【世界で開け!ひみつのドアーズ】スペインが2040年に世界一の長寿国になる理由|サグラダ・ファミリア”2026年完成”の誤解も解説【伊野尾慧が調査】

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サグラダ・ファミリアの塔とオリーブの枝のイラストに「世界で開け!ひみつのドアーズ」「スペイン特集|長寿の秘訣とサグラダ・ファミリアの誤解」の文字入り。人物は描かれていない

2026年8月19日(水)午後7:30〜午後8:42、NHK総合『世界で開け!ひみつのドアーズ』でスペイン特集(拡大版)が放送される。MCの相葉雅紀さんとともに、Hey! Say! JUMPの伊野尾慧さんが現地バルセロナを実際に訪れ、「近い将来、平均寿命が世界一になる」と言われるスペインの健康長寿の秘けつと、サグラダ・ファミリアの謎に迫る内容だ。放送に先立ち、この記事では番組を楽しむための基礎的な背景知識を、要点表でまとめておく。

項目 内容
番組・放送時間 NHK総合『世界で開け!ひみつのドアーズ』8/19(水) 19:30〜20:42
長寿予測 2040年、スペインが85.8歳で世界1位、日本は85.7歳で2位に予測(英医学誌ランセット・IHME)
サグラダ・ファミリア 2026年完成は「イエス・キリストの塔」(高さ172.5m)のみ、全体完成は2034〜2035年ごろの見通し
目次

「世界で開け!ひみつのドアーズ」スペイン特集とは|放送日時・番組概要

放送は2026年8月19日(水)午後7:30〜午後8:42、通常より長い拡大版での放送となる。番組は世界各国の”知られざる素顔”を、著名人が現地取材で掘り下げるNHKの紀行バラエティだ。

今回のスペイン特集では、「近い将来、平均寿命が世界一になると言われるスペイン」の健康長寿の秘けつを丁寧に深掘りするとともに、「サグラダ・ファミリアの謎に伊野尾慧が迫る」という2本立ての構成になっている。MCは相葉雅紀さんが務め、現地取材は建築に大変詳しいことで知られるHey! Say! JUMPの伊野尾慧さんが担当する。

『世界で開け!ひみつのドアーズ』自体は2026年4月1日からNHK総合でスタートした比較的新しい海外紀行番組で、「日本のメディアでほとんど紹介されたことのない未知の場所」を独自の演出で掘り下げるのがコンセプトだ。司会の相葉雅紀さんに加え、レギュラー出演として井桁弘恵さん、ナレーションを木村昴さんが担当している。番組の詳しい概要やこれまでの放送回は、NHK公式サイトの番組ページでも確認できる。

これまでの放送では、エクアドルのカカオ生産者やパラグアイのごま生産者など、日本の食生活を陰で支える生産者にスポットを当てる回もあり、「景観」「食文化」「暮らし」「日本とのつながり」といった多角的な切り口で各国の”ひみつ”を紹介してきた実績がある。今回のスペイン特集も、そうした番組コンセプトの延長線上にある企画といえるだろう。

特に今回は、通常より長い拡大版での放送となる点も注目したい。長寿予測とサグラダ・ファミリアという、それぞれ掘り下げがいのある2つのテーマを1回で扱うにあたり、番組側もそれだけ力を入れた特集として位置づけていることがうかがえる。

放送を楽しむための2つのテーマ

この記事では、番組で扱われるであろう2つの大きなテーマ——「スペインが長寿大国になる理由」と「サグラダ・ファミリアの2026年完成の実態」——について、放送前に確認できる公式情報・学術データをもとに整理していく。あわせて、現地取材を担当する伊野尾慧さんが、なぜ「建築アイドル」と呼ばれているのかについても紹介する。

なお、この記事で紹介する内容は、放送前の時点で公開されている公式情報・学術データに基づくものであり、番組本編で実際にどのような切り口で紹介されるかは、放送を見てのお楽しみとなる。番組独自の演出や、現地でしか分からない発見については、放送後に判明した内容を踏まえて別途更新する可能性がある。

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スペインが2040年に世界一の長寿国になる?ランセット誌・IHMEの予測を解説

