祥平そっちに行くんかーい!となった本編「グランメゾン東京」の5話。
その裏話と言いますか…祥平の心理描写がしっかりと描かれている「グラグラメゾン❤東京」も5話が配信されました!
今回もネタバレと感想を交えながらまとめて行きたいと思うのですが、今回の「グラグラメゾン❤東京」は筆者の手がなかなか動いてくれませんでした。
なぜなら祥平のグラグラと揺れる男心を楽しく書ける~って次元じゃなかったから!
ただただ苦しく切なく祥平の抱えたいたモノが大きく…そして美優と松井の決意も含め、目から何やら流れてくるじゃないですか!
しかし!gakuに行くことになった祥平や過去へのケジメ、書くしかないです!いや書きたい!今回もネタバレや感想を届けさせてください♪
グラグラメゾン東京ネタバレ!
先週の4話は、カオスで大騒ぎだったフレンチ店だけで終わってしまった「グラグラメゾン❤東京」
5話はどうなったのか?ネタバレ含め書き出していきます♪
ホテルレストランを辞める祥平の決意
総支配人室と書かれた部屋から出て来る祥平(玉森裕太)の姿で物語は始まりました。
深い溜め息を吐き、物憂げな表情で足を踏み出したところに、小太りのマネージャーが寄って来て『聞きましたよ~辞めちゃうんだってね~勿体ないな~』と噂好きのおばさんの如く喋りかけるが祥平はスルー。
“長年勤めたホテルレストランのシェフを辞める…というより都議会議員の大物・美優(朝倉あき)の父に『グランメゾン東京に関わるな』と強く言われていた事を破りクビになった…が正解かもしれない”
しかし祥平の気持ちは晴れやかだった。
3年前、パリのエスコフィユで起こったあのナッツ混入事故、あれは祥平のミスだった事が判明。
それをこれまで3年間、誰もが尾花夏樹のせいだ!と思い込み、罵り、二つ星シェフを葬り尾花を落ちぶれさせていた。
言い出せない事がどれほど祥平の心を蝕んでいただろう?
それが今!“自分が抱えた過去の過ちに、やっとケジメがつけられる!”
そう心の中で語る祥平の顔は、清々しく前向きだった。
しかし…恋人の美優はどうなる?
美優のからっぽの心
─1ヶ月前─
『今日も帰り遅いの?』とメールした後、祥平は返事を寄越さずに部屋にも帰ってきていなかった。
それでも気丈に振る舞い祥平と同じ勤務先のホテルで、コンシェルジュとして笑顔を保っている美優。
1人で出勤し1人で帰宅する…少し前は祥平と一緒だったのに。
普段は料理なんてしないはずの美優が、祥平が居なくなってからというもの…
美優が祥平の分も作り置きしていた。
やめてー本当に切なくなっちゃう!またBGMも凄く物悲しげで余計に涙を誘います!
鳴らないスマホのメール画面を開きっぱなしで、ずっと祥平の連絡を待ってる美優が本当に居た堪れない。
『1人で食べてもぜんっぜん美味しくないや…』と自嘲しているそんな時、美優の父から電話があり2人は呼び出される。
グランメゾン東京を手助けしたり手伝った事がバレて『美優とは別れてもらう。グランメゾン東京と関わった自分を恨め!』と美優の父にピシャリと言われる。
ここが行動を起こすタイミングだと思ったのか?祥平はグランメゾン東京に出向き、全てを話そうと決意する…過去の過ちを。
しかしそこへ美優もやって来てしまい、尾花に『全部あなたがめちゃくちゃにした!!』と大騒ぎになった!
なんとか祥平は美優を連れ出し、外で落ち着かせてから「なんであんな事した?」と聞くと美優は『だって祥平くん何も話してくれないし、パパに“別れろ!”って言われても否定もしてくれないし…』
『そんなにエスコフィユの人達が大事なの?尾花さんのことだって!』
激昂する美優とは反対に祥平は、静かに申し訳なさそうに「ごめん」と謝る。
「俺は俺なりにケジメをつけなきゃならない事があるんだ。待ってて欲しい!ケジメ着けたら連絡する…必ず!」
そんなやり取りがあり、からっぽでも美優は待ち続けているのだった。
ほっこり後輩に助けられる祥平
いっぽう祥平は、後輩シェフの真島・高杉(かが屋)が2人で暮らす部屋に転がり込んでいた。
ちょいちょい料理長様ともあろう御方が、後輩2人でシェアしてる部屋に転がり込む~?まったくもって大賛成です!
このシーンだけが、今回5話の張り詰めた緊張感あるストーリーの中で、ほ~っこりさせてもらう事が出来たのだから♪
一瞬この玉森くんが祥平くんのもとへ降臨してて、ドキドキが止まらなかった#グラグラメゾン東京 pic.twitter.com/QLUaJjhF5Q
— 🍙 (@onigiri_0003) November 17, 2019
しかも!!ロックグラスの中の氷を指でカランコロン撫で回す祥平の指が、綺麗でしたという事は特筆しておきます!
