オトナの土ドラ枠として放送を開始した「仮面同窓会」
実は、原作があるのをご存じでしたか?
ドラマは原作と同じラストで描かれるのか?ドラマ独自の登場人物や設定もある中、あえて原作とは異なるラストを用意していくのか?
気になる原作者や原作の内容、原作の結末から犯人・黒幕についてネタバレをお伝えしていきます。
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仮面同窓会・原作の脚本家や代表作は?
「仮面同窓会」の原作者は、雫井脩介(しずくい しゅうすけ)さんです。
雫井さんの著書名を聞くとピンとくる方が多いはず。
代表作としては
ドラマ化・映画化されている作品が多くあります。
雫井さんの作家デビューは2000年「栄光一途」という作品です。
イメージとしてはミステリー作家というイメージが強いですが、恋愛や家族をテーマにした小説も手掛けているため、幅広い読者から支持を受けている作家さんです。
支持を受けているのは、読者からだけではありません。
同じミステリー作家からも高い評価を受け、ミステリーランキングにも数多く、ランクインしています。
「週刊文春ミステリーランキング」では「犯人に告ぐ」が1位を受賞、「検察側の罪人」が4位、「望み」が9位にランクインしました。
また、「犯人に告ぐ」では大藪春彦賞も獲得しています。
雫井さんのミステリーは、人間が持つダークな部分を躊躇することなく表現することで、読者の「怖いもの見たさ」という感情を満たし、雫井さんの世界観へあっという間に引きこんでいくという魅力があります。
雫井さんは「実人生でなかなか出会えない新しい感情」が読者の経験になればこそ執筆する意味があるとおっしゃっています。
読み手を飽きさせない、まさに読者を魅了してやまない作家さんと言えます。
「仮面同窓会」原作の結末は?
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仮面同窓会 / 雫井脩介
途中からぐいぐい引き込まれて
最後は一気読み!結末には驚きが。まさか。#読書 #小説 #読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/5Aofsj9nsB
— mugi (@mugi35354761) 2019年3月20日
原作とドラマで結末が違うのか?黒幕は別設定でいくのか?
すごく気になりますよね?
まずは原作の犯人について紹介していきます。
原作の犯人は…ジョージ!
見出しの通り、実際に手をくだしたのは、ジョージです。
ジョージについては、序盤からストーカーとして怪しさを匂わせていたので、やっぱり!と思う読者と、もしくは深読みをしてあえて怪しいジョージを犯人からはずして推理をしていた読者でわかれるかもしれませんが、あのジョージが手をかけていたわけです。
ジョージが殺人に手を染めた理由は、お伝えするのもためらわれるくらいの残酷な過去の事件にありました。
ジョージには妹がいました。
その妹というのが当時、八真人と付き合っていた「日比野真理」でした。
幼少期、希一に弱みを握られていた八真人は、希一には逆らえないという絶対服従の関係にあり、それをいいことに、以前から目をつけていた八真人の彼女である日比野真理を八真人の目の前で和康と共に襲ったのです。
そのことを担任の樫村に相談したところ、樫村からも性的暴行を受け、それを苦に日比野は自殺に至るのでした。
その事実を知った兄ジョージは、妹の仇をとるために、樫村・和康を殺害したのでした。
ジョージには、仲間の黒幕がいる!?
そしてもう1人…この犯行に加担していた人物がいます。
それは「美郷」です。
美郷は日比野と親友でした。
その親友に、あのようなむごいことをした彼らが許せなかったのです。
その正義の鉄槌を下すために、串刺しジョージの異名を持つ「ヤバイ」兄をたきつけ、犯行に及ばせた…犯人を陰で操っていた真の黒幕は「美郷」なのでした。
洋輔に近づいたのは、日比野の事件に洋輔・八真人が加担していたのかがわからなかったため、その真実を探り、殺害するか否かのジャッジするためでした。
つまり、真の黒幕は美郷だったのです。
ドラマは原作とは違う?
近年、原作とドラマの展開が変わることは、多々見られますが、今回の「仮面同窓会」についてはどのような形で話が進行していくのでしょうか。
現時点では、ドラマと原作に大きな乖離はありませんが、既にドラマオリジナルの設定が複数設けられています。
例えば、雛形さん演じる「上原加奈子」の存在や、亡くなった雅之の年齢を高校生に設定していたり、洋輔の家に住み着く長男の存在などです。
今後どの程度、原作とドラマの展開に相違が出てくるかは定かではありませんが、「原作と同じラストにするのか」は、間違いなく必見と言えそうです。
というのも、原作のラストは、果てしなく残酷でおどろおどろしい人間模様を露呈する衝撃のラストを用意しているからです。
その展開をどこまでドラマとして表現していくのかは、原作を知っているファンからすると、間違いなく興味津々な点だからです。
衝撃の結末!ドラマではラストはどうなる?
原作のラストは、日比野の復讐を果たすため、残った希一を殺害する、そして洋輔の兄を崖から突き落とした犯人である八真人に罰を与えるというシーンになります。
ジョージが希一を谷底に突き落とし、ジョージから「お前には八真人を殺す権利がある」と親友・八真人の殺害を促される洋輔…
「できない」と苦悩しながらも最後には親友に手をかけ、ラストを迎えるという恐ろしい現実を突きつけられ、話は幕を閉じるのです。
このラストを表現するのか否か…TVで放映するには賛否両論の意見が出ることは、想像に難くありません。
そのため、制作側がどこまで何をどう表現するかは、見どころの1つとなるといっても過言ではないと思います。
「仮面同窓会」原作の結末から犯人黒幕をネタバレ!三郷・ジョージの衝撃ラストとは?まとめ
ドラマ「仮面同窓会」の原作について、詳細にまとめてきました。
原作を知りつつ、ドラマにしか登場しないキャラや設定などの違いを楽しむのも面白いですよね!
1話では雛型あきこさんのラブシーンがエロいと話題になり、2話では洋輔の二重人格疑惑もありますが、ラストに繋げる伏線としてオリジナルにするのでしょうか?
何と言っても気になるのが、ドラマの結末です!
原作通り、後味の悪い、救いのない話として終えてしまうのか、そのどろどろとした救いようのない世界に一筋の光をもたらす話としてドラマを締めくくるのか。
原作を知っていても、原作を知らなくても、ドキドキハラハラのスリルが楽しめること間違いなし!
今後もその話の展開から目が離せません!!