2040年の世界長寿ランキングをイメージしたイラスト

本題に入る前に、スペインという国の基本情報を確認しておきたい。首都はマドリード、人口は約4,856万人、面積は約50万6,000平方キロメートルで日本の約1.3倍にあたる。第二の都市バルセロナは年間3,000万人以上の観光客が訪れるスペイン最大の観光都市で、世界遺産に登録されたアントニ・ガウディの建築群でも知られている。今回の番組の舞台も、このバルセロナが中心になるとみられる。

マドリードはロンドン・パリ・ブリュッセルに次ぐヨーロッパ第4位の大都市で、スペインのほぼ中心に位置している。首都と観光都市という2つの顔を持つ国であることも、スペインの多面的な魅力を理解するうえで押さえておきたいポイントだ。

「スペインが長寿世界一になる」という話の根拠は、英医学誌ランセットに掲載された、米ワシントン大学IHME(保健指標評価研究所)による研究だ。IHMEはビル&メリンダ・ゲイツ財団の支援も受ける、世界的に権威のある保健統計の研究機関である。

掲載媒体であるThe Lancet(ランセット)は1823年創刊、世界で最も影響力の高い医学雑誌のひとつとされる歴史ある学術誌だ。ジャーナル・インパクト・ファクターやCiteScoreといった学術的な評価指標でも世界トップクラスに位置づけられており、そこに掲載された研究であることが、この長寿予測の信頼性を裏付ける一因になっている。創刊から200年以上にわたり医学界に影響を与え続けてきた老舗の学術誌に掲載された、という重みも見逃せないポイントだ。

予測データの中身

この研究では、2040年時点の平均寿命予測で、スペインが85.8歳で世界1位、日本は85.7歳で2位に転落するという結果が示されている。3位はシンガポール、4位はスイスと続く。長らく世界一の長寿国として知られてきた日本が、わずかな差でスペインに首位を譲るという予測は、発表当時から大きな話題になっている。

順位 2040年の平均寿命予測
1位 スペイン 85.8歳
2位 日本 85.7歳
3位 シンガポール
4位 スイス

この4カ国はいずれも医療水準の高さや、独自の食文化・生活習慣を持つことで知られている国々だ。単に医療技術だけが進んでいるのではなく、日常的な生活習慣の積み重ねが長寿に直結するという点は、この予測全体を通して見えてくる共通のメッセージだといえる。

IHMEとはどんな機関か

IHME(保健指標評価研究所)は、医師のクリストファー・マレー氏が、ビル&メリンダ・ゲイツ財団の支援を受けて2007年にワシントン大学に設立した研究機関だ。世界152の国や地域の大学・研究所・政府機関が参加する共同研究「世界の疾病負荷研究(GBD)」の中核を担っており、世界の死亡・障害の原因を性別・年齢階級別に細かく詳細分析する、保健統計分野で世界的に権威のある機関として知られている。

GBDのようなプロジェクトは、単年度のデータだけでなく、長期的なトレンドや将来予測まで扱う点が特徴だ。今回の「2040年にスペインが長寿世界一になる」という予測も、こうした大規模かつ継続的な統計分析の一環として算出されたものであり、一時的な話題性のために作られた数字ではない、という点は押さえておきたいポイントだ。これほど大規模な統計プロジェクトが、日本の順位低下という結果を示したことも、この予測が国内外で大きな注目を集めた理由のひとつになっている、と考えられる。

この予測は、喫煙率や肥満、医療アクセスなど250もの要因を分析したうえで算出されている。単純な現在の平均寿命ランキングではなく、将来的な生活習慣や医療環境の変化まで丁寧に加味した、複合的な予測モデルである点が特徴だ。

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長寿の理由|地中海料理・オリーブオイル・GDP10%のヘルスケア投資

オリーブオイルと地中海料理をイメージしたイラスト

番組でも掘り下げられるとみられるスペイン長寿の理由は、大きく分けて食生活と医療制度の両面にあるとされている。ここでは、その代表的な要因を整理する。単一の要因ではなく、複数の要素が組み合わさって長寿という結果につながっている点が、このテーマの興味深いところだ。

地中海料理とオリーブオイル中心の食生活

スペインの食生活は「地中海料理」と呼ばれるスタイルが基本で、野菜・魚介・豆類を多く摂り、油脂はオリーブオイルを中心に使うのが特徴だ。動物性脂肪の摂取が抑えられ、抗酸化作用のある食材を日常的に取り入れる食習慣が、生活習慣病のリスクを下げる大きな一因になっているとされる。

