この記事では「恋する母たち」の原作ネタバレについて、ご紹介していきます!
「読めば読むほどハマる♥️」「ドラマ化神!」とかなり話題の「恋する母たち」。
原作があるのか、原作ネタバレ、結末や見どころなど気になる方も多いはず・・・。
そこで、「恋する母たち」の原作ネタバレやドラマとの違い、結末予想と見どころなど、詳しくご紹介していきます♪
目次
恋する母たちの原作情報
「恋する母たち」の原作概要を簡単にご紹介しておきましょう!
- 作者:柴門ふみさん
- 作品名:「恋する母たち」
- 連載:女性セブンにて2017年1月5日~2020年8月13日で完結していますが、2020年9月3日号からスピンオフ編を連載しています♪
- 出版社:小学館にてコミックが1巻~7巻まで発売
作者の柴門ふみさんといえば、「東京ラブストーリー」や「あすなろ白書」など名だたる恋愛マンガ・ドラマの名作を生み出し続ける、ヒットメーカー。
その柴門ふみさんが題材に選んだのが「母の恋」。
40代の女性は仕事の顔・母の顔・妻の顔、様々な顔を持ち、それぞれから求められる立場を全うしながら生活している・・・「そんな彼女たちが抱える恋とは?」
柴門さんが10年以上も考えながら練ってきたテーマだったそうです。
どうりで、甘美を売りにした単純な不倫作品ではないわけですね。
脚本は「大恋愛~僕を忘れる君と」で知られる大石さんが担当!
脚本を担当するにあたり、下記のようにコメントをされています。
いいとか悪いとかの前に、“恋”は命を息づかせてしまうもので、抗いがたい魅力で人を翻弄します。それは母であっても妻であっても同じです。
視聴者の皆様には、こういう時だからこそ、ドラマの中で夢を見ていただきたいと願って、このドラマを書き始めました。現実の中ではなくドラマの中で、迷い、揺れ、震えて下さい。
リアルと夢が、絶妙に交錯する柴門ふみさんの原作の持ち味を、精一杯生かす脚本にしたいと思っています。ぜひご覧下さいませ。
引用:http://www.tbs.co.jp/
そういわれると、尚更見たい気持ちを後押しされませんか!?
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恋する母たちの原作ネタバレ!
では早速、「恋する母たち」の原作ネタバレについて、ご紹介していきましょう!
杏の恋の行方:斉木と再婚する
杏の恋の相手として登場するのは、夫(慎吾)が駆け落ちした女の夫・斉木。
斉木は10年前に夫の裏切りに腹が立った勢いで2回だけ関係を持って別れた男でした。
しかし、斉木が慎吾の行方を知らせに突然杏の前に表れたことがきっかけで、2人の恋が動き出すことに!
慎吾は不倫相手だった由香と与論島へ駆け落ちしますが、崖から落ち記憶喪失になり、島の別の女性と再婚し、家庭をもっていました。
離婚届を夫に突きつけた杏に斉木がプロポーズを試み、息子の研も2人の交際を応援してくれましたが、斉木と杏に体の関係があったことを由香が研に伝えてしまい、研と杏の親子関係にヒビが・・・。
研との距離感を心配した杏は、斉木と距離をおくことを決意。
しかし、このあと様々なトラブルが杏を襲います。
[aside type=”boader”]
- マンションの修繕工事によって自宅を出ていかなければならなくなった杏が骨折
- 記憶喪失の慎吾が突然現れる慎吾の母
- 綾子から同居の提案がなされる(慎吾との復縁を狙っていた)
- 杏と斉木の交際を知った綾子が研の養育費や家賃など援助したお金の返済、返済できない場合は研を養子として引き取る旨、杏に要求。[/aside]
綾子の要求を拒否する杏でしたが、研は杏の幸せを願って自ら綾子の養子になる道を選択し、イギリスの大学へ留学することに。
そんな母想いの研の気持ちを知らない杏は、息子から拒絶されたとショックを受け、斉木のいる金沢へ。
斉木は「金沢に一緒に住み、お金は一緒に返していきましょう」と杏のすべてを優しく受け止め、2人は再婚し、幸せな時間を過ごします。
後に研のおもいやりを知った杏は、帰国した研と斉木と3人でいい関係を築いていきます。
優子の恋の行方:夫と赤坂と別れ1人で生きていくことを決意
優子の恋の相手として登場するのは、会社の後輩で優子とは一回りも年下の赤坂。
京都出張に同行したのをきっかけに、関係を持つことに。
不倫の末にできた息子を自分の息子のように大切に育て、家事も育児も優子も大切にしてくれる優しい夫、シゲオ。
そんな夫がいるにもかかわらず、赤坂と関係を続けてしまったのは、赤坂と一緒にいる時は、「私はこういう存在でいなければならない」という息苦しさがないから。
「自由な自分」でいられる心地よさがあったからでした。
そんなある日、夫・シゲオのもとに離島でフリースクールの先生にならないか?というオファーが舞い込み、優子は迷った末、夫と共に離島で専業主婦になることを決意。
しかし、赤坂に別れ話をする姿を夫に見られてしまい、シゲオは息子をつれて離島へいくと、優子を残して家を出ていってしまいます。
