M愛すべき人がいて原作ネタバレ!アユとマサの結末は?

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『M愛すべき人がいて』は歌姫浜崎あゆみが誕生するまでのストーリー。

4月から待望のドラマ化が決定しています。

気になる原作でアユとマサの結末はどうなるのかネタバレが気になりますよね。

安斉かれんさんと三浦翔平さんのW主演でドラマ化される『M愛すべき人がいて』。

原作ネタバレ!アユとマサの結末についてまとめています。

目次

『M愛すべき人がいて』原作ネタバレ!

『M愛すべき人がいて』はノンフィクション作家小松成美さんが書いたフィクション小説です。

2019年8月1日に幻冬舎から発売されました。

浜崎あゆみがスターになるまでの秘話。プロデューサー松浦勝人との出会いから別れまでを2人のインタビュー取材をもとに書かれています。

自分を見出してくれた運命の人、天才プロデューサーマサとの恋。

90年代の激動の音楽シーンを2人はどのように駆け抜けたのでしょうか。

アユとマサの出会い

幼い頃に父が蒸発し、母親と祖母との3人暮らしだったアユは福岡で細々と芸能活動をしていました。

そんな生活から抜け出したいという思いで1993年、福岡から祖母とともに状況してきたアユ。

東京に出てきたからといって、いきなりうまくいくはずもなく、エキストラなどの仕事でなんとか仕事をこなす日々でした。

そんなある日、友達に誘われて生まれて初めて東京のディスコに足を運びます。

そのディスコで、次世代のスターの卵を探していた天才プロデューサーのマサと出会うことになるのです。

 

マサは大浜と共に会社を立ち上げました。

現在社長に就任している大浜に「ヒットを出さなければ未来はない」と強く懇願しますが大浜は聞く耳を持ってくれません。

マサの秘書である姫野礼香は眼帯をつけた怪しい美女。

そんな姫野はマサに対して「私はマサのすごさを知っているわ」と優しい言葉をかけるのです。

 

ある日、いつものようにディスコに向かったマサは部下に「いいと思う子を連れてこい」と言います。

流川は次々と女の子に声をかけマサのもとに連れてきました。

その中にアユの姿もありました。

緊張しながらもマサの前に出たアユ。

しかし、連れて来られた女の子を次々と切り捨てるようなマサのやり方に反抗的な態度を取ってしまうのです。

プロデューサーという立場の自分に堂々と意見してきたアユ。

ディスコでの出来事があった翌日、マサからアユに電話がかかってくるのでした。

マサを信じて歌手を目指すアユ

ディスコで出会ったマサとアユ。

マサはアユの歌を聞きたいと言うとカラオケに連れて行き、何曲も何曲も歌わせました。

アユは芸能事務所に所属していましたが、歌は得意ではありませんでした。

しかし、マサの要求に答えて必死に何曲も歌ううちに、自分の将来について真剣に考えるようになりました。

このままの中途半端な状態から抜け出す為に、学校も辞めて所属している芸能事務所も辞めます。

するとマサは「歌手になれ!俺がプロデュースして、日本で誰もが知る歌手に育ててやる!」と言いました。

それからアユはマサの指示通りニューヨークに留学し、歌やダンスを本格的に学びます。単身で心が折れそうな時も、マサに喜んでもらいたいという気持ちだけで頑張っていました。

 

ニューヨークでの留学を終えて日本に戻ったアユに、マサは「作詞をしてみろ。」と言います。

アユは詩なんて書いた事もないので自信がありませんでした。

でも、マサの期待にこたえるために自分なりに考えて詩を書きました。それはアユからマサへのラブレターのような詩でした。

マサはその詩を読んで、予想していたよりも心に響く内容だった事に驚きます。

こうしてアユはそれからも、マサに対する自分の思いを詩に込めてマサに渡します。

詩を書くごとにマサへの思いは増していきます。

やがてその思いはマサに届きます。

マサはアユの実家へ行き、アユの家族に真剣に付き合っている事を伝えました。

そして2人は一緒に暮らし始めました。

2人の恋の行方は?結末は歌手になり名曲「M」が誕生

アユは歌手としてようやくスタートラインに立ったところでした。

駆け出しの歌手とはいえ、プロデューサーと歌手が付き合っているという事を世間に知られるわけにはいきません。

マサとアユの関係を知っているごく少数の関係者も、2人に別れるように進言していました。

そんな日が続いていました。

やがてアユはどんどん有名になっていきます。

休日はなくなって、スケジュールも分刻みの人気者になっていきました。

有名になっていっても、アユはマサといる事が一番幸せでした。

しかし、マサはアユをもっと有名にしたいというプロデューサーとしての思いのほうがが強く2人の心はすれ違っていきます

 

マサは自分が育てた「浜崎あゆみ」という歌手があまりにも大きな存在になってしまったことに戸惑いを覚えます。

自分が「浜崎あゆみ」と交際している事に重みを感じるようになります。

国民的な歌手になった「浜崎あゆみ」と自分はこれ以上一緒にいるべきではない。

そう考えたマサは2人で一緒に住んでいる部屋には戻らなくなっていきました。

アユにとっては歌手になったのもマサのため。

今歌っているのもマサのため。どんなに有名になってもその気持ちに変わりはありませんでした。

アユの気持ちを知っているマサは苦しみます。

そして毎晩お酒を飲むようになります。

ディスコに女の子を連れ込んでは毎晩浴びるようにお酒を飲んでいました。

やがてその事はアユの耳にも入ってしまいます。

アユはショックを受けて、仕事から逃げ出しました。

しかし数日間自分の立場についてよく考えた結果、自分のこの気持ちを歌にしようと決めました。

こうして生まれたのが「M」という名曲なのです。

 

それからしばらくしてマサはハワイへ拠点を移しました。

2人の恋愛は終わりを告げたのです。

アユはこの先マサ以上に愛する人はできないだろうと思いました。

時は流れ、アユはトップスターとして日々忙しく駆け回る日々を送っていました。

やがてマサはハワイから帰国し2人は再会を果たします。

もうお互いを愛する立場ではなくなりました。

しかし、日本を代表するトップ歌手と名プロデューサーは信頼できるパートナーになったのです。

『M愛すべき人がいて』原作小説は実話?

ノンフィクション作家の小松成美さんが書いた原作小説。

これは実話なのでしょうか?

この小説は事実に基づいたフィクションと紹介されています。

浜崎あゆみさんと松浦勝人さんのお2人へのインタビューをもとに書かれた小説です。

さらに小説の帯には「自分の身を滅ぼすほど、ひとりの男性を愛しました」という、浜崎あゆみさん本人の言葉が書かれています。

これらの事を考えると『M愛すべき人がいて』の原作小説は実話ということになりそうですね。

長瀬智也さんとの熱愛は世間の注目の的だっただけに、この物語は長瀬さんとのエピソードと思ってる方も。

しかし、もっと前のデビューにまつわるエピソードだということが分かります。

M愛すべき人がいて原作ネタバレ!アユとマサの結末は?まとめ

『M愛すべき人がいて』原作ネタバレ!アユとマサの結末は?についてまとめてきました。

小説が発売された時からとても話題になりましたよね。

「M」という名曲の裏側にこんなに切ないラブストーリーがあったなんて。

この小説を読んでからあらためて「M」を聴くと色々な事が想像できてまた違った良さが出てきそうですね。

ドラマ化されるのも楽しみですが、原作の小説も読んでみると、ドラマのほうもさらに楽しめるのではないでしょうか!

 

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