地中海食の健康効果は、スペインで実施された大規模臨床試験「PREDIMED試験」(7,447名対象)でも裏付けられている。地中海食を実践したグループは、通常の低脂肪食グループと比べて心筋梗塞・脳卒中のリスクが約30%低減し、糖尿病の発症リスクも約4年間の追跡調査で約40%低下したと報告されている。オリーブオイルへの世界的な注目は、1960年代の「7カ国研究」でギリシャ・クレタ島の長寿が報告されたことがきっかけだったとも言われている。

PREDIMED試験のような大規模かつ長期にわたる臨床試験は、食生活と病気リスクの因果関係を検証するうえで非常に信頼性の高い手法とされている。単なる「体に良さそう」というイメージではなく、数千人規模のデータに基づいて効果が実証されている点が、地中海食が世界的に注目される理由のひとつになっている。

GDP約10%規模のヘルスケア投資

もうひとつの大きな要因が、GDPの約10%規模という手厚いヘルスケアへの投資水準だ。国民皆保険制度のもとで医療アクセスが広く確保されており、予防医療への注力も長寿を支える基盤になっているとみられている。食と医療、両方の土台がそろっていることが、スペインが長寿予測でトップに立つ理由として挙げられている。

シエスタと家族の絆も一因に

食事や医療制度以外にも、スペイン文化に根づく「シエスタ」(昼寝の習慣)や、家族・親戚との強い社会的つながりが、長寿を後押しする要因として紹介されることが多い。適度な昼寝は心身のリフレッシュに、強い社会的つながりはストレス軽減や精神的な健康維持に、それぞれ良い影響を与えると考えられている。番組でも、こうした生活文化の側面が取り上げられる可能性がある。

近年のスペインでは、都市部を中心にシエスタの習慣が薄れつつあるとも言われているが、地方や伝統的な家庭では今も根強く残っている。数値化しにくい「文化」や「人とのつながり」が、統計データに裏付けられた長寿予測を下支えしているという構図は、健康長寿を考えるうえで興味深い視点だ。

これらの要因は互いに独立しているわけではなく、複合的に絡み合っている点も改めて見逃せない。食生活が良くても孤独であれば健康リスクは高まるとされ、逆に社会的つながりが強くても不健康な食生活では長寿にはつながりにくい。スペインの強みは、こうした複数の要因がバランス良く揃っている点にあるといえそうだ。

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伊野尾慧はなぜ「建築アイドル」と呼ばれる?明治大学建築学科・二級建築士資格を調査

設計図とドラフター定規をイメージした建築アイドルのイラスト

今回のスペイン取材を担当する伊野尾慧さんは、“建築アイドル”という異名を広く持つ、Hey! Say! JUMPのメンバーだ。サグラダ・ファミリアという建築物の謎に迫る今回の企画は、まさにうってつけの人選といえる。アイドルとして活躍しながら専門分野を長年究めてきた経歴は、他のメンバーとは一線を画す個性として広く知られている。

明治大学建築学科をAO入試合格・ストレート卒業

伊野尾さんは1990年6月22日生まれ、埼玉県入間市出身。2001年にジャニーズ事務所(当時)に入所し、2007年9月にHey! Say! JUMPに加入した。デビュー当初から現在に至るまで、グループの中心メンバーの一人として長らく活動を続けている。アイドル活動と並行して2009年に明治大学理工学部建築学科にAO入試で合格し、芸能活動と両立しながら2013年に4年でストレート卒業している。さらにその後、明治大学大学院理工学研究科新領域創造専攻に進学し、2年で修了したことでも話題になった。学業と芸能活動を高いレベルで両立させてきた経歴が、”建築アイドル”という異名の土台になっている。

保有資格は「二級建築士」

伊野尾さんが保有する資格は二級建築士だ。一級建築士と混同されることがあるが、正確には二級建築士である点には注意したい。この資格を生かし、NHKの建物解体をテーマにした番組「解体キングダム」にも出演するなど、建築分野での活動を継続的に行っている。

