと共に事件に関わり、ホームズの探偵としての天才的な観察眼と推理力を持つ姿を目の当たりにすることになります。
この事件を解決させたホームズの名声は一気に高まり、海外からも事件解決の依頼が寄せられるようになります。
ホームズとワトソンのコンビが確立した瞬間と言えますね。
こうして2作目、3作目…と舞台は世界へとびます。
2作目からのワトソンは、探偵ホームズのパートナー兼、目撃者兼、事件作家、としてのキャラが定着していきます。
『シャーロック・ホームズ』シリーズは、事件ごとに毎回非常に手に汗握る展開や緊迫した逃走シーンなどがあります。
- ダイイングメッセージ
- 不思議な人物からの接触
- 謎のカード
- インドの財宝
- 密室殺人
- 笑う死体
- 変装
- 犯人とのチェイス
- 謎の足跡
- 新聞を切って作った警告状
- 夜中のすすり泣き
- 脱獄犯
こういったスリリングな表現は、今ではたくさんの小説や映画、アニメなどで当たり前のように使われますが、この『シャーロック・ホームズ』シリーズから始まったといっても過言ではなく、またその表現は今でも右に出るものはいないほど、緊迫感を与えるのではないでしょうか。
また、シリーズの重要人物としてモリアーティ教授が出現します。
モリアーティ教授はホームズと拮抗する頭脳を持つ強敵で、イギリス中の悪の総元締めをしていますが、自分では手を汚さず、エージェントを使い悪事をはたらくので、その存在を知られていない陰の男、悪中の悪なのです。
『最後の事件』でホームズはモリアーティ教授と一対一の決闘を行い、2人とも滝つぼに落ちてしまったのか消息を絶ってしまうのです。
ホームズは死んでしまったのか…。
え、うそでしょ?まさか・・・。
実際の原作もここでシリーズ出版が途絶えていたようです・・・。本当に最後の事件だということなのでしょうか。
ところが数年後、シリーズ続編が出版されました。その内容とは…
ホームズがいなくなり、ワトソンは失意の中、3年もの月日が流れたある日、なんとワトソンのまえにホームズが帰ってくるのです!
モリアーティは滝壺に落ち亡くなりましたが、ホームズは滝に落ちておらず、モリアーティ一味の残党から逃れるために姿を消し、そして再びその一味を捕まえるために帰ってきたのです。
その後モリアーティ一味の残党の逮捕後、ホームズは以前のようにしばらく探偵を続け、晩年は農業を営みますが、『最後の挨拶』で、第一次世界大戦の直前に、政府からの依頼でドイツのスパイ逮捕に協力するお話になっています。
ホームズ、壮絶すぎます。そして探偵から農業への転身は意外ですね。
アーサー・コナン・ドイルさんの『シャーロック・ホームズ』やっぱりすごいですね。
原作のシャーロックとワトソンはどんな人物?
シャーロック・ホームズの人物像
シャーロック・ホームズは天才的な観察眼と推理力を持つ私立探偵です。
性格は極めて冷静沈着ですが、興味深い捜査依頼が来ると、報酬を考えずに夢中になり活動的になるところがあるようです。逆に、つまらない依頼には興味を示さないこともあるようです。
興味のないことにはとことん無頓着なんですね。
難解な事件が楽しみだなんて、頭がよすぎて凡人には理解できないタイプかも知れませんね(笑)。
「芸術のために芸術を愛する」といい、自身もバイオリンを弾きます。また、変装が得意でもあります。
ホームズは、その多才な能力により、自分が犯罪者になれば大変なことになっていたであろうという発言をしています。
ジョン・H・ワトソンの人物像
ジョン・H・ワトソンはホームズという人物に好奇心を刺激されます。
ホームズの、報酬に無頓着だったり結果を刑事に横取りされても何とも思ってないところが気になり、お節介をしたくなるのです。
そしてホームズの補佐をしながら携わった事件の事件本を執筆するようになります。それがこの『シャーロック・ホームズ』作品そのものになっているわけですね。
ワトソンは同居人ホームズがかもしだす面白そうな謎を心から歓迎し、それを解読しようとするようになります。
ワトソンは、ホームズにいくら賛辞を送ってもいくら周りにホームズのために努力しても、ホームズはいつも涼しい顔でほめることもなかったのですが、ワトソンは「自分がホームズの手法をマスターし、師匠が認めるほど上手く応用できるまでになったと思うと誇らしくもあった。」と言っています。
天才ホームズに対する尊敬と憧れの気持ちが伝わってきますね。
原作とリメイク版の違いは?
