本記事は原作エピソードのネタバレを含みます。放送情報は2026年7月時点のものです。
伊藤潤二の傑作短編を実写化するオムニバスドラマ『ストレンジ -伊藤潤二の夜も眠れぬ奇妙な話-』が、2026年7月3日(金)深夜に放送スタートしました。ただし初回は当初の予定から放送エピソードが変更され、「死びとの恋わずらい -四つ辻の美少年-」がオンエアされています。この記事では、放送順変更の経緯と、初回放送エピソード「死びとの恋わずらい」のあらすじ・ネタバレ・考察を詳しく解説します。
【重要】第1話は放送エピソードが変更に



まず押さえておきたいのが、放送スケジュールの変更です。当初、第1話として放送が予定されていたのは「幻痛屋敷」というエピソードでした。しかし、出演者に関する報道を受け、「幻痛屋敷」の放送・配信は見送りとなりました。
これにより、当初は第2話として予定されていた「死びとの恋わずらい -四つ辻の美少年-」が繰り上げられ、7月3日の初回放送分としてオンエアされています。オムニバス形式のため各話が独立しており、放送順が入れ替わっても物語の理解に支障はありません。
第1話「死びとの恋わずらい」あらすじ・ネタバレ



「死びとの恋わずらい」は、伊藤潤二の代表的短編のひとつ。霧の深い、どこか閉ざされた雰囲気の町を舞台に、その町に古くから伝わる「辻占(つじうら)」という恋占いの風習をめぐる物語です。
辻占とは、夕暮れの四つ辻(十字路)に立ち、通りかかった見知らぬ人に「自分の恋は叶うでしょうか」と尋ね、その返答によって恋の行方を占うという風習。ドラマのヒロイン・柴山みどり(莉子)は、この霧深い町に越してきた転校生として、いつしかこの不気味な風習に巻き込まれていきます。
四つ辻に立つ謎めいた“美少年”の存在、そして辻占が告げる不吉な言葉——甘い恋占いの風習が、次第に得体の知れない恐怖へと転じていく様子が、伊藤潤二らしいじわじわとした筆致で描かれます。恋する少女たちの純粋な想いが、いつしか死の影に彩られていく展開に、背筋が凍ります。
「死びとの恋わずらい」というタイトルが示す通り、この物語の恐怖の中心には“死者の恋”があります。辻占に現れる美少年の正体、そして辻占がなぜこれほど町に根付いているのか——その真相が明かされるにつれ、生者と死者の境界が曖昧になっていく感覚に襲われます。伊藤潤二作品特有の「日常に紛れ込む異形」の恐怖が凝縮された一編です。
第1話の見どころ・感想ポイント
① 霧の町の“空気感”の再現度
原作の魅力は、なんといっても霧に包まれた町の閉塞感と、そこに漂う不穏な空気。実写ドラマがこの独特のムードをどう映像で再現したのかが、第1話最大の見どころです。深夜枠ならではの、静かでじっとりとした恐怖演出に注目が集まります。
② ヒロイン・莉子の演技
「死びとの恋わずらい」のヒロイン・柴山みどりを演じる莉子。恋占いに翻弄され、次第に恐怖に呑まれていく少女を、どんな表情で表現したのかが見どころです。透明感のある雰囲気が、不気味な物語にどう作用するのかにも注目です。
③ “辻占”という風習の不気味さ
恋占いという一見ロマンチックなモチーフが、伊藤潤二の手にかかると背筋の凍る恐怖に変わる——この落差こそが本作の醍醐味。実写ならではの音響や間の演出で、辻占の不気味さがどう増幅されたのかを味わいましょう。
原作「死びとの恋わずらい」の魅力
「死びとの恋わずらい」は、伊藤潤二の短編の中でも特に人気の高い作品のひとつです。「恋占い」という誰もが親しみを感じるモチーフを入り口に、じわじわと死の恐怖へと引きずり込んでいく構成が、多くの読者を戦慄させてきました。
伊藤潤二作品に共通するのは、日常の中に潜む“違和感”を丁寧に積み重ねていく恐怖演出。派手な驚かしではなく、読み進めるうちに「何かがおかしい」という感覚が少しずつ大きくなり、気づけば逃げ場のない恐怖に囲まれている——そんな読後感が持ち味です。「死びとの恋わずらい」は、まさにその真骨頂と言える一編。初回放送のエピソードとして、伊藤潤二の世界観を存分に味わえる選択だったと言えるでしょう。
第2話以降で映像化が期待されるエピソード
『ストレンジ』では、今後も伊藤潤二の傑作短編が続々と実写化されます。特に映像化が注目されるエピソードをいくつか紹介します。
- いじめっ娘…結婚5年目の女性が、かつていじめていた少年と再会する物語。
- 地縛者…屋外の特定の場所に立ち尽くしたまま動かなくなる人々の謎を追う。
- あばら骨の女/顔泥棒…伊藤潤二らしい強烈なビジュアルが期待されるエピソード。
- 緩やかな別れ…葉山奨之が出演する、夫婦をめぐる物語。
それぞれ独立した1話完結なので、気になる回だけを狙って視聴するのもおすすめです。
第1話を見逃した方へ|配信での視聴方法