「解体キングダム」でも建築知識を発揮

「解体キングダム」は、普段は見られない解体現場に潜入し、日本が誇る職人技に迫る番組で、2023年4月からレギュラー放送されている。伊野尾さんは、一級建築士試験に合格した俳優・田中道子さんや、元K-1王者の魔裟斗さんらとともに出演しており、2026年2月には堂本光一さんとともにNHK BSで帝国劇場の解体現場に密着する回にも出演した。建築への強い関心は、こうした継続的な活動からも十分にうかがえる。

建てる過程を学ぶ建築学科出身でありながら、壊す過程に密着する「解体キングダム」への出演は、一見すると対照的にも思える。しかし、解体現場では建物がどう組み立てられていたかが逆説的に見えてくるため、建築を学んだ伊野尾さんにとっては、むしろ専門知識を存分に活かしやすい現場だといえるだろう。

アイドルとしての活動を続けながら、建築という専門分野でも第一線の知識を発信し続けている伊野尾さんの存在は、今回のサグラダ・ファミリア取材においても、単なる観光紹介にとどまらない専門的な視点をもたらしてくれることが期待される。建築を学んだ本人の目線で語られる”2026年完成の誤解”は、他の紀行番組とは一味違った説得力を持つはずだ。放送当日はぜひ注目してほしい。

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サグラダ・ファミリア”2026年完成”は誤解?実際に完成したのは「イエス・キリストの塔」

サグラダ・ファミリアの塔のシルエットをイメージしたイラスト

「サグラダ・ファミリアは2026年に完成する」という情報を耳にしたことがある人は多いはずだ。この”2026年完成”には誤解が含まれており、番組でもこの点が扱われる可能性が高い

完成したのは主要塔「イエス・キリストの塔」

2026年6月10日、建築家アントニ・ガウディの没後100年にあたるこの日、教皇レオ14世を迎えて「イエス・キリストの塔」の盛大な祝別・落成式が執り行われた。塔の高さは172.5mで、十字架の最終設置は2026年2月に完了している。

この落成式に臨んだ教皇レオ14世は、2025年5月8日に就任した、史上初のアメリカ出身の教皇だ。シカゴ出身で、聖アウグスチノ修道会出身者としても初の教皇就任という、非常に話題の多い人物でもある。そうした注目度の高い教皇を迎えての落成式だったことも、この完成が世界的なニュースとして大きく報じられた理由のひとつになっている。

ガウディの没後100年という節目と、就任から間もない新教皇の来訪が重なったことで、2026年6月10日という日付は、サグラダ・ファミリアの歴史においても特別な1日として記憶されることになりそうだ。世界中の主要メディアがこの落成式を大きく報じたことも、”2026年完成”という言葉だけが独り歩きしてしまった一因といえるかもしれない。

この塔が完成したことで、サグラダ・ファミリアは2025年10月にドイツのウルム大聖堂を抜き、すでに世界一高いキリスト教の教会となっていた記録を、さらに確固たるものにした。ただし、これはあくまで”主要塔”の完成であり、建物全体が完成したわけではない、という点が今回の”誤解”の核心部分だ。

建設資金は寄付と入場料のみ

サグラダ・ファミリアのもうひとつの特徴が、政府や公的機関からの補助金を一切受けず、市民や信者からの寄付と入場料収入だけで建設が進められてきた点だ。年間480万〜490万人規模の訪問者が訪れ、その入場料収入の半分以上が建設費用に直接充てられているとされる。140年を超える建設が可能になった背景には、こうした市民参加型の資金構造があるといえる。

この資金構造は、サグラダ・ファミリアが本来「贖罪教会」として、市民・信者からの寄付を前提に計画された建物であることに由来している。観光地としての側面が強く注目されがちだが、根底には信仰と地域の人々の協力によって支えられてきた歴史がある。世界中から集まる観光客の入場料が、結果として建設を後押ししているという構図も興味深い、と言えるだろう。

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サグラダ・ファミリアの本当の完成はいつ?残る工事と2030年以降の見通し

建設中の足場とクレーンをイメージしたイラスト

「イエス・キリストの塔」が完成した後も、サグラダ・ファミリアの工事は続く。建物全体の完成は、2030年代半ば、具体的には2034〜2035年ごろになる見通しとされている。