月9ドラマ『シャーロック』は現代の東京を舞台にリメイクしています。
ホームズが私立探偵なのに対し、誉獅子雄はフリーランスの犯罪捜査専門のコンサルタント、ワトソンが戦争で負傷し帰還した軍の医師だったのに対し、若宮潤一は都内の病院に勤務する精神科医です。
さすがに1800年代後半のイギリスと同じわけにはいきませんね。
『シャーロック』では、第一話で獅子雄が担当した事件の現場で二人は出会います。
若宮は精神科医で、おなじ病院で亡くなった医師の同僚で友人でした。若宮は容疑をかけられたものの、獅子雄が事件の真相と別の真犯人を解明し、解決させます。そこで若宮は不正に医師資格を取っていたことも獅子雄にはわかってしまいす。
真相を解明するも「自分は刑事じゃない」と、獅子雄は謎が解けたことだけに満足して終わります。
同居の下りについては、若宮は事件をきっかけに病院を辞め、家賃の安いところに引っ越しを考えていたところ、獅子雄が住んでいた部屋が上階からの漏水で水浸しになり、捜査中に尋ねた若宮の部屋を気に入り、獅子雄が押しかけ入居するという形で同居がはじまります。
ワトソンが事件を書く事件作家に対し、若宮はこの正体不明の危なっかしい男(獅子雄)との同居により、もし自分に何かあったときのために記録を残し、万が一に備えるといっています。
1話の中では獅子雄はバイオリンを弾きながら事件を考えたり、また船の上でひげを蓄え作業服を着た男に変装?をしたりもしてホームズを彷彿とさせます。
とある日、撮影の合間にバイオリン練習をする #ディーン・フジオカ さんを発見👀‼️
— 【公式】月9『シャーロック』(フジテレビ)10月スタート! (@SHERLOCKcx) 2019年10月8日
この日は一話の中であったパトカーのサイレン音を弾くお芝居の日🎻🎶
バイオリンを弾くお姿がなんと美しいのでしょう…
つい見惚れてしまいますね🤭✨#シャーロック #第二話10月14日放送 #この席が交差点 🕵️♂️ pic.twitter.com/1C7TNK1KgC
また無事獅子雄が解決したこの事件の手柄を、刑事が横取りし表彰されるシーンもありました。
こういったホームズを思わせる一つ一つのシーンが『シャーロック』というリメイク版であり、原作者アーサー・コナン・ドイル氏へのオマージュのように思えますね。
ストーリーは新しくリメイクされていますが、基本的な骨組みとなる設定は原作を大事にしていることがわかりますね。
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シャーロックの結末を予想
ドラマ『シャーロック』の結末は果たして原作のホームズシリーズの事件に重なるのでしょうか。
獅子雄と若宮の二人が最強バディをくみ、毎回スリリングに難事件を解決させていくのはとても楽しみですね。
ドラマのストーリーは原作を大切にしつつっも、現代の日本に合わせ別の事件で脚本を製作されているようですので、最終回結末も原作とは別のストーリーになるのではないかと思います。
原作の「最後の事件」のような、直接悪者と戦って滝つぼはないにしても、何らかの事件に巻き込まれ死にそうになったけど死んでなかった、、消息不明かと思われたがすぐ戻ってきた、みたいなことはあるかも知れませんね。
あわよくば、犯罪コンサルティングの仕事を引退してから晩年二人で農業する、スリリングから一転ほっこりで終わるなんて、いいかもしれません(笑)。
(あくまでも、個人の見解です。)
シャーロック原作ネタバレ!まとめ
秋の月9ドラマ『シャーロック』がついにはじまり、気になる原作シリーズのネタバレとリメイク版であるドラマ『シャーロック』との違いや結末についての予想についてまとめてみました。
アーサー・コナン・ドリル作『シャーロック・ホームズ』シリーズの原作を大切にしながら、『シャーロック』は令和の東京を舞台にリメイクされています。
脚本は原作とは違いますので、今後もどのようにリメイクされ原作を表現するのか、楽しみですね♪
結末まで見逃せません!
イケメンがバディを組んで難解事件にスリリングに挑むなんて、毎週楽しみですね♪
ドラマ『シャーロック』はフジテレビ系で毎週月曜日よる9時~です。
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