テレビ東京系の深夜ドラマは、放送後にTVerで一定期間無料の見逃し配信が行われます。一気見したい場合や過去回を追いたい場合は、U-NEXTなどの配信サービスもチェックしてみてください。
| 視聴方法 | 配信状況 | 料金 |
|---|---|---|
| TVer | 放送後一定期間 無料配信 | 無料 |
| U-NEXT | 見放題対応の場合あり | 31日間無料トライアルあり |
※放送を見送られたエピソードは配信でも視聴できない場合があります。配信状況は各サービスの公式情報をご確認ください。
次回以降の放送も要チェック
『ストレンジ』は全13作品のオムニバス。今後も「いじめっ娘」「地縛者」「あばら骨の女」「顔泥棒」「緩やかな別れ」など、伊藤潤二の傑作短編が続々と実写化されていきます。原作ファンは「次はどの話が来るのか」を予想しながら観るのも楽しみのひとつです。当サイトでも、放送された各話の感想・考察を随時まとめていく予定です。
第2話「いじめっ娘」が放送
2026年7月10日深夜放送の第2話「いじめっ娘」では、結婚5年目の栗子(真木よう子)が、子供の頃にいじめていた少年・直哉と大人になって再会するという展開が描かれました。再会をきっかけに、栗子の中に眠っていた歪んだ加虐心が甦り、直哉との関係は次第に常軌を逸したものへ変貌していきます。第2話放送後の視聴者の具体的な反応は本記事執筆時点ではまだ確認できていません。
よくある質問(FAQ)
第1話は結局どのエピソードが放送されたの?
当初予定の「幻痛屋敷」が放送・配信見送りとなり、代わりに「死びとの恋わずらい -四つ辻の美少年-」が繰り上げで初回放送されました。
放送されなかった「幻痛屋敷」は今後観られますか?
2026年7月時点では、放送・配信が見送られたエピソードの今後の扱いは明らかになっていません。公式サイトの発表を待ちましょう。
原作を読んでいなくても楽しめますか?
はい。1話完結のオムニバス形式なので、原作未読でも十分に楽しめます。ドラマを観てから原作を読み、映像化との違いを楽しむのもおすすめです。
どこで見逃し配信を観られますか?
テレビ東京系のため、TVerでの無料見逃し配信が基本です。配信期間には限りがあるため、早めの視聴がおすすめです。
まとめ|放送順変更を経て始まった、伊藤潤二の恐怖世界
『ストレンジ』第1話は、放送エピソードの変更を経て「死びとの恋わずらい -四つ辻の美少年-」がオンエアされました。霧の町の辻占をめぐる、じわじわと迫る恐怖——伊藤潤二作品の魅力が凝縮された一編で、オムニバスドラマの幕開けにふさわしい内容となりました。第1話を見逃した方は、ぜひTVerなどの見逃し配信でチェックしてみてください。
作品全体の情報はストレンジ -伊藤潤二の夜も眠れぬ奇妙な話- 全13話・キャストまとめで詳しく解説しています。今期の他の注目ドラマは2026年夏ドラマ一覧でチェックできます。









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