残る工事は「栄光のファサード」

サグラダ・ファミリアには3つのファサード(正面・側面の外壁装飾)があり、東側の「生誕のファサード」と西側の「受難のファサード」はすでにほぼ完成している。この2つは対照的なデザインで知られており、生誕のファサードは植物や動物のモチーフを盛り込んだ曲線的で優美な意匠、受難のファサードはイエスの苦悩を表現した直線的で無骨な意匠になっている。同じ建物の中に、これほど対照的な表現様式が共存している点も、サグラダ・ファミリアが世界中の建築ファンを惹きつける理由のひとつだ。残るのは南側にある最後の「栄光のファサード」と、それに付随する4基の塔だ。イエス・キリストの塔の完成後、この最後のファサードをはじめとする残りの建設・装飾工事に本格的に取りかかっている段階にある。

ファサード 方角 状態
生誕のファサード 東側 ほぼ完成(曲線的で優美な意匠)
受難のファサード 西側 ほぼ完成(直線的で無骨な意匠)
栄光のファサード 南側 未完成(現在建設中)

1882年3月19日、当初は建築家ビリャールの設計によるネオ・ゴシック様式の教会として着工したが、翌年からアントニ・ガウディが設計を引き継いだ。生前のガウディが実現できたのは地下聖堂や生誕のファサードなど、全体の4分の1にも満たなかったとされる。着工から144年以上という長い建設史を持つサグラダ・ファミリアだが、当初は「完成には300年かかる」ともいわれていた。近年の技術進歩により工期が大幅に短縮された結果、2026年の主要塔完成、そして2030年代半ばの全体完成という具体的な見通しが立てられるようになった、という経緯がある。

ガウディ自身は、生前「私の依頼主(神)は、急いでいない」という言葉を残したと伝えられている。100年単位の時間をかけて完成に近づいてきたこの建築物が、ついに主要塔の完成という大きな節目を迎えたことは、建築史における特筆すべき出来事だといえるだろう。

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よくある質問(FAQ)

Q1. 世界で開け!ひみつのドアーズ スペイン特集はいつ放送?

A. 2026年8月19日(水)午後7:30〜午後8:42、NHK総合で拡大版として放送される。MCは相葉雅紀さん、現地取材は伊野尾慧さんが担当する。通常回よりかなり長い特別編成だ。

Q2. スペインが2040年に長寿世界一になるというのは本当?

A. 英医学誌ランセットに掲載されたIHME(米ワシントン大学)の研究による予測で、2040年にスペインが85.8歳で1位、日本が85.7歳で2位になるとされている。あくまで250の要因に基づく予測であり、確定した未来ではない点には留意したい。3位はシンガポール、4位はスイスと予測されている。

Q3. 伊野尾慧さんはなぜ建築アイドルと呼ばれる?

A. 明治大学理工学部建築学科をAO入試で合格し2013年にストレート卒業、大学院も2年で修了。二級建築士の資格も保有しており、建築分野での知識と活動歴が異名の由来になっている。1990年6月22日、埼玉県入間市生まれ。

Q4. サグラダ・ファミリアは2026年に完成するの?

A. 2026年に完成したのは主要塔「イエス・キリストの塔」(高さ172.5m)のみ。「栄光のファサード」など残りの工事があり、建物全体の完成は2034〜2035年ごろの見通しとされている。着工から140年以上を経てもなお建設中だ。

Q5. イエス・キリストの塔はどのくらいの高さ?

A. 高さ172.5m。2025年10月にドイツのウルム大聖堂を抜き、世界一高いキリスト教の教会となった。2026年6月10日には教皇レオ14世を迎えて落成式が行われ、世界中で大きく報じられた。

Q6. サグラダ・ファミリアの建設費はどこから出ている?

A. 政府や公的機関からの補助金は一切なく、市民・信者からの寄付と、年間480万〜490万人規模の訪問者による入場料収入で建設が進められている。入場料収入の半分以上が直接建設費に充てられているとされ、観光客の来訪自体が建設を後押しする構図になっている。

Q7. 「世界で開け!ひみつのドアーズ」はどんな番組?