話を戻しまして、後輩2人は、泊めてあげてんだから俺たちの話聞いてくださいよ~俺たち松井(吉谷彩子)さんが辞めてグランメゾン東京に行っちゃってから『松井さんのことが好きだって分かったんです!』
『これは恋!!…だ!!って』
祥平は口をパッカリ呆気に取られて「へぇ~~~」としか言えない(笑)そりゃそうだ!どうしてそうなった?高杉!特に君の場合は、蛯名さ~ん❤って嬉しそうに話しかけゲームしてたじゃないか!
でも恋だ!と自分で分かったようなので話を進めるとして…高杉・真島の2人は、とにかく1つだけお願いしたい事があるようです。
『松井さんに彼氏がいるかどうか聞いてもらえますか?』
筆者が、知らんがなと舌打ちしたくなるのはグっと堪えまして、祥平は渋々「彼氏がいるかどうか?松井に聞けばいいのね?」と承諾。
『はい!!』と元気よく返事をした高杉と真島だったが、もう少し聞いて欲しい事があったようで…『あと好きな男のタイプ、あと俺たちのことどう思ってたか?あと連絡先も聞きたいです。あと飲み会のセッティングとかもお願いします』
『あと、僕たちが平古さんを泊めてるってことも』ってどんだけ多いの!!
なんて楽しいシーンが少しでもあって良かった♪
美優とはギクシャクしたままだし、ホテルも辞める決意をした祥平だったが、グランメゾン東京へ出入りするようになってからは…。
“明らかに充実していた”。
フレンチに関わることが幸せな祥平
『ホテルのビュッフェの料理長がフェスの後片付けね~』
グラメ本編でもあったように、お客が来ないグランメゾン東京に、どうにかして利益を生むためフードフェスに出店するようになった。
グランメゾン東京の一員となった松井とも毎日のように顔を合わせ、今は仲良くフェスで使った器具の洗い物をしている。
『ホテルの時とは全然違う。すっごく楽しそう。本当にフレンチが好きなんですね』と松井に言われると祥平は「分かんないけど、ずっと見てたお前がそう思うんなら、そうかもな」と返事した…ら!!
松井はものすごーく真剣に考え込んでしまって、自分は平古シェフをずっと見てた?平古シェフも気付いてた?なんて思ってるのかアタフタと洗い物を始める。
『べ、べつに平古シェフのことずっとなんか見てないですからね』
王道か!ツンデレ王道なのか?そんな松井に1ミリも気付かない祥平は更に!「なぁ松井、松井ってさ今彼氏いんの?」
ガラガラガッシャーン!
最高にわかりやすっ!松井は洗おうとしていた器具を落とす(笑)
松井…そっか…うんうん、祥平のこと好きなんだね♪
そんなグランメゾン東京での日々は、祥平にとってあっという間に過ぎて行く。
“何度も何度も試作を重ね、最高の一皿を作り上げる。フレンチのシェフにとって、こんな当たり前のことが幸せなんだと思い出すことが出来た”
祥平にとってフレンチとは?幸せを感じることの出来る切り離せないモノなのかもしれない。
しかし祥平は“ここへ来た本当の目的を忘れてはいけない。ケジメを着けに来たんだ”
スリースターズの名前で出店していたフードフェスで、盛り返しを見せたグランメゾン東京の売上と人気だったが、コンタミ事件の事を蒸し返され一気に評判が地に落ちる。
やはりいつまでも尾花=悪と蒸し返されてしまう事に、祥平は心を痛めていた…と同時に早く本当のことを言わなければと焦る。
丹後が鋭く気付くナッツ混入事故の犯人
そんな中でgakuの丹後が祥平の前に現れ『祥平お前なのか?3年前のナッツ混入事故の犯人』と言ってくる!
丹後は、祥平の尾花への関わり方を見てきて感づいてしまった。
そして祥平は、いよいよナッツ混入事故の犯人は俺だと告げ、フレンチの世界からも去ろうと覚悟を決める。
“でも…”と祥平の心の声はここで途切れた。でも…祥平は何を思うのか?
思い悩む祥平はそのままですが、場面は変わりグランメゾ東京からの帰り道…松井が祥平に声をかけてきた。
『フレンチ辞めないっすよね?…でも平古シェフが決めたことなら、あたしがとやかく言うことじゃないっすよね』
祥平が苦々しい表情をしたまま言葉を発せないでいると、松井はグランメゾン東京へ戻って行く。
そこへ「待ってて欲しい」と言ったまま連絡をしていなかった恋人の美優が現れる。
美優の決意と松井の決意
「美優、どうして?」『ちょっと祥平くんに伝えたい事があって来ちゃった』
ここからの2人は本当に涙なくして見れません!