その後、優子は自分がしてしまったことを反省するように仕事に打ち込み、2人は離婚、赤坂とも別れ、優子は1人になりました。
時が経ち、別の女性と結婚を決めていた赤坂が相手の女性が不倫していたことを理由に挙式を抜け出し、優子の前に現れ「結婚してくれる?」とまさかのプロポーズ。
しかし、そんな折、シゲオが優子への気持ちにケジメをつけるために出版した、杏・まり・優子をモデルにした小説が発行。
それを読んだ優子は夫の深い愛を感じると共に、それに気づきもしなかった自分の愚かさを噛み締め、もう2度と結婚しない・・・1人で生きていくと覚悟を決めたのでした。
優子は仕事を辞め、赤坂に地方移住すると告げ、部屋をあとに・・・。
その部屋に残されていたのは、1冊の本・・・シゲオが書き上げ、芥木賞を受賞した「恋する母たち」でした。
まりの恋の行方:夫とは離婚せず家庭内別居状態を続行
まりの恋の相手として登場するのは、まりにベタ惚れな落語家・今昔亭丸太郎。
丸太郎と話すうちに、本当の優しさや人としての温かさ、誠実さに触れ、いつの間にか恋に堕ちてしまいます。
しかし、子供たちのことを思い、一線を超えずにいました。
そんな折、夫の不倫相手の逆襲により、夫は不祥事をばらされ懲戒免職になり、セレブ妻だったまりは北海道へ移住することに・・・。
まりの状況を知った丸太郎はプロポーズをし、2人はついに関係を持ちましたが、子供のことを第一優先に考えるまりは離婚に踏み切れず、丸太郎に恋心を残したまま別れることを選択。
その1ヶ月後、なんとまりは妊娠・・・!!
実は丸太郎と関係を持ったのと時を同じくして、夫に怪しまれないよう夫とも関係をもっていたのでした。
そうして授かった子供に繁太郎と命名し、まりの幸せを願ってくれる丸太郎の優しさを感じつつ、子供たちのためにあえて離婚しない選択をとったのでした。(ちなみに繁太郎は血液検査の結果、夫との間にできた子でした)
その後、まりがシゲオから取材を受けていた小説の原稿を夫が発見。
まりの浮気を疑い問い詰めてきますが、まりはしらをきり、その日を境に家庭内別居状態に・・・覚悟を決めた女は強い。
ある日、まりが丸太郎の落語動画を見ていると、娘から「ママ、その人好きなんでしょ。なんで離婚しないの?」と言われ、未だに恋を引きずっている自分に気づいたのでした。
ネタバレに書ききれないほど、3者3様様々なトラブルやハプニングが起こるため、ハラハラが止まらない!
「この先どうなっちゃうの?」と読む手が止まらなくなってしまう中毒性を生み出してしまうあたり、さすが柴門先生です!!
恋する母たちの見どころと結末予想!
見どころ①登場人物への共感
原作者・柴門さんが丁寧にそしてリアルに描く女性の心理描写や人物設定がなんといっても魅力!
3人の母親は名門高校に息子を通わせているという点は共通しますが、それ以外は家庭環境、恋愛経験値、価値観、雇用状況などあらゆる面に違いを持たせています。
あえて違う価値観をもつ主人公たちを複数登場させ、見ている側が自然と感情移入できてしまう主人公を選択できるあたりが、うまい。
すると「そうそう!わかる~!」という共感性を生みだし、あっという間に「恋母」の世界観に引き込まれてしまいます!
見どころ②ドラマオリジナル版になるのか?
「恋する母たち」は原作通りのラストを迎えるのか、それともドラマオリジナル脚本として話が進むのか、そこも見どころです。
まだドラマの結末については分かりませんが、ドラマ序盤ですでに設定が少し違うところもあるため、ドラマならではの視聴者の生の反応を捉えつつ、「恋する母たち」が2倍楽しめるように、オリジナルの脚本を用意してくれたら面白いなぁ~♪なんて思っています。
さて、結末はどうなるのでしょうか??
ドラマ版の結末予想
原作がすでに結末を迎えている状況なので、原作通りにいくのか否かを予想する形になりますが、おおむね原作通りにラストを迎えるのではないかと予想しています。
原作もものすごく女性の共感を得ているので、あえてラストを変える必要もないのかな?と感じています。
さらに「妻の恋」ではなく「母の恋」を題材にしている点を考えても、「結局のところ1つ1つの現実に向き合っていくしかない」という結論を変えるのは難しいし、甘美な不倫ドラマで終えるのはもったいない女性たちに刺さるストーリー・結末だからです。
「恋する母たち」のキャスト一覧はこちら>>
恋する母たちの原作ネタバレと結末予想まとめ
「恋する母たち」原作ネタバレについてまとめてきました。
不倫ドラマが好きな人も、「不倫」という設定自体が受け入れられない人も、1話見たら見ずにはいられなくなるあたり、さすが恋愛作品を生み出すヒットメーカーたちの作品だと唸らされます。
女性たちが抱える悩みやズルさを赤裸々に描いているのに、なんとなく憎めない絶妙なラインで「女」を描くあたりは圧巻!
「恋母」の世界にドハマリする大人女子が続出することでしょう♪
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