A. 2026年4月からNHK総合で放送されている海外紀行番組。日本のメディアでほとんど紹介されたことのない場所を掘り下げるのがコンセプトで、司会は相葉雅紀さん、レギュラー出演は井桁弘恵さん、ナレーションは木村昴さんが担当している。エクアドルやパラグアイなどの回もある。

Q8. スペインの基本情報は?

A. 首都はマドリード、人口約4,856万人、面積は日本の約1.3倍。第二の都市バルセロナは年間3,000万人以上が訪れる観光都市で、世界遺産のガウディ建築群でも知られている。マドリードはヨーロッパ第4位の大都市であり、国のほぼ中央に位置する。

Q9. 地中海食にはどんな健康効果がある?

A. スペインの大規模臨床試験「PREDIMED試験」(7,447名対象)では、地中海食実践グループで心筋梗塞・脳卒中のリスクが約30%、糖尿病の発症リスクが約40%低下したと報告されている。野菜・魚介・オリーブオイルを中心とした食生活が特徴だ。

Q10. サグラダ・ファミリアの3つのファサードの違いは?

A. 東側の「生誕のファサード」は植物・動物のモチーフを盛り込んだ曲線的な意匠、西側の「受難のファサード」はイエスの苦悩を表現した直線的な意匠。この2つはほぼ完成しており、南側の「栄光のファサード」のみ未完成で、現在も建設が続いている。3つのファサードそれぞれに込められたテーマの違いも、実際に訪れた際の見どころのひとつであり、写真映えするポイントでもある。着工から現在まで140年以上の歳月が流れている。

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まとめ:”長寿の秘訣”と”2026年完成”、2つの誤解されがちなスペインの話

『世界で開け!ひみつのドアーズ』スペイン特集は、一見バラバラに見える「長寿大国スペイン」と「サグラダ・ファミリア」という2つのテーマを扱っているが、実はどちらも”世間で広まっているイメージと、実際のデータ・事実にズレがある”という共通点を持っている。

長寿予測は、地中海料理やオリーブオイルといった食文化のイメージだけでなく、GDPの約10%というヘルスケア投資の規模や、250項目にわたる分析データに裏付けられた、思った以上に本格的な研究結果だ。一方でサグラダ・ファミリアの”2026年完成”は、正確には主要塔である「イエス・キリストの塔」の完成であり、建物全体が完成するのは2034〜2035年ごろとまだ先の話になる。

建築アイドルと呼ばれる伊野尾慧さんが、このサグラダ・ファミリアの”誤解”にどう迫るのか、そしてスペインの”長寿の秘けつ”の現場をどう伝えるのか。放送当日は、この記事で紹介した背景知識を踏まえて見ると、番組の内容がより深く理解できるはずだ。

興味深いのは、この2つのテーマがどちらも「時間をかけて積み上げてきたもの」という共通点を持っている点だ。長寿予測は250もの要因を分析した緻密な研究の積み重ねであり、サグラダ・ファミリアは144年におよぶ建設の歴史そのものだ。一過性の話題ではなく、長い時間軸で見なければ本当の姿が見えてこない、という点が、この2つのテーマに通底するスペインらしさなのかもしれない。

地中海食もシエスタも、サグラダ・ファミリアの建設も、いずれも一朝一夕には生まれなかったものばかりだ。「長寿の秘訣」も「2026年完成」も、表面的な言葉だけを追いかけると本質を見誤ってしまう——今回のスペイン特集は、そうした”急がば回れ”的な教訓を、期せずして視聴者に伝えてくれる企画になっているのかもしれない。

番組を見た後に改めてこの記事を読み返すと、放送で語られなかった数字の背景や、サグラダ・ファミリアの完成に至るまでの経緯がより立体的に理解できるはずだ。8月19日午後7時30分から午後8時42分、拡大版でのスペイン特集をぜひチェックしてほしい。

同じ時期に放送されたTV企画の記事もあわせてチェックしてほしい。同じくHey! Say! JUMPのメンバーが活躍する【千鳥かまいたち】サーティワンイメージキャラクター山田涼介が参戦!超高級かき氷はいくら?江戸東京博物館の人だかりの理由も、”移住”というテーマで通じる【ナゼそこ?】累計100万部作家はらだみずきはなぜ群馬の山奥へ?借金3億円82歳男性の再生物語も、そして地方の魅力を掘り下げた道の駅グランプリ2026記事も人気だ。

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