美優は、祥平と離れている間にいっぱいいっぱい考えました。
たくさんたくさん考えました。
だから『ごめんなさい!』とまず謝罪する美優、驚く祥平。
美優は言葉を続け『あたしいっつも自分の事ばっかりで祥平くんの気持ちなんて考えようともしなかった』
『で、いーっぱい考えた!結局いまの祥平くんの気持ち…全く分からなかった』
一生懸命に本音を話す美優を、祥平は愛しそうに苦しそうに見つめる。
『分かったことは、私が祥平くんのことが、凄く好きなんだって…こと』
みっともないくらい好きで、地球上のどんなモノより大事なんだって涙をこぼしながら伝える美優。
そんな美優の、何があっても祥平のことが好きだ!という決意とも取れる告白を、松井は店には戻らずに近くで見ていた…。
更に美優は『私の独りよがりで大事な人を失くすのはヤダなって…だから私…信じることにした!祥平くんがケジメを着けるまでって言うなら待つ!』
少しお嬢様でわがままで酒乱なとこもあるけれど、ここまで必死で正直な美優を、ここまで自分を想ってくれている美優を、祥平は大事そうに見つめながら口を開く。
「同じだよ」
「俺も自分の事ばっかで…。本当のこと言ってフレンチ辞めればケジメを着けられるって思ってたけど、それは俺の独りよがりで」
「そんなこと全部!尾花さんは分かってて、その上で…“平古祥平の料理には、人を動かす力がある!”」声を途切れさせ涙を堪えながら言う祥平。
次の言葉が中々出てこない祥平は、涙が零れないように時々天を仰ぎながら、尾花に言われた時の気持ち…そして今の気持ちを自分で噛み締めなんとか続ける。
「“フレンチ辞めんじゃねーぞ!”って……言ってくれたんだ」
目に涙をいっぱい溜めながら「あの人はそんな過去より、ずっと未来見てたんだ。だから俺はフレンチを」と言いかけた祥平を遮り美優は…
『あたしは、祥平くんのやりたい事をやるのがいいと思う!』と言った。
出会った頃のような何かに真剣に打ち込む祥平くんがいいと。
祥平は救われたように「俺も三つ星…目指しても…いいのかな?」と消えそうな声でつぶやくと美優は、ただただ泣きながら頷いていた。
そんな2人を死角から見ていた松井は、淡い恋心を自分で消滅させるかのように『頑張れ、本気出せ、祥平!』と小さくエールを送り寂しそうにその場を去って行った。
松井、きっといい人がすぐに見つかるよ♪アンタ結局いい子だったじゃん!
祥平と美優、そして松井との三角関係は、これで終わっちゃうのかな?なんて筆者の寂しさはよそに…祥平は新たな第一歩を踏み出した!
祥平、いざgakuへ!
さぁ!!本編でも最後にあったシーンがやってきました!
祥平が丹後の誘いに乗り、gakuのスーシェフに!
「丹後さん、改めてよろしくお願いします!」
『ああ、俺たちでフレンチを変えよう!』と強く握手を交わす2人。
祥平の表情は、何かを捨てそして何かを得て、憑き物が落ちたかのように凛々しくなっていた!
ここまでが「グラグラメゾン❤東京」の第5話でした!
「グラグラメゾン東京」5話感想!
今回のグラグラメゾン東京5話は、本編よりも泣きました。
本編のグラメでも祥平は見せ場があり、ナッツ混入事故の核心に迫った回でしたが、その裏側の祥平の深層心理が丁寧に描写されていて、本編とは違った形で涙腺が緩む!
Paraviでしか見られないのが勿体ない!!
更に、離れてギクシャクしていた祥平と美優の葛藤や、お互い好きなのに自分を優先してしまう正直な告白と、それで深まる本当の愛情。
美優が一生懸命に泣きながら伝える姿や、それを愛おしそうに感化されて涙ぐむ祥平が苦しく切なかったです♪
かが屋のお2人が登場するシーンは、ほっこりさせてもらって楽しかった!
尾花夏樹、さすがのフレンチエキスパートであり天才、祥平の苦しみもわざと軽くあしらい、前を向け!って言ってるようでしたね!
祥平は、尊敬しているからこそ、対等にぶつかりたいからこそ、gakuへ行ったんだろうな~。
しかし!コンタミ事件の犯人だという事を丹後は知っているけど、江藤オーナーは知らない?どうなっていくんでしょうね♪
最後に1つだけ確かな事として言えるのは…
https://twitter.com/72mi1_y/status/1196277677428072448玉森くん超カッコよかったってことです!
まとめ
今回も長々とグラグラメゾン❤東京のネタバレ感想を書かせて頂きました!
本当に苦情が出るレベルで、本編にちゃんと入れてー!ってなりそうな面白い内容です♪
最初から重苦しい空気で見ているのが辛いシーンもありましたが、そうこなくっちゃ!ドラマは!って思い楽しませてもらってます。
グランメゾン東京も熱く面白い!今後もグランメゾン東京 VS gakuが楽しみです♪
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